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公立中学の説明会に行ってきた

通っている小学校から案内があったので、地域の公立中学の説明会に参加してきました。

公立中学と私立中学、違いはいろいろありますが、地味に「ここが違うな」と感じたのは、「説明会を平日の昼間に行う」という点です。私立中学の説明会は当然のように土日に開催されるので、今回初めて平日に仕事を休んで説明会に行き、「そうか、土日に説明会をしてくれること自体がありがたいんだよな」と改めて気づいたのでした。

地域の公立中学は、3つの小学校をカバーする学区です。3つの小学校はそれぞれ1学年1~4クラスのため、普通に足し算すると、中学校は1学年7~9クラスになるはず。でも、その公立中学の1学年の学級数は3クラスでした。小学校の規模とほぼ変わりません。私立中学に進学する子や、区内の別の区立中学に通う子もいるとはいえ、思ったより学級数が少なくて驚きました。全校生徒数が少ないので、当然のように部活動の種類も限られています。

良いなと思ったのが、校庭の広さです。長女が志望する新興校はどこも都会のど真ん中にあり、総じて校庭が狭い。というか、「校庭はない」と言っても差し支えないくらいです。でも、公立中学の校庭は、サッカー部と野球部が同時に練習できるくらいの広さがありました。校舎も、新しくはないけれど、掃除が行き届いていると感じられる清潔感があり、おおむね好印象でした。

でも、上履きがあるのは憂鬱です。これまで見学した私立中学はどこも履き替え不要、土足で学校に入るスタイルでした。上履き不要ということは、つまり、以下のようなわずらわしさからも解放されるということなのです!

  • 週末に上履きを洗う必要がない

  • 「また学校に上履きを置き忘れてきたの!」とガミガミ言う必要がない

  • 月曜日に忘れ物として上履きを届けに行く必要がない

  • 月曜日の朝に濡れている上履きをドライヤーで乾かす必要がない

  • サイズアウトのたびに買い替える必要がない

  • 保護者会のときにスリッパを持参する必要がない


説明会の内容は・・・まあ、ふつう。取り立てて目新しい話はなく、区立小学校の延長線上に区立中学校がある、という印象を持ちました。
ちょっと気になってしまったのが、使われていたパワポ資料。おそらく何年も使いまわしていると思われるスライドで、なんというか、、「先生は説明会に手をかけたくないんだろうな」ということが伝わってくるものでした。募集に力を入れている私立中学と比較するのは申し訳ないですが、でも、もうちょっと労力を割いてくれても・・・という気もしました。

制服は、思いのほか高かった。私立中学と変わらないくらいだなと感じました。ブレザー、シャツ、スカート(スラックス)、と構成する要素は同じですから、あたりまえかもしれません。

いずれにしても、私立に全落ちしたら公立中学に通わせることになるわけです。全落ちが現実味を帯びてきてしまっている今、公立中の生活をイメージできたことはよかったなと思いました。


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