ポロろっか

映画や漫画、アニメ、特撮、海外ドラマ、小説、ゲームの紹介・感想などを書き連ねます。最近…

ポロろっか

映画や漫画、アニメ、特撮、海外ドラマ、小説、ゲームの紹介・感想などを書き連ねます。最近はアメコミ系作品が多め。

マガジン

最近の記事

『シン・ウルトラマン』感想①

空想特撮映画『シン・ウルトラマン』を観てきました。 端的に言うと、初代ウルトラマンを現代風かつリアル路線にアレンジし、原作愛と空想と浪漫にあふれる、素晴らしいヒーローSF映画だったと思います。 私は特撮オタクで初代ウルトラマンに関してもそれなりのファンです。今回も、原作(ここでは初代ウルトラマンを原作と呼びます)ファンとしての目線の感想となると思います。 とはいえ、TVシリーズに関して通してみたのは幼少期に一回、大人になってから一回見返した程度なので、有名どころのエピソード

    • MCUドラマ『ミズ・マーベル』の前に原作コミックを読み返そう①『Ms.マーベル:もうフツーじゃないの』

      こんにちは。お久しぶりの更新となりました。 最近のアメコミ映像作品というと『ザ・バットマン』『ムーンナイト』『モービウス』が上映、配信されましたが、どれも独自の魅力があり、面白かったですね。来月には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の公開も控えています。 さらにディズニープラスでは、6月8日にドラマ『ミズ・マーベル』の配信が控えています。アベンジャーズオタクでキャプテン・マーベルファンの女子高生カマラ・カーンが特殊能力を身に着け、一人前のヒーローに成

      • 2022年公開のアメコミ映像化作品をまとめてみた

        こんにちは。 もう1月も終わりそうですが2022年初記事です。あけましておめでとうございます。 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、面白かったですね! 感想記事を途中まで書いたのですが、感情がまとまらず一旦保留中です。いつかは書きます。 さて、今年のアメコミ映画界はしょっぱなから大傑作で始まったわけですが、今一度公開予定の作品をまとめてみようと思います。基本的にはマーベルとDC原作の映画と、ディズニープラス配信のドラマをピックアップします。アローバース(『アロー』を

        • 2021年のアニメを振り返る

          今年もそろそろ終わりですね。今年見たアニメをクールごとに軽く振り返ろうかなと思います。 冬クール(1月~)好きだったアニメの続編が多いクールだった印象。 装甲娘戦機 ダンボール戦機版のメカ少女もの。個人的ダークホースでした。すごく話が面白いとかアクションが良いとかではないのですが、なんだかクセになる不思議なアニメでした。シリアスとゆるいノリのバランスが好みだったんだと思います。 のんのんびより のんすとっぷ 田舎系のんびり日常アニメの完結編。一期から見ていましたが安

        『シン・ウルトラマン』感想①

        マガジン

        • アニメ紹介
          3本
        • マーベル作品感想まとめ
          9本

        記事

          「まだまだふたりはこれから!」マクロスFライブプチレポート

          参加して参りました。 『マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~』幕張公演の二日目。 ヤックデカルチャーでした。 印象に残ったところを覚えている限りでプチレポートにしたいと思います。 (ライブを事細かにレポートにしてる人ってすごいですよね。ライブ中にメモってるのだろうか) いきなりで申し訳ありませんが、ちょっと最初にオタク特有の自分語りをさせてください。 私がマクロスと最初に出会ったのは高校生の頃でした。

          「まだまだふたりはこれから!」マクロスFライブプチレポート

          マーベル新展開突入? 『エターナルズ』感想

          MCU(マーベルシネマティックユニバース)の最新作、『エターナルズ』を観てきました。 156分という長尺、まったくの新ヒーローが複数登場、ヒーローもののイメージからは離れた『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督作品、イメージビジュアルや予告編から感じる今までのMCUとは一線を画した神秘的な雰囲気などなど、正直見る前には期待もあるが少し不安もあるという気持ちでした(言うてMCUだし大丈夫だろうとは思っていましたが)。 まず簡単に、観終わった感想ですが、面白かった! 上記の若

          マーベル新展開突入? 『エターナルズ』感想

          久々にマクロスにぶん殴られました『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』感想

          10月8日に公開されたマクロスΔの劇場版二作目を観てきました。 前作『激情のワルキューレ』はTVシリーズの総集編でしたが、今回は完全新作ということでどんな物語が描かれるか楽しみにしておりました。これまでのマクロス映画って基本的に総集編かパラレルの再構成ストーリーが基本だったので、TVシリーズの結末を含めたその後を描くのって実は初めて?ですかね(細かくいうと『激情のワルキューレ』の続編なので、厳密にはTVシリーズのそのものの続編ではありませんけど)。 私はマクロスF現役世代

          久々にマクロスにぶん殴られました『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』感想

          「そして殺す」おじさんVS狂暴魔女軍団! 『ヘンゼル&グレーテル』

          数年前流行ったジェレミー・レナー(最近は『ミッション:インポッシブル』シリーズやMCUの「ホークアイ」として有名ですね)が「そして殺す」と言っている画像。あれの元ネタである映画『ヘンゼル&グレーテル』がアマプラで配信していたので観てみました。 グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』といえば兄妹が森の魔女のお菓子の家に迷い込むというだれもが知る有名な物語ですが、この映画はその十何年後かを描いたお話。 お菓子の家から無地生還したヘンゼルとグレーテルは、その経験を活かし凄腕の魔女

          「そして殺す」おじさんVS狂暴魔女軍団! 『ヘンゼル&グレーテル』

          『シャン・チー/テン・リングスの伝説』感想

          早速観てきました、シャン・チー。 (早速とは言いましたが、観てから記事書くまでちょっとタイムラグがありして、そんなに早速ではなくなりましたね…) MCUはフェーズ4に入ってドラマシリーズや映画『ブラック・ウィドウ』などが発表されてきましたが、既存キャラクターの掘り下げ作品が続いていたので、全くの新ヒーローの登場はかなり久々です。個人タイトルとしては『キャプテン・マーベル』以来ですかね。 しかも主役としては初のアジア系でカンフー使いとこれまでにいなかった新鮮なヒーロー。まさ

          『シャン・チー/テン・リングスの伝説』感想

          ワンダヴィジョン・F&W・ロキだけじゃない、他にもいろいろMCUドラマ

          インフィニティサーガが終わり、フェーズ4でマーベルシネマティックユニバース(以下MCU)はディズニープラスを配信媒体に本格的にドラマをシリーズに組み込んできました。 シットコムのような形式を取り入れつつっホームコメディと狂気のホラーテイストも組み込んできた異色作『ワンダヴィジョン』。『キャプテン・アメリカ』シリーズの志を引継ぎ、『エンドゲーム』後の混沌とした世界と人々の象徴として戦うヒーローたちを描いたアクションエンターテイメント『ファルコン&ウィンターソルジャー』。そして

          ワンダヴィジョン・F&W・ロキだけじゃない、他にもいろいろMCUドラマ

          スーパーヒーロー戦記と仮面ライダーリバイスの話

          こんにちは。 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』観てきました。 ゼンカイの記事で次回はロキの話書くよ!って言ったけど記憶が新鮮なうちにこの感想など書きます。 ネタバレ注意! ヒーローを描く矛盾の話今回の映画、簡単なあらすじを説明すると、すべての『仮面ライダー』シリーズと『スーパー戦隊』シリーズが物語として保管されている書庫(これは限りなくセイバー寄りの世界設定)からこれらの本が奪われ、ばら撒かれたことで、各々の物語の区別があいまいになった! それぞれの

          スーパーヒーロー戦記と仮面ライダーリバイスの話

          償いと決意の物語-『ブラック・ウィドウ』感想

          ブラック・ウィドウ、ついに公開されました。 前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』から約二年、やっとMCUが劇場に帰って来ました。 大人の事情で一部の大手シネコンで上映がされないというのは残念ですが、それではとせっかくなので普段はほとんど行かないIMAXのデカい映画館で観てきました。ディズニープラスで配信中のドラマ『ロキ』などで今年に入ってからは新作MCU作品を接種はできましたが、やはり劇場で観るのは違いますね。大きなスクリーンと大音響で観るお馴染みの冒頭のロゴシ

          償いと決意の物語-『ブラック・ウィドウ』感想

          『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が傑作だった

          6/25から劇場公開された『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が面白かったので、感想です。 ネタバレ注意! 前作を軽く紹介今回公開されたのは二作目なので、まずは2018年に公開された一作目について。 ピーターラビットってなんとなくしか知らなかったので、公開前はほのぼの可愛い動物映画だと思っていました。ですのでさほど興味も惹かれませんでしたが、公開されると一部界隈で話題に。話を聞くとどうやら様子がおかしい。 とはいえ、私は劇場公開当時は観に行けなかったので、後日配信

          『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が傑作だった

          『ロキ』1・2話感想

          こんにちは。 ディズニープラスのオリジナルマーベルドラマ第三弾『ロキ』。 配信されている2話までの簡単な感想を。ネタバレ注意! "TVA"とMCUでの時間軸概念エンドゲームの中盤で偶然にもスペースストーンを手に入れて逃亡したロキが今回の主人公。逃げたはいいものの、時間軸を乱した存在として時間管理局"TVA"(Time Variance Authority)のエージェントに捕らえられてしまいました。MCUでは初登場した組織ですが、我々日本人になじみ深いのはドラえもんのタイ

          『ロキ』1・2話感想

          『ロキ』配信直前の予習をしようの回

          ディズニープラスのマーベルシネマティックユニバースドラマシリーズ、早くも第三弾『ロキ』の配信がいよいよ6/9(水)に迫って来ましたね。 配信前に軽く予習していこうと思います。 ロキって死んだはずじゃ?今回主役となるロキですが、MCUの本筋だと『インフィニティウォー』の冒頭でサノスに殺されているため、最新の時間軸だと死亡しているキャラクターです。では『ブラック・ウィドウ』のように過去編?と思いますが、これまた微妙に違う。 このドラマは、『エンドゲーム』でトニーやスティーブ

          『ロキ』配信直前の予習をしようの回

          映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット 感想 イマイチだったところと良かったところ

          サクッと書いたのでいつもより文体が雑。 前作好きだったから結構比べちゃってる。 ネタバレありです。 イマイチだったところ今回の敵である視鬼神真玄が正直微妙。"最狂"の敵という煽りで態度も狂キャラ感出してくるのに、やることが基本的に小狡い。特に芽亜里戦と夢子戦が完全に後出しじゃんけん。学園爆破する思い切りはいいけど、だったら最初からそういうルールでのギャンブルにすればよいのでは? 話のオチでもあるけど会長が言うように「つまらない人」だった。でもつまらなさは最後まで隠してほ

          映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット 感想 イマイチだったところと良かったところ