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やる人とやらない人の差

まんトレ@心理学で人生を変える社長です!

よく聞かれることがあります。

今一つヤル気が出ない、

気が進まないことをさっさと片付けたい

そんな時、どうすればいいですか?と。

この質問に対する回答は、とってもシンプルです。

まずはやり始めてください、ということです。

完成させなくてもいいからやり始める。

それだけでいいんです。

セミナーなどでちょっとした作業をしてもらうことが時々あります。

例えば、手元にある紙を自分流にきれいに飾ってください。と言ったとしましょう。

皆さんの手元には、サインペンやシール、テープや色紙、糊、はさみなどを用意しておきます。

大人の人たちにそんなことを言うと、ちょっと怪訝そうにしている人がいたりします。

あとは、考え込んでしまう人。

いったい何をやらせようとしているんだ?と不安になる人。

自分はこういうの苦手だしなぁ、なんて不満を漏らす人。

反応はそれぞれです。

しかし、やり始めるとみんな真剣そのもの。

「はい、時間です!しゅーりょー」

と言ってもなかなかやめてくれません。

繰り返し、「終わりですよー」といってやっと手を留めます。

はじめは、誰一人

「うわー!こんなことやりたかったんだ!わくわく!」

なんて言ってる人はいませんでしたよ。

けど、やり始めると、ついつい夢中になるのです。

これはほかのことでも同じです。

皆さんも、嫌だなぁ、面倒くさいなぁ、と思うことで、やり始めるとついつい夢中になった経験、かなりあるはずです。

たとえば、掃除なんかがよくあるパターンですね。

台所掃除とか、トイレ掃除とか、なかなか大変そうですよね。

しかし、一回始めたら、汗だくになってもなかなかやめられない。

あ、もうちょっとやってから休憩しよう、いやここまでやったらもう少し・・・

と”ずるずる”続けてしまうこと、多いんじゃないでしょうか。

この感覚、面白いゲームとか、面白いテレビを見てるのとおんなじですね。

あとちょっと、あとちょっと、とそこそこ長い時間没頭して、気が付いたら「ああ、もうこんな時間だった!」ってなることが多い。

仕事だと気が付いたらあんなにやるのが嫌だった仕事に夢中になってやり終えちゃってた。とか

そうなんです。

一番確実なモチベーションアップの方法は、嫌でも何でも「はじめてみる」ということなんです。

しかし、どうも世の中では誤解されているようです。

ヤル気が出てから始める、というのですが逆なんです。

やり始めるからやる気がわいてくる。

新しいことを始めるときも同じです。

始める前はちょっと怖かったり、こんなことしたらどう思われるだろうか?時になったり、上手くいかなかったら嫌だなぁとか、大変そうだなぁとか思うわけです。

しかし、いざやり始めてみると、その時点でうれしくってにやけちゃうわけです。

新しいこと始めるって、結果が出てなくても、「新しいチャレンジをしてる自分」を実感するだけで嬉しいものでしょう?

だから、やるだけなんです。

やる人とやらない人の間には、明確な境目があります。

やらない人はいつまでたっても、その境目を飛び越えるのが怖い。

けど一旦飛び越えた「やる人」は「なーんだ、この程度の勇気でできるのか」と思ってしまうわけです。

その境目を飛び越えるか、飛び越えないか。

もしあなたが今その瀬戸際に立っているとしたら、ぜひ背中を押してあげたい。

なぜなら、そこには見たことのない世界があるからです。


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