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全然勉強してなかった国語が偏差値60超えするのは、なぜか(四谷大塚公開組分けテスト5年第2回)

昨日は長女の組分けテストでした。GWはまるっと休校だった早稲田アカデミー。そのGW明けに組分けテストをするところが、なんだか試されているようでアレですよね。

5年第2回公開組分けテスト(5/9実施)
算数>65 
国語>60
理科>55
社会>55
4科目>60

今回の目標は、Sコースに上がること! 4科目で430点以上を目指していました。でも残念ながら、目標点に20点以上及ばず、結果はC3組。まだまだ高く険しいSコースの壁は越えられません。

長女の通っている校舎では、人事異動で4月から校長先生が変わられました。新しく赴任された校長先生は、NN女子御三家校の算数を担当されている方で、娘いわく、めちゃくちゃ教え方が上手なのだとか。長女はこの新しい校長先生が大好きで、先生に褒められたいがために算数をがんばっているし、先生が「こうするといいよ」といったことには素直に耳を傾けて実践しています。

算数の授業の楽しさもさることながら、その日の宿題をプリントにして配ってくれるのも、親としてはうれしいポイント(※ほかの科目では先生が伝えた宿題範囲を「宿題帳」に自分で記入する。当然のことながら、①「宿題帳」を忘れた→そのへんのプリントの余白に書き込む→プリント紛失→宿題なんだっけ? ②「宿題帳」に書き込まれた文字が自分でも解読不能→宿題なんだっけ?といった問題が発生する)。

今回の組分けテストでは、校長先生が「打倒!〇〇校」という目標を設定したそうです。「〇〇校」というのは校長先生が前にいらした校舎のことで、「〇〇校より成績が上だったら、校長先生の教え方がうまいという証拠になるんだよ」(!?)と、大好きな校長先生のために張り切っていた長女は、算数では170/200点を目標にしていました。仮想敵を仕立て上げ、ゲーム感覚で子どものやる気スイッチをオンにさせる先生に脱帽です。
そんな算数は、大問9の売買損益が解けず。めっちゃ難問でしたね。とはいえ、大問9が解けなくても、基本問題を確実に得点できれば170/200点は取れるということを実感できたのは、本当に大きな収穫。娘は早く先生に報告したくてたまらない様子です。

さて、第8&9回カリキュラムテストで、国語偏差値33という信じがたい結果をたたき出した長女。でも、それで危機感を覚えて猛勉強したのかというとそんなことはなく、相変わらず国語へのやる気は姿を見せないままでした。だから私は内心、この組分けテストで往復ビンタ並みの打撃をくらって目を覚ましてくれたらいいなと思っていたのです。
なのに偏差値60超え。大誤算です。どう考えてもまぐれだし、その証拠に漢字や知識問題で8問ミスするというひどいありさまでしたが、読解文との相性が良かったようで、記述は軒並み減点なしでした。これで妙な自信をつけて「やっぱり国語は勉強してもしなくても変わらない」みたいな考えを持ってしまいそうで恐ろしい。

そして今回はっきりわかったのは、理科と社会に本腰を入れないとSコースには上がれないということです。今の長女の勉強時間の配分は「算数7:国語1:理科1:社会1」という感じ。算数にこれだけ割かないと今の成績を維持するのは難しいというのに、理社はいつ勉強すればいいのだろう? あとは平日朝と土日の昼間しか勉強できる時間は残されていないのだけれど、そこも勉強時間にすべきなのか…?

いや、それはちょっと、つらいよね…?

なんだかもう、母さんのマネジメントでは手に余るように感じ始めたので、娘が絶大な信頼を寄せる校長先生に理社の家庭学習について指南していただくのが一番なのかも。


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