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2024年1月前半

空気が澄んで気持ちよい元日。
10年ぶりくらい実家で過ごす大晦日からの元日だった。
そして日本全国が驚き心を痛めた元旦の夕方。
辰年、2024年は波乱に満ちるのだろうか。

20240101 Mon.

つつがなく元旦を迎えた。母と妹。
過去10年は2日夜から実家に来て、3日朝にいっしょにお節を食べていた。
久しぶりに実家で朝からお節。
前回元旦からお節を食べていた時には、父もいたような気がする。いやいた、2013年、11年前か。亡くなったのはそれから5年したとき。

CNNでニューヨークが新年を迎える瞬間を放映していた。日本時間14時。
タイムズスクエアに集まった人・人・人。2024年になると一斉にみんな歓声を上げて近くにいる恋人とキスをする。さすがニューヨーク、男女カップルと男男カップルにカメラズームした。
2024年になった途端に『蛍の光』、ふーん、日本だと2023年の最後に流すけど、新年になってから去っていった2023年を惜しむのか。意味は同じだけれど、体感的にかなり異なる。

何をするでもなく、一緒に行った旅行のことや祖父母や父のことなど3人でお喋りして何杯もお茶を飲んで過ごしていた。もう16時。
すると・・・
緊急地震速報、
能登半島。

NHKアナウンサーの尋常でないトーン、危険を知らせ避難を促す放送。災害報道のスタンスを変えたんだなぁ、より力を入れたんだねと話をしているうちに、2度目か3度目かの緊急地震速報の後には、ここ鎌倉にも揺ら揺ら長周期が来た。

能登半島はここ数年地震が続き、旅館などの宿泊施設は再建、また再建と修繕を重ねてきた。心折れそうになりながら、なんとか耐えている人達にとってこの地震は酷だ。津波、どのくらいの被害になるだろう。地震の被害、まだまだわからない。宿泊者は災難だと思うだろう、外国人が多いかもしれない。津波から避難したとして、外は寒かろう。どうやって夜を超すのだろう。

ここにもきっと来る。
地震、準備をしないと。
何が足りないだろ・・・
まずは気構え。
ある程度の物品は揃っている。

足りないのは、実家リビングの戸棚の耐震対策。

能登地震そのものの被害や津波の実態がわからないまま、地震は何度も発生。夕方には、なんと火事が起きた。

連想したのは2016年新潟県糸魚川の大火事。失火からだが丸一日以上燃えて飲食店など100世帯以上が燃えてしまった。この時は初期段階から多数の消防車および隊員が消火に当たったけれど、風の影響大で、飛び火したことも拡大した要因だった。

消火活動出来ているのか、遠くのカメラからはわからない。きっと木造家屋が多いところであろうから、もしかするとこのまま、かなり広い面積が燃えてしまうのではないか。

日本海側の風が強い地域特有の、木造建築で隣同士を接近して建てていたのではないだろうか。そうだとしたら簡単に延焼してしまう。一帯が大きな建物のようなものだから。

20240102 Tue.

能登地震の被害が、朝になって徐々に明らかになってきた。
火事は、能登の朝市場あたり一帯を焼き尽くしたらしい。

糸魚川のように、昭和の古い建物が全面的に燃え尽くされて、老いた店主たちは商売から身を引いて、新しい店舗を若い人達が切り開くことになるのだろうか。まさか、一掃するための燃やしっぱなしではないよね?と疑念が湧く。いやいや、そんなことはないだろうと頭の中で否定する。とにかく、事実として朝市をひらくあたり一帯が燃えてしまった。

地震は続くし、揺れによる被害が大きいことはわかるが、全容がわからない。県や市町村、国でも把握しきれていないのではないか。わかったことは、道路に亀裂が入り、一部は液状化し、つぶれた家も多数あり、ビルさえ横倒しにしたほどの大きな地震だったということだ。津波はどこまで来て、家屋や土地にどのような影響をもたらしたのだろう。

能登の海産物業、漁師、農家、林業、物販業、飲食店、旅館、民芸品店、漆器の漆職人・木工職人・塗師・蒔絵師・・・一体どうなっているのだろう。帰省した人が多いであろう元旦。能登へ帰省した人々にとっては災難だが、来てもらった老いた親御さん達にとっては若い人達がいて良かったのではないだろうか。災難に合わせてしまって申し訳ないという気持ちが尽きないものの、老夫婦だけとか一人だけよりも心強いはず。能登で働いていて、他県の実家へ帰省していた人もいるだろう。

能登は以前から行きたくて、まだ行けていない場所。


飲み食いばかりなので、散歩に出た。
家の周辺かつ、まだ歩いたことのない道や、反対に小さい頃の歩いた懐かしい道を選んで進むと、「カンッ、カンッ」と金属でもなく硬い音が聞こえた。あっ、羽子板で羽根つきしている。

門松や松飾を施しているところと、そっけない家とがある。もしかしたら人が住んでいるところだけ松飾があって、それ以外は空き家なのかもしれない。結構な数だ。

徐々に葛原が岡へ近づいていった。崖の上と下をつなぐ長い階段がある。ふだんこのあたりを通るのは夕方で、薄暗いときはちょっと怖い場所。片側は家があり、反対側は樹木や草が茂っている。今日はまだ昼間なので階段を上がってみよう。段数を数えているうちに結局わからなくなった。300段以上、320段くらいだろうか。

上へ登りきって民家と民家の間から住宅地が広がる南西方向を眺めると、私達が住んでいる場所は、谷が開けた河岸段丘にあることが見て取れた。そうか、ここは流れていた川がつくった地形なのかもしれない。もう50年くらい前から住んでいるのに、今気づく。そういうことかと。

実家の松飾り 今年はお米が残っている
近所のスズメはこれを食べずともどこかで食事にありつけているらしい


戻ってきて早めの夕飯を食べ始めるときに、何? 羽田で事故。どうやら事故発生から20分経過したところで報道を見ているらしい。はらはらしながらテレビを見ていると、1時間のうちに乗客全員が避難出来たことを知るに至る。海保の人はどうなのだろう。しばらくして1人脱出、5人安否不明と報道された。

日本に在住している、ほぼ全員がこの体験をしているのだろうな。
能登半島の地震、そして羽田の大きな事故。

何となく自分の新年が吹っとんだような気がしている。
事件に気持ちが持って行かれたというか。

海外ニュースが今日の最初の報道を始めた。そこは能登の地震がトップニュース、そしてハマスリーダーの殺害。数時間したら羽田のニュースも加わるだろう。

そういえば、初夢は初夢らしからぬ夢だった。
リアルというか、煩悩というか。
転職か部署異動をするとき、自分の評価シートを見たら「なんだ私のこと評価してるんじゃない」と思うような、昔の上司の筆跡で何かプラスに思える評価が書かれていた。異動するのでみんなで写真を撮ろうといって並んだのだが、異動するからといって私が写真の中心になるのではなく後列左に入っていた。他の部署だか他社に移って、そこは以前の職場と比較すると格落ちらしかった。でも格落ちってなんなんだ?よくわからない。自分としては仕事内容に納得しているようだった。・・・まだ続きがあったような気がするが忘れた。
今更という内容。


友人が箱根駅伝の応援を沿道で行っていたとSNSに書いていた。ほぉ、応援団だったのか。元応援団として玄人らしい応援をしたらしく、その声は走者に届いたと。お見事!

20240103 Wed.

駅伝、箱根の山を下りてくる6区の途中から中継を観始めた。夕べの投稿をした友人が映像に映るだろうか? 6区か7区、結構一生懸命見たものの、それらしき人は見当たらない。

それにしても山から下りてくる場面を久々に見た。あの坂を、あのスピードで、走って降りても膝が痛くならないなんて、どれだけ強靭な脚なのだろう。と、ひどくオバサンな感慨を抱いてしまった。

平塚、茅ヶ崎、134号線を離れて内陸に入った辺りは小さい頃に住んでいた場所、戸塚のほうは10月に歩いた場所。シンパシーが湧く。

あっという間に大手町、青山学院大学が優勝。間もなく駒澤大学がゴール。

(結果)
https://olympics.com/ja/news/athletics-100th-hakone-ekiden-results


ニンジンボク、歩道へ飛び出してしまい、道を塞ぐわけではないが、避けて歩くような状態になっていた。フェンスに結び付けたりしたが、フェンスの高さを越えたところでは役に立っていない。今日は妹と一緒に、脚立で雨どいを壁面に留める金具に紐をかけ、その紐でニンジンボクの枝を吊るす作業をしてみた。しばらく試行錯誤し、どの紐を使うか、どのようにしたら一番壁際に沿わせられるかを考え、一応は解決を見た。今後、風雨を受けてどうなるか観察が必要。そして当然ながら、枝がさらに伸びるだろうからその時にまた手当が必要。

妹もいて脚立の上と下とで分業できたので、お互い、ケガもなく、うまく仕事を進めることができた。ここで落ちて骨折でもしたら笑えない。三が日連続の不幸となってしまう。

ハナニラ、昨日と今日とで、ブルーベリーの根元、けやきの周辺で50-60個くらいを取り去った。まぁ庭全体に陣地を伸ばしていて、葉を出しているものがおそらく200-300本、落ち葉の影や土のなかで葉っぱを出しているものが400-600本、種は考えたくないけれどその5-10倍。えっと何本? 見える1,000本とこれから生えるかもしれない10,000個の種ということか。

上記の計算に何か根拠があるわけでなく、全くの感覚だからもっと多いかもしれないし、少ないかもしれない。

ブルーベリーの樹間にもコロニー形成
写真真ん中の場所を掘り返して取れたものが写真右のハナニラ

とにかくハナニラを抜くのは、これ以上庭に広がってほしくないから。いまの方法がその願いが叶うわからない。どうせ根絶は出来ないし、手を抜けばすぐに広がってしまう。早晩、出来ない時が来る。どんどん増えるシステムのなかで、少しでも逆回しをかけるのみ。

庭に柚子の皮が転がっていた。誰が食べているのだろう? きれいに中をくりぬいたように実が食べられている。酸っぱくないのかなぁ。


昼は抜いて、早めの夕飯にすき焼き。
うちでは私達姉妹が学生になったころから、正月休みの終わりのすき焼きが恒例。父の好物だったからだが、父なきいまもそれは続いている。

元々は成人の日が1月15日にあり、3学期が始まり一週間した頃にすき焼きをしていた。後に私や妹が下宿するようになったり、実家を出るようになってから、三が日に続く家族全員の最後の食事にすき焼きが位置づけられた。

ただ、私はこれが苦手だ。
父がいるときは、何かの加減で母が怒り出したり、私の手順が悪くて叱られたり、なんとも緊張するイベントだった。父が怒り出すときもあった。
父が亡くなった後も、母が任せるといわれてやっていたら、やり方を叱られたり、ここは母にお任せで言う通りにやるから指示してといって始めたのに、あなた決めなさいと言われたり、一生懸命やっていると、やってばかりいないで食べなさいと言われたり。

しまいに気まずい感じになる確率が高いイベント。

そういうことから、今日は言われたことをやろうと心に決めていた。野菜は切った、肉はお店でカットされている。どうやら妹が油を引いたり味を調えるらしい。私は投入だけしよう。基本そのようにスタートしたが、中盤で肉は焼きたい妹と、割り下を増やして残り肉は煮込むつもりの私と、ペースが合わない兆し・・・。

「もっと割り下入れないの?」と聞きたくなったけれど、そこは黙って、「肉入れていいかなぁ」とか「この場所でいいかなぁ」。

銘々皿がまだ一杯で、肉や野菜が出来上がってきた時、お皿に上げるか、そのまま置いておくかの判断も緊張が走った。私は冷えるのが嫌だからそのまま鍋に残そうと思ったが、妹はお皿に上げたいらしい。「ん?分ける? じゃ、これは私が食べるからこのまま置いとくね・・・」

食べたり、投入したり、火の通り具合をチェックしたり、取り分けたりと、それぞれが自分のタスクを同時並行して行っているうちに、余裕がなくなってくるんだろうな。はは、どんなCPUか、ちっちゃいなぁ。ま、とにかく自分の手元の作業や都合に囚われるんだな。

緊張感は増すものの、乱暴な口調になるような事故に至らずに終了してほっとした。


今日3日には、大きな事件・事故はなかったようで、夜になって安堵した。
三が日のうち二回も災害と事故。気持ちを持って行かれ落ち着かなかった。

X(Twitter)で大仏建立したらいいのでは、という話が出ていたそうだ。お正月からこれだけの大地震・大事故があり、そのほか国内政治にも難がある。これだけの難事があると、昔なら大仏建立したり、元号改元したり、遷都するだろうと盛り上がっていた。

気持ちを持って行かれつつも、自分がやるべきこと・いまのタイミングにすることをきちんとやる「マイペースさ」も大事だ。


そういう意味で出来たことはふたつ。読書『指先で旅をする』を読み進めたこと、ドタ参で本日20時から『万物の黎明』読書会に参加したことかな。

出来なかったことは、今年やりたいことのリストづくり。これはまっさらに考えてみることができなかった。昨年のリストはチェック済なので、そこから今年も引き続きやりたいことを選んで加えよう。

寝る前には、藤田真央『指先から旅をする』を読み進める。

この本は、巨匠と必ずや言われるであろうピアニストの世界的な活動の最初の2年を、インタビューと本人の著述により記録したもの。

巨匠ぶりと、20代の若者ぶりと、演奏先での一人の旅人ぶりが入れ替わり立ち替わり登場する。読んでいて引きこまれる部分もあるし、声を上げて笑ってしまう一文もある。

ベストセラーになっているようだが、そうなって当然。これは図書館で借りてでも読むことをおススメする。特にクラシック好きには。


20240104 Thu.

ふと思えば、北九州でも繁華街で火事があった。
再開発のために計画的な火事が多発するようなことがあったら恐ろしい・・・と勝手に脳内イメージが作られてしまった。

夕べ遅くに、山手線内で若い女性が複数人を切りつけたそうだ。これも異様な事件。

結局、三が日、驚く事件が起きたということ? 少なくとも当事者にとってはそういうことになる。


実家から帰ってきていつもの生活に戻ってはいるが、頭のなかは災害サバイバルが気になって仕方ない。羽田の話もつじつまが合わなくて仕方ない。

私の住まいがある地区は自宅待機地域となっている。実家は近くの小学校・中学校へ行くか自宅待機だ。

書籍落下防止テープ
https://new.shuno-oshieru.com/3m_gn180/

□実施済 ●未実施

電気が無くなることを前提に
□連絡先の電話・住所などを携帯する手帳に記載(親戚・友人・自治体)
□公衆電話の位置確認(1か所憶えてるが、複数必要)
●手回し発電ラジオ(スマホ充電も可)の動作確認

水が無くなることを前提に
□水ボトルの確保
□おむつ・携帯トイレ
□新聞紙・ボロ布などのストック
●携帯トイレを実際に使ってみる
●野糞シミュレーション

ほか
●現金を手元においておく、10円、100円の常備

実家
□水・灯油
□寝袋・毛布・おおきなカッパなど防水上着
□マッチ・ろうそく・ライター・チャッカマン
●発電機の検討 (現状の準備でまかなえれば、これは不要)

まずはこんなところか。


羽田飛行機事故に関連して。
ANAも協力。ANA自体は当たり前のことをしたまでだけど、周囲が気づいて感謝したり褒めたりして、その事実を明らかにすることって必要だと思う。


天災や事故の対策を考えていたのに、手元不如意だった!
この文章をWordに書いていて、本日分をかなり書いたのに、web site閲覧中にふいにPCがストップし再起動を始めた。自動保存されていなくて今朝書いたものが全て消えてしまった。

途中で保存しなきゃね。自動保存はセットできるのだろうか?
・・・と焦ったが、自動保存設定を確認したら、ちゃんと10~20分毎に保存されていた!
ほっ。

まぁ大概のことはなんとかなる。


さて戻ろう

地震について。
わたしの直接体験としては、東日本大地震。M9.0で東京も震度5弱・強だった。関東近郊の情報はこちらまとめ記事を見つけた。

まず揺れている間、1~5分、何とか身を護る。

東京で外出中に大地震に遭ったら、築地本願寺へ逃れようと思う。
歩ける場所なら歩いて自宅まで戻る。

自宅によっぽど大きな被害がなければ、ここで生活インフラの復旧を待つ。また鎌倉の実家の状況を確認する。確認が取れない状況であれば、ほぼ1日かけて徒歩で行って確認する。連絡が取れる状況であれば、連絡を取りつつ二か所で耐久生活をする。

1週間から10日でまずは目途が立つだろう。

もし富士山噴火であれば、耐久生活を継続しつつ、数ヶ月にわたり影響があるなか、何とか工夫して暮らしていくことになるだろう。食料が買えないようなら、持っている食料で食いつなぎながら実家を畑化していく。(数ヶ月かかる・・・。)


羽田
ニュースを最初に見た時は、事故発生から25分くらい経過していたときで、乗客が避難できたのかがわからなかった。機体後部の機内が燃えているように見えるが、隣の窓から炎が見えない不思議な感じがしたのだけれど、それは窓スクリーンを降ろしていたのかもしれない。あれよあれよという間に、機体全体が燃えだし、なぜ燃えるばかりで沈静化しないのだろうといぶかしく思った。でもそれは当然のことだったらしい。

1時間近く経って乗客が全員避難できたことが報道され、ほっとした。一方で海保6名はしばらく状況がわからず結局、1名重体、5名死亡となった。なんと、海保は能登へ物資運搬するための飛行だったのか。

・海保は滑走路に出ていたのか?手前にいたけれど引っかけられたのか?
・日航機と管制、海保と管制のやりとりは、別々に行われているのか?
・「No.1」とはどういうことか、最初の離陸ということ、イコールその滑走路に着陸があるという情報はどこで集約されるのか?
・日航が悪いのか?海保が悪いのか?海保の機長と副機長のコミュニケーションミスか?という報道トーンがあったけれど、管制はどうだったのか?
・えっ、羽田空港に設置されるべき警告灯が故障して点滅していなかったの?

ニュースを読み上げるアナウンサーのトーンで、悪者は誰か、どこが問題なのか、という誘導がなされた感覚がした。その話し方に影響を受けるのだけれど、むしろ触れていないことは何か? どういう意図でこの内容を伝えているのか? それらに意識を向けないとダメだと、羽田の事故では強く認識した。

地震と羽田事故の動画を様々閲覧して「もう終わりにしよう」と区切りをつけた。


片付け本に関連して、
お知り合いが出した本。
『部屋づくりの法則』

居心地のよい空間をどうやったら実現できるか、そのために何を変えたらいいかヒントを得られる本だった。実例は大きなリニューアルをしなくても、家具の配置レベルでかなり実現できるもので、もちろん設計段階に取り入れられたらとても良いと思われる。
心理学的観点をふんだんに取り入れているので、ふだん感じる違和感やこうしたいのになぁという願望と提案がリンクしていた。
乱雑な部屋に頭を悩ます私自身にとっては、片付けに関する章は説得力があり、この方針でやってみようかなという気持ちになった。(動機付けのために読んだ。)
最後にリストされた参考文献の豊富さといったら学術書並み。設計者・インテリアコーディネーターなどご専門の方にも役立ちそうだ。


三が日、地震と羽田の他、何もないと思っていたらそうではなかった。

1月2日 北九州市で飲食店街の大規模火災
再開発のために計画的な火事が多発するようなことがあったら恐ろしい・・・と勝手に脳内イメージが作られてしまった。

1月3日 山手線車内で切り付け
夕べ遅くに、山手線内で若い女性が複数人を切りつけたそうだ。これも異様な事件。

火災については、広域火災を起こせば、地券問題などで進まなかった再開発を一気に進める原動力になる場合もある。意図的な火災、あったら怖いが、ありえなくもない。

阪神大地震の際、長田区は被害も多く悲惨な場所として記憶している。良くも悪くも地震の後、一気にインフラ整備が進み住みやすい場所になった。
たとえば、若松公園・道路拡張・歩行者ネットワークの形成がその成果だと聞いている。


20240105 Fri.

そういえば、12月下旬に変化を感じていたのだけれど、最近、私の老人パワーが極端に減った、というか、ほぼ無くなった。

髪の毛をショートにする前は、長い髪の毛をひとつにまとめて夜会巻きのように頭の後ろにまとめていた。その形だと、顏の周りをひっつめにした白髪が囲んでいて、電車などに乗ると、若い人や外国人の方などが「はっ」として席を譲ってくれたり、譲るべきか見繕っている風が感じられた。

そんなとき悪いなぁと思いつつも、重い荷物を持っているときには有難く譲ってもらった席に座らせていただいた。

いまは、同じ髪の毛でもショートになり、顏の周りの白髪が、ごま塩状態の髪の毛に紛れて、全体としてまさにグレーヘアになっている。そうすると、誰も、ちっとも注意を向けない。

健康で元気なので、全く問題ないのだ。だけど、一旦得た老人パワーが無くなると、結構寂しいものだな。一度高い地位に着いた人が、パワーを手放せなくなる気持ちはわかる(おいっ、随分違う)。

正確に言えば、愉しみが減ったかな。「はっ」として席を譲ろうとした初老のおじさんが、奥さんに「あの人は若いわよ、大丈夫よ」(逆に失礼よかな?)というニュアンスのやりとりが眼の端に見えて、扉近くにすっくと立ったり、若い外国人の男性がさっと立ち上がって席を譲ってくれて「どうもありがとう」とニッコリ座ったり、そんな気遣いとお礼のコミュニケーションが無くなったことが残念だなと思うのだ。ふとしたCall and Response(笑)


『指先から旅をする』 藤田真央 文芸春秋

読んでいて、彼の体験に引き込まれるし、老成している彼の感覚のなかにふと見える私達凡人とも共通する素朴な心の動きに、微笑ましく思う。
恩田陸が表現した「蝋した」風情。それがネガティブではなく、当たり前にそうである。

掲載されているインタビューの質も良いし、本人が書いてウェブサイトに掲載した1年間の足跡エッセイは大変内容が充実している。

ニューヨークやアムステルダム、フランスの音楽祭開催地など、各地での演奏会前後の様子もわかるし、演奏そのものや曲、作曲家、指揮者についての、具体的なエピソードと彼なりの掘り下げたコメントとのバランスが取れている。そして時々声を上げて笑ってしまう場面が差し込まれている。

本の最後には、こういった本には珍しく索引があり、演奏家や作曲者、曲名、ホールなど、あとから読み返しやすくなっている。また2022年・2023年の演奏会記録も日程・場所・指揮者・演奏者・曲名までが記載されている。

藤田真央の世界デビュー以降2年の足跡をたどれる本。
もともと立派な演奏者であるが、この2年間に大きく成長したことも読み取れるし、これからも楽しみになる本だ。

あとがき部分
この文章がまた素晴らしい。彼の旅は始まったばかりだ。

しかしマケラとユジャ・ワンは付き合っているのか?! 姉さん女房だな。

これは藤田真央を知るきっかけに良さそう。

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 / 大野和士 / 藤田真央 / 東京都交響楽団【期間限定2024年1月31日まで】


引き続き能登の地震後が気になる。

https://www.youtube.com/watch?v=WZiBRHNds-Q

乗っ取られてははらない
でも真実が何かを見極めようとすることは必要だ。
それも行いつつ、乗っ取られてはならない。自分の歩みを進めなくてはならない。
自分の歩みを進めるために、私は何をしたいか・するべきかを感じ取り、それを意識化し、実行するプロセスが必要だ。感じ取るために内面をみつめ、問うことが必要だ。外に乗っ取られていては問うても答えを見つけられない。


近くの神社へ遅い初詣に行ったおり、節分の福男・福女を募集する告知が目に留まった。そうだ、これは募集しているんだった。辰年生まれや厄年の人は、節分の日にお祓いを受けて福男・福女として豆まきをする。
昨年、豆まきを受ける側として参加した、あのイベントだ。

還暦を迎えることだし、やってみよう!

特段の資格は必要としないことを係の方へ確認して、お願いした。8000円。当日初穂料を納める。

20240106 Sat.

能登地震のリアル
https://twitter.com/mitsugogo/status/1743181773348192360?t=lEdRTBZB_JWucn7tysIHwg&s=19

今後の地震の可能性6分半~17分
https://youtu.be/DZg2orflL1g?t=1020

日航機と海保の事故
https://www.youtube.com/watch?v=QmnPyKROHeI

・「一番目」という言葉の誤解
・滑走路に入ったことへのアラームが管制塔側へ立たないor見逃された
・滑走路のライトが故障が放置されていた

管制塔の忙しさ、羽田航空の整備不良について根本的な改善をもたらさないとならぬ。
当面、日航機・海保の事故について書くのは止めよう。


友人のコンサート。毎年ニューイヤーコンサートを杉並公会堂で開催している。
彼女はそのコンサートでソプラノソロを歌ってきた。すごいのは、毎年毎年、上手になっていくのだ。もともと二期会のオペラコースで学んだ経験をお持ちだが、40代、50代と毎年前進していくとは、なんて素晴らしく、どれだけの努力と実践をしているだろう?

事前に、いつものコンサートマスターが出演できなくて、そのために色々大変なことがあるとのことを聞いていた。友人はソプラノソロを2曲歌い、オーケストラ全体としてはさらに7,8曲演奏する。

友人の歌については、
「ある晴れたの日」歌詞を見て歌を聞いたのは実は初めてで、ああ、こういう歌詞だったのかと最後ほろりとした。

「ロザリンデのチャルダーシュ」難曲をこんなに楽しく聞かせてもらっていい時間だった。オケと歌とのタイミングが鍵でドキドキしたが、遠いパーカッションとも合ってたし、綿密な練習をしたのだろう。声に深さと軽さがあって魅力的。

どちらも難曲だったが、周囲にいた初老の男性陣たちも大満足なご様子。

オケは「テ・デウム」と「シャイロック」がメリハリがついて心地よい演奏だった。いつものコンマスがいなくて大変だったかもしれないが、コンミス安藤さんが大変ご活躍だったことと、普段よりもバイオリンが第一も第二も雄弁に聞こえた。揃い方にはばらつきがありつつも、全員が歌っていた感じを受けた。いつものコンマスさんのときはコンマスさん上手いな~ということと他の方々がお行儀よく弾いている印象で演奏が表面的でつるっとしていたのだ。

確かにところどころばらけ、テンポがゆっくりになることが多いように感じたが、指揮者はご自分の思い描くイメージを奏でていらっしゃるのだろうなと。最後のカーテンコールで、チェロの安藤亮さんがホッとした笑顔で征矢さんを見ていらしたのが印象的だった。

もうお一方、テノールの岩美さんがソロを2曲歌い、のびやかな良い声でもっと聞きたいと思うほどだった。この方も以前よりスケールが大きくなったご様子。

いつも前進していることは本当に素晴らしい!裏にある努力もすごい。

20240107 Sun.

<観察>
システム思考で物事の全体をみる
観察する(取り込まれない)
そのうえで自分が出来ること、やろうと思うことを遠慮なく・忖度せず行う


目白の田中角栄邸の全焼、このタイミングで偶然なのか、
田中真紀子夫妻の線香の火が原因らしき発言があったようだが、意図的?
お片付け簡略化し、理由わからないけれど資産売却か自治体へ寄付するのか

つい先ごろ、自民党の裏金に関連して久々公式なインタビューを受けていた田中真紀子さん。何か意図した行動なのか、たまたまなのか気になる。


今日は七草がゆの日だ、と昼頃気づき、スーパーマーケットで七草がゆセットを購入。以前は400円しなかったような気がするが、消費税入れたら500円を越える。七草がゆビジネスは冬の稼ぎ頭だろう。

会社勤めしていたときは、夜スーパーマーケットへ行ったときには売り切れていたこともあった。というわけで無事購入できて何より。

そして、そこらに生えていても自分では摘めないなぁと思いながら、一通り並べてみる。傍らでは昆布だしに冷凍ゴハンを入れて温めておく。やっぱり、ホトケノザとかゴギョウとかわからんなぁと思いつつ、全てをすぐ火が通る程度に小さく切って鍋に投入。塩味をみて「いただきます」。


20240108 Mon.

ハナニラ退治についてのブログを見つけた。

おお、同じように戦っている人もいるのだという感動。
読むと、私のようにチマチマしたやり方ではなく、どかっと抜いている様子。

(発見)
・ひとつの花につき種が5~7個ある  ・・・知らなかった!
・花は3~7月 真夏は消える  ・・・はっきり認識していなかった

(既知)
・種から発芽する
・球根から分球する

全ての種が発芽するわけではなさそうだが、長く土中にいて時間が経ってから発芽することがあるかもしれない。


地震発生から8日目、土砂崩れの家屋を捜索し亡くなった家族10人を見つけたとのこと。
死亡者が100人を越え、安否不明者が500人?
見えていなかった被害がどんどん見えてくる。助けを待っていても間に合わなかった人が見つかる。

涙)
・道路が寸断されて外から人が入れず孤立した場所が多数ある
・集落の少ない人数が避難した場合、取り残されると助け手がいない

不幸中の嬉しいこと)
・集落ごとにプロパンガスや灯油、食料を持ち寄って、一緒に煮炊きし暖を取っている
・(家がぺちゃんこになったと泣いているけど)畳を剥がしてきて、ここでみんなと使って寝起きしている
・元旦の地震だったので、食べ物は普段以上に豊富にあり、やけくそでご馳走を食べた

そのような状況で安否確認をどうやって行うのだろう? 自治体職員も被災しているなか、どうやって確認するの? 電話が使えない場所もあるし、携帯基地局が電源切れで使えない場所も多い様子。自治体職員や集落まとめ役がチェックするだけでなく、個々の人からも安否確認できるといいのになぁ。スマホや携帯が使える前提とはなるけれど、非常時は個々人から安否報告して、そのデータを住民基本台帳と突き合わせるようなことができたら、スピードアップし、正確さが増し、職員の負担も減るだろうに。

ああ、祈るしかない。

新しい手法を取り入れて効果的なアプローチを取れそうなこと
・ドローンまたは衛星からの画像を使い、限界集落の把握や土砂崩れ・道路寸断を把握する
・安否確認をネット上に掲載し各個人からの連絡を受ける仕組みを作ること。これは恒常的なものでなく、即席につくる前提。今後ほかの災害・大規模事故でも使う。web siteにアクセスできることが前提条件・制限条件となる
・ドローンを使い物資運搬すること


久々の渋谷SKY
昨日・今日と空が澄んでいて山が良く見える。
反対側、北東を見ると筑波山もはっきり見えた。関東平野はでっかい・・・

うまく撮れないのがくやしくなるが
空気が澄んで、山がクリアに見えた
マジックアワー
空の色ってほんとに美しい
筑波山 ふたつ峰がある

それにしても富士山に雪がかかっていない。地温が高まっているのではないか? 富士山噴火はかなりリアルにアリエール。


秋にバルサンを焚いたときに、かなりダメージを受けたベゴニア。殺虫ガスを吸った葉っぱの色が変わり、ほとんど全ての葉が枯れた。二本の枝のうち元気がなかった一本はすっかりダメになった。そこで挿し木をし、肥料をやり、水をあげるタイミングに気を使い、よく日光に当てていたら、もともとの一本が葉っぱを沢山つけて冬なのに花を咲かせた。

左が元々元気な枝、右の濃い緑の枝は挿し木

そして年明け、沢山葉っぱを付けた枝の根元から、新しい芽が出てきた。

ふたつ芽が出ている。左のものと、真ん中(卵殻の手前)に小さい芽

植物の生命力はすごいなぁ。
すぐへこたれる自分が励まされる。

20240109 Tue.

天災など生命の危険に陥った時、健康でいることがまず基盤として重要なファクターになる。

まず1分、5分と耐えること。
命が残ったら、そこからサバイバル生活をこなすこと。
サバイバル生活とは、快眠・快食・快便と体温調整できること。

そのために、自宅避難を前提として寝袋を持っているいまの自分が足したいものは、
・水のいらないシャンプー
・水を使わずトイレが出来るよう、簡易トイレを試用が必須

燃やす・・・焚火は積極的には推奨されていないが、天災の折は、消火準備をしたうえで燃やして暖を取るかもしれない。ドラム缶替わりの何か安全に燃やす場所が必要。火鉢があるから、それかな。

防災・防振のために事前にやっておきたいことで今やれていないこと
・ガラス飛散防止シート(実家)
・耐震防振突っ張り棒(実家)
・本の飛び出し防止テープ(自室)

天災後
・ブルーシート?(窓が割れた時の対応方法)

いつも
・貴重品は身に付けて置く(ポシェットとか)
・携帯充電器またはバッテリー、笛、ライト、鏡を携帯する
・なるべく安定した靴を履く

ほっとできる時間
・身体が緩む時間(お風呂、満足するものを食べる、温かく寝る)
・自分を取り戻すよう内省する時間を持てること
・体温を自力で保つ工夫 マッサージ・摩擦・ストレッチ・屈伸など筋肉反復運動

自衛隊のお風呂、これ本当にいい支援だ。精神面でもいいし、免疫力を発揮するためにも効果がある。

家族親戚10人一気に亡くした人のインタビュー、なんとも居たたまれない。
周囲の人が無くなり、自分が悪いのか自身が悪いのか、悪者さがし、単に地震が起きたのではなく、何かの因果を探していらっしゃる。

地震ニュースに挟み込まれる岸田首相が激甚災害の指定をしてこのように対応したという報道を聞くに、なんとも部外者感が著しい。当事者意識が感じられるのは、当事者、避難所の管理者、市町村の長、県知事まで。

ウクライナのミサイル被害を受けた住宅から助け出される図が能登地震でつぶれた家と同じに見える。


教育・才能(遺伝要素大)・訓練
訓練1万時間

私はこれからの1年、何に力をいれていくだろうか。
実践に力を入れたい。


年末に上野で購入したカレースパイスを使ってカレーを作る。
今朝、野菜と肉をまず炒めた。それとは別に午後、カレールーを作った。

テーオー国産200g 450yen
コリアンダー
陳皮
ターメリック
クミン
フェネグリーター
スターアニス
唐辛子
フェンネル
甘草
ローレル
マスタード

ミートカレーnozawaya 100g 350yen
コリアンダー
クミン
ターメリック
フェンネル
オールスパイス
キャラウェイ
カイエンペッパー
ガーリック
オニオン
ベイリーフ
アサフェティダ
シナモン
ブラックペッパー
カレーリーフ
カスリメティー
ミント

カレーパウダー・カシミール インド産 100g 400円
パプリカ
コリアンダー
クミン
フェンネル
ジンジャー
・・ターメリック
唐辛子
カルダモン
ガーリック
シナモン
グローブ
ローレル

3種類のカレースパイス これで暫く楽しめる


やってしまった。
昨晩も準備していたのに、YeLLのセッションを飛ばしてしまった。
そのために時間に部屋にいるのに、カレーのルーを作るのに集中してしまった。クライアントさんに大変申し訳ないことをした。

とても後味が悪い。

そして準備したことを前へ進められず、先送りになることも気持ち悪い。
自分が引き起こしたことだ。
クライアントさん、YeLLさん、双方にご迷惑をおかけした。

こんどはスマホにタイマーをかけたら絶対に大丈夫だろうか。カレンダーを使っていなかったが、利用してここにアラームを設定する。
手帳を開いて置いておく。
この二つを行おう。


時間の使い方が上手い流れに出来ていない。
夕方のセッションがあることは、わかっていた。
夕べもその準備をしたし、今日も朝から意識していた。

朝読書会の後、ふだんダラダラしがちなのを反省して、今日は動いた。
料理して、小型電気製品の整理をして、書類を整理して、小型電気製品を回収ボックスまで出してきて、その時点で1時間半前。今朝から室内でチマチマ作業をして、回収ボックスまでの散歩は短い時間で、身体がなまって何か別なことをしたかった。帰ってきた時点で、準備に入ればよかったのに、カレーのルーを作り出して熱中してしまった。セッションに気づいたのは15分経過してから。

待ちでなく、自分から動こうと力を入れたら勝手な方向へ行ってしまった。


避難所のこと
トイレ・水の問題。

簡易トイレは自治体ではあまり備蓄していなかったようだな。

ドローンは使えているのだろうか?
ドローンは原発に関連で禁止されているときいたのだがもしそうだとしたら、あべこべだろう。さらに大きな地震が発生するリスクが高いから原発をストップする・・・と思うが、本日はKDDIのドローンが薬を届けたというニュースが流れた。

実際のところ現状がどうなっているのか、よくわからない。

トイレ続きで・・・こんな話も災害につきものだそうだ。
今現在、そういう人がいるかもしれない。誰かに助けを求めて。ガマンしないで。

>引用
2021年記事 週刊女性PRIME東日本大地震の話
https://news.line.me/detail/oa-shujoprime/5c7f81c89a7c
2020年NHK 番組サマリ 東日本大震災の話
https://www.nhk.or.jp/minplus/0011/topic027.html
2018年記事 西日本新聞 熊本地震の話
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/404493/

避難している女性、子供、ボランティアなどの立場で入っている女性、大丈夫だろうか。


地震で4m隆起して、海岸線が200m以上後退している。
大きな地殻変動、誰にもわかる地殻変動。
だから津波の観測値が低かったんだ・・・1mとか2mと報道発表されていたのに、実際は4m以上あったところが複数。津波計測ができなくなった場所もあった。それは4m地面が隆起したのに伴い、津波計の位置が高くなってしまい、その分計測値がズレてしまったということ、、、だよね。

これだけの大きな地殻変動。
志賀原発や日本海側に多数ある原発は、いまハイリスクにさらされている。ということをどう認識しているのだろう?


人間の尊厳を守られない
・紛争や戦争による難民
・気候変動による困窮難民

どちらも生活場所としていたところ追われる。故郷やを追われている。
言葉と食事や生活スタイルなど習慣を剥奪されている。

・イギリスなどでルワンダに難民を送る法律が僅差で可決した件

人道主義と難民受け入れ拒否(=居心地のよいコミュニティを侵害されたくない)の対立。
でも負荷となっていることも事実だなぁ。人道的でないとバッサリ悪だと言って済むのだろうか?「難民受け入れ」という方法以外に、その理念を実現することはできるのだろうか? その人らしく、人間らしく生きていく方法は、本当にそこにないのだろうか? ないと決めることが拒否の態度なのではないか。

イギリスはルワンダへ送ることを決めたが、それはその人らしく、人間らしく生きていく方法なのだろうか? ルワンダへ行きたくないと表明した難民は残れるのだろうか? 選択した人だけがルワンダへ行くなら、ありかもしれない。ルワンダはどういう場所なのだろう。1990年代にはルワンダで紛争があり虐殺がありましたよね。政治家にとっての解決であって、個人個人の人間にとっては新たな脅威なのではないか。

難民はCO2排出量の売買とは違うのだ。

いま、自分が安心して暮らせることに感謝する。
人間として、人と人として、お互いに居場所がある、ということ。
ここにいていいと思えること。それを誰しも享受する世界であってほしい。

この領域にUNHCRには緒方貞子さん、アフガニスタンには中村哲さんが居た。日本にはそれなりの知見があるはず。眼に見える形、実用に役立つ、そんなことがもっと多く行われるためにどうしたらいいのだろうか。


元夫から、向こうの家に届いてしまった年賀状が封書で送られてきた。二点気になることがあった。
・郵便局に出した転居届は役立っていないのか?
・旧姓の苗字が宛名に書かれていた。
現状のまま結婚姓を使うことは伝えてあった。離婚届を出しても12月は結婚姓だったのに、1月になったら変わるのか? よくわからない。

20240110 Wed.

明日は妹の誕生日。カードはあるが、プレゼントがない。どうしよう。


アンゲラ・メルケル 
すごい人。だけど最初からすごい人でない。誰もと同じように行動して、そのなかですごい人になっていった。渦中に自分はすごい人と認識していたわけでない。

ドキュメンタリーを見ていると、この人がいなかったらドイツはもっと弱腰で、移民受け入れなど出来なかったのではないかと思う。東ドイツと西ドイツの統一、その後の経済不調から経済大国へ持って行った功績、EUでのリーダーシップ、コロナ時期の国民へのメッセージ。メルケルさんにはリーダーシップがあった。

4期16年の任期後半は、難民問題、EU分裂やヨーロッパパワーの低下に関して、十分な成果に至らず、だんだんと特に若者の支持が離れていった。しかしその期間を通じて欧州の各国リーダーのなかでもリーダーシップを発揮し存在感があったのは事実だ。またあまり指摘されていないが、プーチンはメルケルに相当助けられていたと個人的に感じる。その助けがあって、妄想を排して、ロシアはヨーロッパ各国に近づくことが出来た。

そういう意味で、メルケルはマイナスになるところをゼロからプラスにした功績もある。そういう部分にもっと光を当ててもよいと思う。


カレースパイス。400円200gで何回分かになる。ルー700円1回分を買うより、ずっといい。ガス代は電気代より安いし。鍋を火にかける時間があればOK。


昨日も片付けものをしたときに見かけた結婚してるときの相手のコメント、自分のコメント。なんだ2年目からこんなこと考えていたんだ。お互いに。私は相手を冷たい、家に居場所がないと思っていた。相手は私を自分勝手だと思っていた。


お正月帰った時、母から英語版『大きな森の小さな家』のペーパーバッグを「読まない?」と渡された。素直に受け取って帰ってきたのだけれど、今日本を整理していたら同じ本がもう一冊あった。これも母からもらったものだ。・・・。いまも母は私がもっと英語を使えるようになったらいいのにと思っているようだ。母も妹も使えるからなぁ。くぅ。


カタチにする。ということを今考えている。
このように文章にすることもひとつだし、絵とか音楽とか、何かにメッセージを込めるやり方もある。
アンゲラ・メルケルが若い時に流行っていた東ドイツのヒット曲で、自身の退任式のときに演奏リクエストした曲には、「カラーフィルムを忘れたので白黒写真でツマラナイ」と東ドイツの国状についてのメッセージを込めて作られた曲。ほぼ同い年の歌手ニーナは自分のヒット曲が退任式で演奏されているのを見て驚いたそうだ。

形にする。
文章に深い意味を込める、(メッセージを込めた)言葉をnoteに掲載する。
人と人のさりげない気持ちの交流、さりげない場面に漂う愛おしみ、そんなものかなぁ。


目白の田中邸が燃えた。田中真紀子いわく線香を消し忘れた・・・。それだけで全焼するか?

株価、バブル期以来の 年ぶりの最高額で終値を付けた。なんで?

昔の書類を整理するチマチマした作業に嫌になる。上限時間を決めよう。今みたいに分類段階はTVなどながらでやろう。


夜散歩しながら、「いまは行けない美味しいお店」の自分バージョンを考えながらその筆頭は上越市の「たぬき」だなと当時のお店を思い出していた。

帰ってきてメールを開くと、その方からメールが入っていた。年明け、大きな地震があったのでどうしていらっしゃるか送った葉書が届いて返信をくださったのだ。ああ、お元気でよかった。そしてご無事でよかった。

すごいシンクロニシティだな。


夕方の西の空、赤さがすごかった。ゾクゾクするような美しい赤。ビルの谷間からしか見えなかったのだけれど、渋谷SKYから見た人は感動しただろうなぁ。


20240111 Thu.

朝読書会。
ベイトソン『精神と自然(中)』

今日は統合失調症へのベイトソンの独自の取組み。
統合失調症といっている昔は精神分裂症という名だった病の発病原因は、遺伝のせいだとか、母親のせいだとか言われた。ベイトソンは病院に入って観察を重ね、統合失調症の人(と周囲の人)の話やふるまいを観察し、原因がダブルバインドと名付けた矛盾するコミュニケーションにあると説明した。


辺野古 大浦湾 石材投入 代執行。
沖縄の基地反対派の人達はくやしいだろう。

政府の人達は国家として当然だと思っているのだろうか。アメリカとの約束の中で仕方ないと思っているのだろうか。アメリカとの関係を変えようという人はいないのだろうか。


画像解析で能登の孤立集落などの状況を解析した。フランスの地球観測衛星のデータを活用したそうだ。翌日の記事。

このようなアプローチ、素晴らしい。
こういった解析の結果を、自治体や自衛隊と早い段階で共有するほか、経験のある個人やNPOにも情報開示して、住民の保護やインフラ回復に役立てることが始まっているらしい。
伝聞を評してもしょうがないが、どんどん活用して情報共有してもらいたい。


約10km歩いてきた。
12月頃からの体重増加に加えて正月上乗せを何とかしないとならぬ。
近所のPayPay還元キャンペーンを餌に。

PayPayをあまり使いこなしておらず、お得な話にいつも乗り遅れるので、気づいた今回は使ってみようと出かけてきた。美味しそうなパン屋、お菓子屋を目標にする。

しかし空は曇っていて寒い。

薬園坂、北条坂など坂道をものともせず、ガシガシ歩く。寒いから歩く。パンを買ったらそのパンがゆさゆさ揺れるが、構わず歩く。

それなりにポイントを集めるため、それなりに多めに出費した。パンは実際お店に入ったら本当に美味しそうな香りと見た目だったので、少し妹のプレゼントとしても買うことにした。カフェと併設のお菓子屋さんでは、能登地震の募金としてシュークリーム(400円)につき50円寄付するそうだ。ケーキのほか、缶入りのクッキーも一箱、これは今度会う方へのお土産にしよう。

家に帰って気づいた。なぜかクレジットカードで支払っており、還元キャンペーン扱いになっていないことに。ガーン。ということは、年末皆で飲みに行ったときの会計、2000円戻るから10,000円分をPayPayで、と私が払い、割り勘にしたものも戻ってこないということか。ガーン、ガーン。


たまった紙類の整理。
動画やラジオを流しながら、手を動かすのだが、なんでこんなに昔の紙類に時間を取られなければならないのか?と思う。

いやいや、そのとき私が適切な対応をせず残したからこうなっているのだよ。
その頃、働いたり結婚の準備に時間を投入して、地層ならぬ紙層を作ってきたからだよ。

そのなかには、仕事関連のメモや、自分自身についての認識を記したメモがあり、それらをがさっと捨てるべきなのだろうが、この期に及んでまだ捨てられない。

断捨離の人にすれば、不必要なものを残して、新しいスペースを作っていない、ということなんだろうけれど。

そしてそういうものに、さらにいま時間を使うことが勿体ないようにも思うのだけど、ガサッと捨てないのは、何か意味があると思っているのだよね。


最近、動画を見すぎて、目が疲れるだけでなく、生活バランスが悪い


北朝鮮がロシアに武器供与、火種がどんどん広がっている。危ないネットワークが活性化している。

アフリカが提訴した国際司法裁判所でのイスラエルの審議
ネタニヤフ首相は完全に順守していると・・・啞然


土曜日のロールプレイ準備。
あと2日しかないけれど、あまり準備しすぎないことが肝要らしいので、今日、集中的にロールプレイのケースを検討した。

5例が提示されていて、試験ではそのいずれかひとつの相談にキャリアカウンセラーとして接することになる。

イメージしたこと
・それぞれの主訴、訴えたいこと・お困りごとは何か
・年齢・家族構成からどのような人だろうか(想像力をたくましく、実在のひととしてイメージする)
・その人に質問できるとしたら、何を聞きたいか
・他にどんな問題をはらんでいそうか
・自分について/仕事について/中長期プラン/周囲とのコミュニケーションのどこに一番問題がありそうか。うまくいっているのはどの項目か。
・この人の資産・良いところは何か
・どんな助けがあったら良さそうか

そして、こういう人と会いたい、会ったらどんな風に話が進むかなと思い描いてみる。

そして、本番までの間に、それは一旦捨て去る。
まっさらな気持ちで本番に臨む。

本日新月。

20240112 Fri.

昨日のポイントが付与されていないことから、現金払いでなくカード払いになっていたことが判明。設定がよくわからず、PayPayの電話問合せの方を巻き込んで、アカウントのアプリ設定を変えた。「すみません、使いこなせていなくて」といいつつ教えてもらう。ひとつひとつはチャット対応で済むことなのだが、何が起きていて、何をしたらいいのか、その際疑問に思うことは何か、など複数聞きたいことがあってチャットでは済まない。おかげで、電話対応してもらうなかで、解決した。

 ・支払い設定が現金だと思ったら、クレジットカードになっていた
 ・PayPayなんちゃらという分割払い設定になっているのかと画面をみて思ったが、それは宣伝だけでそういう設定にはなっていないことを確認。

その後、電話応対アンケートが来たのでちゃんと返した。

再度PayPayツアー
ボロボロだったメガネケースを新しくし、元々買うつもりだった本を購入し、花屋で妹の誕生日プレゼントに花束を作ってもらった。その結果、今日も10kmくらい歩いた。よしよし。

計算違いをして、30%ポイント還元されないのにKUAAINAでハンバーガーとサラダという豪華な食事をした。
しかしまぁ、これからもらうポイントで食事したと思えばいいか。

まぁいいよ。

始めてポイント還元キャンペーンに参加し結果を享受した。

20240113 Sat.

今日台湾の選挙。気になる。
蔡英文の与党をこのまま支持すると中国に早く叩かれそうだし、与党国民党の系列にすれば、じわじわ確実に中国に支配されるだろうし。

台湾の人達がどう判断するのか、とても気になる。
日本の人よりも投票率は高そう。


朝寝坊して『享受の快』の読書会1時間のうち、最後20分に辛うじて参加。
國分功一郎先生の論考を読み、なんとか哲学概念を日常のことと結びつけて哲学することができたように思う。毎回7-10人が参加した場の力に感謝。

哲学って、定義したり、プラトンとかスピノザとかハイデッガーとかに戻り、訳わかんなくなる。論考に従い、面倒な仕分けをしたのちに、整理された論点(四象限で書き表せたり、2・3通りの場合分けができたもの)を議論の材料として、ああだこうだと話した。その結果、日常へのまなざしが豊かになったり、いままで目を向けていなかったことに気づくことが、哲学ということかもしれない、と思った。


ロールプレイ実技試験からのベリーダンス。

ロールプレイ。
今日は、何度も不合格を喰らっているキャリアコンサルタント技能士二級の実技ロールプレイ試験日。

先日、すでに一級技能士の資格をお持ちの方と話をしたときに「直前は文字を見ない、文字は観念だから」とアドバイスをいただいた。人は観念ではない。人そのものの存在を感じて、その人と対話することがやるべきことだから。そして決まりきった文句を使わないように。試験に受かるようにと皆が真似るセリフが流布し、それがいま試験官に嫌われている。

そんなアドバイスをいただき、あまり準備しすぎないようにして、会場へ向かった。昨日今日と、どのように時間をつかったらいいのか、その人と対応する体制を自分のなかにどのように作ったらいいのか、うろうろ気持ちが彷徨った。

他に確たる義務も課題もなかったので、会場近くのまだ行っていないスターバックスでスタンプを得ようと出かけたが、あいにくお店は満席。雨だからだろうか。誰も席を立つ雰囲気がない。仕方が無いのでクッキーを購入して、会場至近のベローチェへ。ここも混んでいたが、辛うじて席を確保できた。ここで集合時間まで過ごす。直近1週間のスケジュールを確認して気を紛らわせた後、20分ほど、今回ロールプレイの候補となっている五例について、今一度人物像をイメージしてみた。自分のイメージを拡げようとしてみる。それが終わったら、ロールプレイ中で行う流れ、システマティックアプローチのプロセス、そこで把握する問題の仕分け、そこで使うと望ましいワードをおさらい。この部分は口頭試問のリハーサルになる。

毎回、口頭試問の準備が出来ていなかったなぁと思いながら、残り時間は、手持ちの本を10分程読んで、集合時間ちょうどに会場へ向かった。

会場へ入ってみると、私は後半組に振り分けられていて、そこでまた30分ほど待ち時間があった。眠い。指定の椅子に座ったまま、ストレッチや首・肩のマッサージをして、眠れたら眠りたいなと目をつぶる。眠って頭を一旦空っぽにしたい。まどろむものの、さすがに寝るに至らず、お時間になる。

試験中のことは明らかに出来ないが、関係を取りやすい方で進めやすく助かった。口頭試問も好意的に注意を向けてしっかり聞いてくれたようで穏やかな時間だった。ロールプレイ実技は合格ではなかろうか。

あとは12月の論述が吉と出るか凶と出るか。
それが吉なら二級合格。それが凶なら再受験・・・。

一連のことをメモに取り、ベリーダンスの会場へ向かった。
みぞれ交じりの雨で寒い寒い。露出度の高いベリーダンスがこのあと目の前で繰り広げられるとは、にわかに信じがたいくらいの身に凍みる空気。


会場で100kmウォークの友人と、そのとき応援に来てくれた友人ら計5人。うち一人は初対面、全員を知っている人は誰もいない、という組み合わせでエスニック料理をつまみながら開演を待った。

一旦始まると、7,8人の踊り手が次々現れ、トルコ・インド風、あるいは現代風のかの地の音楽に合わせて、同じベリーダンスといえども艶めかしいものから、禅のようなストイックなもの、扇や剣といった小道具を使ったものなど、飽きない内容だった。

わぁ、想像していたよりも楽しいなぁ。

踊りを見た後の会話は最初よりだいぶ盛り上がった。そのひとつの要因は、私の友人が占いを生業としているということから各人の手相を見てくれたことだった。「それ最初に言ってよ~」と思わず出たほど、前のめり。友人の話すことがバンバン当たっていて、かつ、怖くないというか制約をかけるものでないため、それぞれ自分のことを話しだす。どんなことを感じて自分を押さえているか、これからの可能性は何がありそうか。

こうして3時間あまりのお楽しみ時間が過ぎた。
帰りは雨もあがり、寒いけれど楽しい気持ちで帰途に着いた。

20240114 Sun.

朝一で『万物の黎明』

16-17世紀の学者の怠慢~私達が教えられて学習してきたことが、表面的な理解であり、それだけでなく、社会の作り方や理解の仕方にいかに制約をかけているかが語られていた。

・ホッブズの思想は、近代政治理論の基礎となった。人間は「孤独で貧しく、つらく残忍でみじかい」生活を送る。万人が万人と争い合う。
・ルソーの思想は、もともと人間は無邪気な心を持ち、小規模集団では平等だった。文明や国家のもとで、あらゆる人間の悪があらわれた。

どちらも偏った切り取りがなされている。そしてホッブズかルソーかという不毛な二者択一のレベルにいる。この本ではそれらをエビデンス中心に洗い直し、二者択一を乗り越え、あたらしい世界像を描こうとしている。

16-17世紀の哲学者たちの怠慢ゆえ、切り取った部分が誤った解釈として伝えられている、あるいは、そのように解釈したい人達の言説がそのまま通用しているという。
読者が原典に直接あたらずとも、時代背景を踏まえて学説や主張を、著者二人のデヴィッドが語ってくれた。

読み終えていなかった今日の部分を、カフェで読み込む。30ページくらいなのだけれど時間がかかる。2時間くらい。光が入るこのカフェでゆっくり読むのは、まったり贅沢な時間だなぁ。他にも、思い思いに考えを巡らせたり、スケッチブックに図面のようなものを書いている人が居て、なんだか嬉しくなる。


そこからJRの少し遠い方の駅まで歩いて、電車内で別な本を読む。そして家まで10kmくらいありそうな駅で降りて、カフェで書籍を読み進め、疲れたら歩き出した。辛くなるかもしれないと思ったけれど、なんとか歩き通せた。夕空に見え始めた三日月が、だんだんと空の青さと暗さが増すにつれてクッキリしてくる。夕陽が落ちが方向が光っている月。立体感を感じる。

ああ、この景色を見るために歩いていたのかもしれない。
スマホでは残せないこの景色。

途中、文京区音羽のあたりを通過した。講談社があり、その先道の反対側に光文社がある。「あれっ、コウダンシャとコウブンシャ、一音違い。」 きっとこの二つの会社は関係があるに違いない・・・と、出版業界なら常識であろうことに今更気づいた。一音違いで全く語感の異なる漢字をあてた社名をつけたとは、洒落ているなぁ。

調べると、音羽グループという名称がつけられていて、二社はグループ会社なのだそうだ。

寝る前に見たら、足の指に1か所水膨れが出来ていた。

20240115 Mon.

なんだか眠れない、というか早めに寝てから4時間くらい、3時頃目が覚めた。
最近夢の中で考えて行動したり、人と接してい忙しい。だけど起きてメモしようとすると一旦しか書き出せず、核心から外れているような気がする。おまけに明るい電気を点けたり、目覚ましが鳴ったりすると、一気に消えてしまう。せっかく新しい夢ノートへ移っているのに、詳しく書けた晩は多くない。


台湾 民進党が辛くも勝った。投票率71.86%。
民進党、国民党、民衆党という獲得数。

当選を決めた民進党の頼清徳(ライチントー)副総統が558万6019票(得票率40・05%)、国民党の侯友宜(ホウユーイー)新北市長が467万1021票(同33・49%)、民衆党の柯文哲(コーウェンチョー)前台北市長が369万466票(26・46%)だった。

朝日新聞

新しい民衆党は、若者に人気があるそうだ。民進党は正しく効果的に進めるあまり、大きな経済問題(TSMCの海外展開)や国防問題(アメリカとの協調、そのため下院議長ペロシ氏が台湾へやってきて、かえって中国を刺激してしまった)に取り組み、人々の日常的な問題には十分な政策を取れずにいるらしく、共感を得られていないようなのだ。今回の選挙報道を通じて初めて知った。二高一低、物価・家賃、給料ということらしく、住居も満足に確保できないことで、若者は希望を持てず不満を溜めている。

日本で三高は、背丈・学歴・収入だったが、これは過去のもので、一高二低、学歴・収入は低くても背丈は高い、などという使い方をするらしい。


今週から月曜朝に2本の読書会。

寒くて、Zoomの背景を設定しているのをいいことに、ベッドに入ったまま読書会に参加した。全く問題なかった。

1本目『ヒューマノクラシー』
これを音読しつつ、かたわらで気になったことをGoogle Slideに付箋メモで残す。
40分くらい音読し、20分くらいディスカッション。
1回あたり、だいたい20ページかな。470ページ以上あるので、22-23回、毎週読んで半年。

もし、あなたが、こんな職場で働いていたら・・・。
 自分の仕事は自分で決める。
 チームの目標も仕事のやり方も、自分たちで自由に決めていい。
 スキルを磨いて、新しいことに挑戦するよう、励ましてくれる。
 ・・・(略)・・・
 納得のいかない上下関係に縛られない。

p.14 ※全てで11項目

一般的には低スキルと見做されている仕事も、劇的にスキルアップできる。という

そのために、企業は何をすべきか?
・現場のスタッフに、経営者視点での思考法を教える
・社員どうりでトレーニングをし、彼らを小規模な多機能チームに分ける
・それらのチームに、自分たちの損益についての責任を持たせる
・・・(略)・・・
・すべての人と役割が、組織としての成功に不可欠であることを伝える

p.21 ※全てで8項目

音読するメリットは、
・準備不要(負担感がない)
・自分だけなら読み飛ばすところも音が入ってくる
・黙読よりも丁寧に文字を追う
・特に自分が声に出したところは)体感が生じる。ザワザワとか、その通りとか・・・

ある人は黙読は観念として内容を受け取るが、音読は体験となるといったそうだ。

2本目『未来を創造する物語』
相変わらず、歯に衣を着せない文言で読んでいて苦しくなる本。
なんで選んでしまったのだろう。今日で終わるかとおもったが、あと1回だ。
この本も音読している。だからこそ、ザワザワしたり居心地悪く感じることが、本当に体感として響いて辛いのだ。しかしこの本のテーマは環境行動や現代の資本主義・消費主義という「物語」へチャレンジであるので、著者の狙い通りなのである。

私たちの社会は資本主義・消費主義という「物語」に導かれている。この物語は目に見えない「構造」として、個人の生き方を規定している。(訳者の言葉)

私たちが自分の力だけでは太刀打ちできない強力なフィクションの中に生きているということの直接的な結果である。今必要とされているのは、「物語」を変え・・・(略)・・・人間の群れが向かう先を変えることだ。(著者、p.98)

訳者の言葉


元夫から結婚した時にご祝儀でいただいたお祝い金を送金するとの連絡。
ノートにまとめてあった頂き物やお祝い金のリストを眺めると、頂き物はほぼほぼ使っていない。ペアグラスやお皿など。唯一使っているものは、酒器くらいだ。

使っていなかった理由は、最初に住んだ昔の家には置き場もなかったから。新しい家で出そうと思えば出すことも出来たかもしれないが、引っ越し前のような環境にすることを大事にしていて食器は元通り。いずれ義母様が亡くなったら使うかもしれないと思っていたがその時は来なかった。とにかく、私達に新生活というものはなかった。

(引っ越して1年後に出した皿拭きは、義母様に半分に切られた)

はぁ、愚痴るのは、もうこのへんで終わりにしたら?自分。。。


友人の書籍の誤植を探しつつ新大久保のカフェで暫く過ごした。そこから約5km歩いた。寒いけれど、歩くと幾分暖かくなる。

2か月の間、長距離を歩かなかったら、以前の通り右足の大腿二頭筋が弱くなっていた。身体は正直。使わなければ弱る、それが証明された。
使えばそれなりに応えてくれる。だから歩こう。


ベリーダンスの流れから、100kmウォークの人達へ向けて、ブラジルとかアフリカとかのダンスを踊りたいねとつぶやいたら、それが実現する運びとなった。3月か4月、楽しみ! 新しい体験だ。


能登地震の救援・復興ともにまだまだ序の口。
元日におきた唯一のメリットといえば、限界集落に若い世代が帰省したり観光客が来ていたことで、目が向いたこと、実際に助けになった場面があることかもしれない。無いコトにしたり切り捨てるのでなく、小さなことでもイノベーションが起きる可能性が高くなった。

その策は、また次に起こる災害でも活かされるだろうし、災害だけでなく、人口減少が続く日本の各地で活かされるだろう。だから日本全体の智恵を結集し、アイディアを集め試行錯誤することに価値がある。


今年はアメリカの大統領選挙のニュースが年明けから秋までずっと続く。憂鬱だ。
世界中で大きな選挙が続く。
日本も衆院選がありそうだし、7月東京都知事選がある。

選挙は民意を反映する機会なので現状を改善するチャンスだ。望まない結果になることも多いにありうる。

実際、昨年オランダで意外にも極右政党が勝利した。それと関係あるかわからないが、知り合いのオランダ在住の方が、アメリカ東部へ拠点を移すことを考えているらしい。アメリカが良いからというわけでなく、政治体制としてはどちらも同じという認識をしたのかもしれない。

世界の選挙
日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD134FF0T11C23A1000000/

世界の動きに絡めとられるでもなく、日々たゆまず進もう。

以前、とある本を翻訳した方へ、読書会メンバーと質問会をオンラインで行ったことがある。そのとき彼が言っていた正確な言葉はわからなくなってしまったが、どんなに幸せでもどんなに不幸せでも「その瞬間に佇み、永遠に漂う境地を思い浮かべつつ」生きていくのだとお話された。

ウクライナとロシアの戦いからもうすぐ2年。昨年10月にはハマスの奇襲を受けてイスラエルが彼らを根絶するまで戦うという。アメリカはイエメンのフーシ派攻撃をイギリスと一緒に始めた。世界中がきな臭い。

そして安心して暮らせない人が増え続けている。ナゴルノカラバフのアルメニア人は難民となっていて、ここはさらに拡大するリスクが高い。他にも恒常的な戦いや気候変化により住むところを奪われた難民が増え続けている。

2024年、悪いことも起こりそうだ、と私は思ってる。

その瞬間に佇み、永遠に漂う境地を思い浮かべつつ、自らの生を全うし、やりたいこと・やってお役に立つことに力をかけよう。


驚く年明けであった。そのなかで割と多くの本を読んだ。昨年から骨のある本が多く出版され追われるような気持ちで読んだり、心が欲するオアシスのような読んで幸せになる本もあった。
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ほぼ日常、それを生きることのなんと幸せなことか。
『PERFECT DAYS』という映画、これってたぶん"ほぼ日"ということだろう。パーフェクトと言ってしまう西洋感覚は完璧を連想させてちょっと引くけど、それに乱されず観てみよう。


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