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これからパズル&ドラゴンズを始めるすべての人たちへ

いよいよ明日にせまった……というか書いてる内に当日来ちゃったパズル&ドラゴンズの「鬼滅の刃コラボ」

今なお伝説を生み続けている「鬼滅の刃」とのコラボですから、
コラボ開催に伴い多くの新規、復帰プレイヤーのパズドラへの流入が予測されます。
というわけで、本記事はそんなルーキーとリベンジャーたちに向けた
「パズル&ドラゴンズ」の紹介とメッセージになります。
コラボに合わせてアプリをインストールしたけれど、一体これからどうしたらいいのかわからないそこのアナタ。
どうぞ参考にしてみてください。

そもそもパズドラってどんなゲームよ?

2012年よりサービスを開始したスマートフォンアプリ界の古株ゲームです。
今年でサービス8年目を迎えてなお(一度死にかけましたが)セールスランキング上位の常連になるなど未だその勢いと話題性は衰えず、
特に直近は新キャラや新イベントが全く盛り上がらない一方、
「他のゲームに先んじて消費者庁とコラボ」
「ガチャ100連無料配布するも”ゴミガチャ"がツイッタートレンド入り」
「短期間で2度の類似バグを発生させる」
「2回も上方修正されたキャラを誰も使ってない」
など、この期に及んで運営8年目とは思えないほどの不備、不祥事の乱発が界隈を大いに盛り上げました。

こういったスマホゲームにおいて切っても切り離せないのものに「ガチャ」があります。本作ももちろん課金の中心はガチャです。
ガチャシステムにおいても本作は実に個性的な動きを見せており、
他の多くのゲームが導入する覚醒システムや装備とキャラの分割といった搦手、あるいはレアリティ別確率設定による実質的な絞りといった狡からい手に頼りません。
本作の集金方法はいたってシンプル。他のゲームがやろうともしなかった「単純にガチャ単価を増やす」という方法です。もちろん今回の「鬼滅の刃」コラボガチャも堂々の値上げ価格での提供になっております。

また、こちらも半ばスタンダードとなった「コラボ商法」を早い段階で取り入れております。
パズドラとのコラボといえば、かの「曲芸師騒動」が非常に有名ですが、それ以外にも「コラ画像のセリフを本物と勘違いし採用」「解析ですでに知られていたバグをコラボ開始後にメンテ」さらにごく最近では「まったく別のコラボを当て馬にして新規コラボの印象操作を行った疑惑」など、コラボに関する数々の不祥事を起こしているために、多くのプレイヤーから「パズドラと好きな作品がコラボして欲しくない」との声が挙がっているゲームでもあります。

パズドラをやるために必要なもの

本作を始めるうえで必要なもの、不要なものは以下の通りになります。

最低限必要なもの
アプリ本体
端末(iOS端末を推奨)
PDC
アプバンのデータべースアプリ
サブ垢とそのための端末
ツイッター環境
1日最低3時間のプレイ環境

できれば用意したいもの
パズドラバトル
定石メーカー

いらないもの
パズルの腕(プロ志望除く)

以下解説

・アプリ本体
さすがに説明不要。ゲームアプリとしてはかなり軽量なほうですが、念のため容量はしっかり確認をしましょう

・端末
こちらも説明は不要だと思いますので、なぜiOS端末(iPhoneかiPad)がおすすめか解説します。
一言でいえばAndroid系の端末だとパズル中に動作不良を起こすことがあるためです。特に指を素早く動かしているといきなり処理落ちして変な動きになったり、想定と違う動きになったりすることが多々あります。これが本当に端末との相性次第で、さほど影響が出ないものもあれば(Xperia系は結構安定しているっぽい)ゲーミング機でもカクカクになったという報告もあったりで、とにかく不安定。対してiOSはよほど古いものでない限り滑らかに動きます。パズルミスでイラつく羽目になることを考えるとやはりiOSがおすすめです。

・PDC ダメージ計算
知らない方に説明しますと、正式名称は「Puzzle Damage Calc」。
パズドラのパーティとパズルの結果を設定すると敵へのダメージ量を計算してくれる優れたアプリです。一部ダンジョンでは逆に攻撃に耐えられるかも計算してくれます。
パズドラは原則敵をワンパンするゲームです。というか仕留めそこなったら大抵はイコール負け。というわけで事前に計算して事故を防止するのがセオリー。
というか手札が限られた状態での高難度ダンジョン攻略はパズドラ本体よりこっち触ってる時間が何倍も長いとかザラ。実質こっちが本体といっても過言ではないかもしれません。

・アプバンのデータベースアプリ
PDCはパーティ編成補助のツールなのですが、ほぼ唯一と言っていい欠点として「スキルによるモンスター検索ができない」という問題があります。無論パズドラ本体にもそんな便利機能は現状実装されていません(それどころか未だに使い勝手はPDC以下という体たらく)。というわけでそれを補ってくれるのがこちらのアプリ。タックスむばらい……もといマックスむらいの会社が作ってる公式DBなのですぐわかると思います。ダンジョンのデータもみられるので中々便利。
かつては「パズガイド」「DadGuide」というより便利な非公式アプリがあったのですが、前者はパズドラの凋落に伴い更新停止。後者は隠しキャラをネタバレしたため公式の手で削除されました。客の利便性より自身の利益を優先するあたりが実にパズドラ運営らしい。

・サブ垢とそのための端末
主に素材をシェアしたりフレンドを確保したりするのに使います。
機種変前の古い端末をWi-Fiで動かすのが理想。自宅Wi-Fiがない方は残念ですが複数台契約するか親兄弟に縋り付きましょう。
用途を詳しく書くと以下の2つ。
素材集めの効率化
マルチプレイをすることでダンジョン挑戦スタミナ消費が半分になります。加えてサブ垢の分の素材をトレード機能でメイン垢に輸送することで、①と合わせて単純計算で4倍の効率で素材を集められます。
最近は廃人向けのソロ周回も充実していますが、一般人にはやはりこれがもっとも効率的だと思われます。というかそもそも素材集めの作業プレイを数回するだけで行動不能になるスタミナ効率がおかしいのですけれども。
③フレンドの確保
パズドラのフレンドシステムは端的に言って時代遅れの欠陥品です
。特にここ数年はモンスターのカスタマイズ性が上がったり、異なるリーダーどうしを組み合わせたパーティが増えた影響で、生殺与奪以前に下手するとまともに遊ぶ権利すらフレンドに握られるなんてことがザラ。
運営もこの欠陥機能を改修する気は皆無で、フレンド枠も自前でそろえる以外に解決策がないのが現状です。少しでも安くフレンドを確保するために、サブ垢の分もガチャを回しましょう。

・ツイッター環境
パズドラの最新情報が最初に告知されるのは原則公式ツイッター、またはプロデューサー山本大介氏の個人ツイッターになりますのでそれ用に。前者はともかく後者は知らない人からしたら意味不明かもしれませんが事実だから仕方ない。アプリ内告知や通知は8年たってもわかりにくいと評判なので下手したらイベントが知らないうちに終わってたなんてことになりかねません。ちなみにプレイヤーもツイッタラーがたくさんいますが基本全員異常者なので近づかないほうが無難です。

・一日最低3時間のプレイ環境
パズドラは他のソシャゲ同様「周回ゲー」の側面が強いのですが、そのくせ運営は周回における便宜を全く図る気がないのでとにかく1回のプレイに時間がかかります。ちょっとした暇つぶしみたいな本来のスマホゲー需要なんか完全無視。そのうえ始めたばかりだとランクアップによるスタミナ回復が延々続くのですが、パズドラは課金アイテムによる回復以外スタミナ上限突破がないのでスタミナの希少度が高い高い。というわけでそんなスタミナを使い切るためには一日これくらいの時間が必要になりますよ、という感じ。

・パズドラバトル
パズドラと連動して素材やダンジョンが手に入るGPSゲーム。
バッテリー食うわエンタメ性皆無だわで正直言って触ってて一ミリも楽しい要素はないのですが、パズドラ本体では大量に使う素材がボッタクリ価格でしか手に入らないとかザラなので、それを無料で集める上ではかなり有用です。
こっちでも一応対戦ゲーができますが、運営のやらかしで猛烈に過疎ってる上に生き残りは狂信者が大半で無課金だと碌に勝てないのでやらなくていいです。たまに貰える課金アイテムは全部位置情報のリセットに使うのがベスト。

・定石メーカー
ブラウザ上で動くパズルのシミュレーター。スマホで使いづらいのがネックですが、原則時間制限がないゲームなので無限にシミュレートできるのは結構便利。とはいえここ数年は操作時間がコロコロ変わるせいで良くも悪くも出番がないですが。
あと、どうもiOSアプリで似たようなのがあるみたいですが(ダチョーさんというパズドラYoutuberが使ってる奴)私は知らないのでご存じの方は教えてくださるとうれしいです。

・パズルの腕
原則いらないです。いやマジで。

インフレで操作時間が伸びている一方で、当初からパズドラのギミックがパズル関係ない次元でしか作られていないというのが最大の理由。
たとえプロゲーマーの皆様のような100点満点中200点のパズルができようが、パーティ編成が70点くらいだとギミックにハマってまず負けます。90点くらいでようやく運否天賦といったところ。逆に私自身はどう高く見積もっても30点くらいのパズルの腕ですが常設ダンジョンは最新のもの以外クリアしてます。特殊なモンスターには【操作時間4秒固定】なんてのもいますので、そいつらをどうしても使いたいなんてマゾヒストなお方は別ですが、パズルの腕を磨く暇があるなら手札を増やすことにリソースを使いましょう。

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