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ベランダから見える桜

家の前に桜の木がある。
ちょうど今が満開で風が吹くと花吹雪。
騒音が気になっている今の賃貸物件だけども、桜の木が目の前にあるのは素晴らしい(他人の庭)。
淡いピンクと雨上がりの空は素晴らしい相性。
西向きの窓から午前中に見ると特に綺麗。

この文を書いている間にもサーっと風が吹き抜けて、桜の花びらが舞っていく。
ベランダにも入り込んでくる。
いい天気だ。

小さい頃、花見は退屈で嫌いだった。
母親の職場の花見に引っ張られて地元の城で夜桜を見た。

小学校にも校庭を囲むように桜が植えられていた。
そこの桜はソメイヨシノではなく、白い花びらをしていた。
小さいときには何も思わなかったが、それでも春の校庭で一斉に咲く花には迫力があった。

あとは、大学の卒業式で桜をバックに母親と写真を撮った。
新宿区と豊島区の境目にある面影橋。
ここは川沿いに桜が多数。
全く似合わないスーツを着て、はるばる田舎から卒業式にために東京までやってきた母親と記念に撮った。

社会人になってからは、千鳥ヶ淵。
東西線沿いで勤務していたので、春にタイミングが合うと散歩した。
ここの桜も凄まじい。
夜はライトアップされていて夜のニュース番組でも中継されるが、やはり生で見るのはよかった。

あとは旅行で行った五稜郭。
千鳥ヶ淵が個人的一番の名所だと思っていたが、五稜郭もいい勝負。
桜が植えられていないスペースが存在しないのでは、と思うほどに囲まれる。
どこを見ても薄ピンク色。

残り何年桜を見ることができるのか。

桜のことばかり書いたけど、地面には桜に負けじと黄色の大きなタンポポも咲いていた。
これが綿毛になるといよいよGW突入という感じ。

あと数週間、とりあえずGWの長期連休を目指してぼちぼちやろう。

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