わからなさ

午前の散歩が好きでずっと何年も続けています。歩きながら聴くラジオも楽しみで、時々気づきを与えてくれることがあります。
とある番組で「わからなさ」についてのトピックがあり、興味深かったので歩きながら考察してみました。

他者との比較にとらわれていると、今の自分に物足りなさを感じてしまいます。影響力のある何か（情報や人）のプールに浸ることで、共通認識による安心感を得ることはできますが、等身大の私が本当は何に喜びを感じるのかはわからないまま。根っこ（ルート）はぐらぐらと揺らいだままです。

「わからなさ」は自分の内なる旅に必要なものだと思っています。潜在的な声を聴く旅（insight）への切符。見つめる景色は呼吸です。
「わかる」はふっと降りてくる。
アナーキーラボの森本先生はこのことを「intelligence（知性）」だと教えてくれました。

心のことも体のことも「わかる」を自分の言葉で言語化できた時、根づいていくルートを自覚できると思います。

そんな私たち自身も旅の途中。ルート・リーディングを通じて共に歩いていければ嬉しいです。

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