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滋賀県の湖東に行った件

三連休初日、カーシェアで名古屋から滋賀県に行った。
滋賀は琵琶湖のイメージしかなかったが、一日ぶらぶらできた(岐阜にも寄り道したが)。

はじめの目的地はランチ。
車に乗る前から近江牛に狙いを定めていた。
向かったお店はにぎわっており、30分程度の待ち時間。
「近江牛のひつまぶし」と「どて煮丼」をオーダーした。
ひつまぶしは赤身で牛の味そのものを味わえる。
タレも濃ゆくなくてちょうどよい。
どて煮丼は予想を超えて美味しい。
とろけるような脂の甘みが最高だった。
豚の角煮をグレードアップさせたような感じだった。
また、店員の接客も良かった。
チェーン店ではないのだろう、客の一歩二歩先を提案できる店員が多かった。
提供時にも頭を下げて挨拶するなど接客には力を入れている様子だった。


次は長浜鉄道スクエアへ向かった。
道中琵琶湖沿いに進む。
はじめて見た琵琶湖は広すぎて対岸が見えず、湖だからなのだろうか波が全く立たない穏やかな場所だった。
長浜は日本でも歴史のある鉄道路線らしい(確か3番目)。
当時の駅舎や設置されているSL機関車を見た。
機関車の運転席に入ったが、狭さや死角の多さに驚いた。
石炭を投げ込みながらこのような空間で運転するのはさぞ大変だろうと思った。
一般の人から募集した鉄道写真も飾られており、哀愁漂うものが多かった。
Sさん曰く、写真はタイトルが重要。


道路を挟んでお隣では梅の即売会がやっていた。
小さな梅はつぼみが多く、ただ少し綺麗な花を付けていた。
片手で持てるサイズで3000円程度だったこともあり、盛況だった。
買って帰りたい気持ちもあったが、手入れが大変そうだったので勢いで買うものではないと思った。
踏切ではJR西日本の新快速と遭遇して、ここが西日本であることを実感した。


そろそろコーヒーが飲みたくなってきたので、コーヒー屋へ。
Sさんが”浅煎り”で調べてくれた店に向かう。
コインランドリーの隣にある綺麗なお店。
8種類くらい豆があったが、結局エチオピアを頼んだ。
ナチュラルとウォッシュドのどちらが好きかはっきりしない。
今回はウォッシュドの方が好みだった。
香りを吸い込んだ瞬間リラックスできて美味しいコーヒーだった。
このレベルの店が近所にあれば十分である。

コーヒーの次は甘いもの。
近くにあった和菓子店に寄り道。
若松という店は期間限定の苺大福が人気らしい。
残り6個のところをゲットした。
苺の酸味と上品な白あんがマッチしていた。
伸びる大福の皮も美味しい。
一つ250円でも許せるクオリティ。

最後は温泉に向かう。
道中、関ヶ原を通過した。
確かに山に囲まれた地で、ここで戦いが起こるだろうという地形だった。
小早川の陣地の看板を横目に岐阜県の養老を目指した。
山の上にある温泉には直接は迎えず、駐車場からはマイクロバスで温泉に向かう。
往復でバスの待ち時間があるのは辛い。
特に帰りは待ち時間が長かった。
温泉は循環式で正直物足りない。
1分あたり50Lしか温泉が湧き出ないのであれば、個人の家レベルではないか。
眺めはよかったが、消毒の匂いも気になってしまった。
あと、露天風呂が熱すぎる。
43℃くらいはあった。
脱衣所も浴室も小さめ。
風呂上り、6歳くらいの児童が体を拭かずにポタポタ水を落としながら浴室から出てきた。
最悪だと思った。
これは大人の教育不足。
と思ったら父親も中途半端に濡れた状態で遅れて出てきた。
これでは靴下は履けない。
うーん、自分も小さいときはそうだったのかな。
いや、自分は父親からOKをもらうまでは浴室から出てはいけなかった気がする。


帰路に通過した愛西市は真っ暗で田舎だった。
名古屋から少し行くとこの暗さがあるのは好印象だが、地図を見ると車が無いと生活できない場所だった。

松のやを食べて家に戻る。
松のやの安定感とコスパは最高。
松屋フーズの株が高くて買えないのが残念。


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