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平成仮面ライダーのあれこれ Part1

 今回は私なりに平成仮面ライダーについて書いていきたいと思います。
あくまで平成仮面ライダー全体のことなので各作品の細かいところはあまり掘っていかない予定です。


今回出てくる単語

 「馬鹿にしているのか」って感じですよね。
 仮面ライダーシリーズに詳しくない方がわざわざ見に来るのかは微妙なところですが、私なりの工夫の仕方を模索中なんです。許してください。
 そして、もし有識者の方が見に来ていて、「ここ間違っていいるじゃないか」なんてことがあったら“優しく”教えるかそっとしておいてほしいです汗

 ・ニチアサ
ニチアサキッズタイムの略。テレビ朝日系列の日曜日の朝の子供向け番組が放送されている時間帯の通称。

 ・SHT
スーパーヒーロータイムの略。ニチアサ内のスーパー戦隊シリーズと仮面ライダーシリーズが放送されている時間帯の通称。「爆竜戦隊アバレンジャー」と「仮面ライダー555」の時期から1番組目が始まる前と2番組目が終わるときにコラボ映像が放送されるようになり、今も続いている。

仮面ライダー電王

 ・桜井侑斗(演:中村優一さん)
本作の2号ライダー仮面ライダーゼロノスに変身する青年。契約したイマジンはデネブ(cv大塚芳忠さん)。決め台詞は「最初に言っておく。俺はかーなーり強い!」。椎茸が苦手。

仮面ライダーキバ

 ・紅渡(演:瀬戸康史さん)
本作の主人公で1号ライダーの仮面ライダーキバに変身する青年。現在(2008年)軸の主人公。ヴァイオリン職人をしている。ファンガイアと人間のハーフ。この世アレルギーを患っている(ただし、2話以降克服)。

 ・紅音也(演:武田航平さん)
本作の過去(1986年)軸の主人公で仮面ライダーイクサ、仮面ライダーダークキバに変身する。渡の父親。凄腕のヴァイオリニスト。キザで女性を口説く様子がたびたび見られるが、音楽への愛情は本物。

 ・真夜(演:加賀美早紀さん)
ファンガイア族のクイーン。キングの妻。渡の母親。

 ・麻生親子
麻生ゆり(1986年)(演:高橋優さん)と麻生恵(2008年)(演:柳沢ななさん)の親子。親子ともにファンガイアハンター。

 ・ファンガイア
本作の怪人の種族。ライフエナジーという生体エネルギーを摂取するために人間を襲う。人間を愛することはご法度であり、これを破るとクイーンに粛清される。

 ・フエッスル
キバのアイテムの一種。渡の相棒であり、ベルトの一部でもあるキバット(cv杉田智和さん)に吹かせる形で使用されている。

仮面ライダーディケイド

 ・ネガの世界
ヒロインである光夏海(演:森カンナさん)が暮らしていた世界。ディケイドの最強形態の初登場の舞台。紅音也も登場する。

仮面ライダーW

 ・左翔太郎(演:桐山漣さん)
本作の主人公の一人で1号ライダーである仮面ライダーWに相棒でありもう一人の主人公フィリップ(演:菅田将暉さん)とともに変身する。一人で変身せざるおえない場合は仮面ライダージョーカーに変身する。鳴海探偵事務所に所属する私立探偵。本人が「ハードボイルド」に憧れているのに対して、「半人前」の意味も含めて「ハーフボイルド」と言われがち。探偵としての実力は優秀である。

 ・園咲冴子(演:生井亜実さん)
本作の登場人物の一人で本作において重要な立ち位置である園咲家の長女。ディガル・コーポレーションの社長。プライドが高く、冷酷である。タブー・ドーパントに変身する。

 ・ミュージアム
本作の敵組織にあたる。園咲家を中心としたガイアメモリを開発し、風都(本作の舞台)に流通させる秘密結社。

 ・ガイアメモリ
本作に登場するアイテム。これを挿して内包された「地球の記憶」を注入することで対象をドーパントという本作の怪人に変身させる。仮面ライダーの変身アイテムでもある。中毒症状や場合によっては暴走という副作用がある。ミュージアムの幹部や仮面ライダーはドライバーを介して用いることで副作用を回避している。

 ・生体コネクタ
身体のどこかしらにある(つけた)これにガイアメモリを挿すことでドーパントに変身する。メモリの副作用を弱める役割があるが、ドライバーより微弱である。黒い模様。

 ・照井竜(演:木ノ本嶺浩さん)
本作の登場人物の一人で2号ライダーである仮面ライダーアクセルに変身する。風都警察署の刑事。階級は警視。「俺に質問するな」「振り切るぜ」「絶望がお前のゴールだ」と多数の定番のセリフが存在する。かなりクールな人物。「俺は死なない」と自ら豪語するようにどんな仕打ちを受けても死なず、人間とは思えない速さで回復する。その不死身っぷりはファンの間でもよくネタにされる。

仮面ライダーオーズ/OOO

 ・グリード
本作の敵怪人にあたる。しかし、本作の主人公の相棒もグリードである。800年前の王が錬金術師たちに作らさせた欲望の生命体。核となる3種3枚ずつのコアメダルと肉体にあたる大量のセルメダルで構成されている。

 ・コアメダル
本作に登場するアイテム。仮面ライダーの変身アイテムでもあり、敵怪人の重要アイテムでもある。これを主軸に本作の物語が進む。

仮面ライダーフォーゼ

 ・如月弦太朗(演:福士蒼汰さん)
本作の主人公で1号ライダーである仮面ライダーフォーゼに変身する。天ノ川学園高校に転校してきた高校2年生。リーゼントと短ランとボンタンが特徴。友情に熱く、まっすぐで素直な性格。

私の平成仮面ライダー歴~リアタイ期~

 まずは、私が平成仮面ライダーとどんな風に(一方的に)関わってきたのかを語っていきたいと思います。リアタイをしていたのは10年以上前なこともありうろ覚えな部分まみれです。ご了承ください。

序曲・ウェイクアップ【仮面ライダーキバ】

 仮面ライダーキバ(以下、それぞれ仮面ライダーは省略)が私の特撮人生の始まりと言っていいように思います。この時期はまだリアタイをしていました。電王も少しは観ていたのかもしれませんが、ぶっちゃけ侑斗が泣きながら椎茸ご飯を食べているところしか覚えていません。
 当時のニチアサは
ムシキングorキョウリュウキング → SHT始まる&スーパー戦隊 →仮面ライダー&SHT終わる → プリキュア (→ 題名のない音楽会)
という順番に放送されていたと思います。間違っていたら申し訳ないです。
 当時の私は順当にプリキュアを好きになりました。毎週、プリキュアと題名のない音楽会を観ていくうちにSHTも観始めるようになったという流れです。
 キバといえば、現在(2008年)の紅渡(子)と過去(1986年)の紅音也(父)の物語が平行して描かれているのが特徴です。はっきり言って当時内容は全然理解していませんでした。各時代の真夜が同一人物だと認識しているかが微妙でしたし、麻生親子に関しては親子だと認識していませんでした。もちろん、純粋だった私は本作特有の男女のドロドロにも気づきませんでした。
 それでも覚えている描写は多くかなり明確です。やはり子供だった私にとってキバやファンガイアのデザインはかっこよく刺さるものがあったのだと思います。いまだに仮面ライダーシリーズの中でも上位のかっこよさだと思います。ステンドグラスのデザインってとんでもない美しさがありますよね。あと、フエッスルって天才だと思いませんか。

ライダー大戦と世界の破壊者【仮面ライダーディケイド】

 平成10作目となりました。
 もちろん内容は理解していません。成長して見直すまでに覚えていたのもネガの世界が怖すぎたのと響鬼がかっこよかったことくらいでした。そもそも半年で完結して(いない)いる作品なので残りにくかったのかもしれないです。何よりも当時の私はシンケンジャー(特に折神)に夢中でした。
 親からは当時、デザインに対して痛烈な批判が来ました。しょうがないです。我が家はシンプルイズベスト主義ですから。
 でも、改めて見直すとかなり中毒性のある作品ですよね。10作品目だから
なのかかなりぶっ飛んだことをしている印象です。

運命のJ/出会ってしまった切り札【仮面ライダーW】

 そして平成2期ライダーの時代に入りました。我が家でも大人気だったWです。ただ、デザインがシンプルでも「二人で一人」や「半分こキック」などかなり挑戦的な部分もあるように思います。
 当時、左翔太郎と園咲冴子にどハマりしました。特にミュージアムのガイアメモリが好きすぎてタブーメモリを大量に自作したり、カプセルトイでコネクタのタトゥーシールを買ってもらい狂喜乱舞していました。忘れもしません。大文字を見に行った時の一番の思い出です。
 ところで、当時の私は幸が薄かったり哀愁が漂いやすい人が好きだったのでしょうか。翔太郎は孤独になればなるほどより完璧なハードボイルドになるし、冴子はもれなく深く関わった男が碌な終わり方をしないという疫病神っぷりです。
 そしてこの作品の中でも物凄く引き込まれるのが劇場版です。いまだに劇場版で初登場した仮面ライダージョーカーが一番好きなライダーです。当時は雰囲気だけで好きでしたが、ジョーカー単体だとそこまでスペックがとんでもなく高いわけではないのに翔太郎とジョーカーメモリの相性がとんでもなく良いことで地味に勝率高いところがたまらないです。あと、照井竜が見事な死亡フラグが立っているセリフを言っておきながらしっかりと生きて帰ってきているところも面白いです。
 ちなみにですが、当時ホラーが苦手すぎてほんの少しだけでもホラー要素に対して拒否反応が出ていた私はパペティアー・ドーパントの回だけ録画し、結局見ることができませんでした。人形が「ぎゃああああ」みたいな声を出しながら動いている描写で夜中にお手洗いに行けなくなりました。今となっては良い思い出です。

青春と目覚めと沼【仮面ライダーオーズ/OOO】

 オーズも内容をちゃんと理解していたかといわれると微妙なところです。内容の難しさというよりも色の鮮やかさと明るさ、そして主題歌、サントラの明るさに引っ張られていたのではと思います。脚本と主人公の重さを覆い隠すようにそれ以外がとてつもなく明るく作られていますよね。
 オーズは変身道具でもあり、敵であるグリードの肉体要素でもあるコアメダルの取り合いを主軸にした内容ですが、玩具が人気すぎて現実でもメダル戦争状態だったようです。しかし、当時の私はそんなこと全く知りませんでした。実は私、周りに特撮ヲタと言われますが玩具を1つも持ったことがないからです。
 そして、ここで私にとっての大きな出会いがありました。
メズール(人間態)(演:未来穂香さん)です。
衝撃でした。
「なんて可愛いんだ!!!!」と。
ここから私は可愛い女の子を愛でることに目覚めました。あれからずっと可愛い女の子大好きです。
 この作品も変身音に歌が入ったりして挑戦的でしたね。平成2期の変身音の派手さの始まりのようにも思います。ただ、待機音はシンプルでしたね。
 そもそもこの作品(というか仮面ライダーシリーズ全般そうなのですが)私なんぞが勧めなくても人気な作品です。オーズは脚本、役者、挿入歌、キャラクターなど様々な面で絶大な人気を誇っています。私はオーズは是非2回以上は観てほしいです。2回、3回…と観ていくと2乗、3乗…と面白くなります。大げさじゃないです。そして、主人公の発言の意味が変わってきます。
 そして観たことない方はぜひ劇場版を観てください。とあるシーンで脳内の全てが吹っ飛びます。どこのシーンかは観たら一目瞭然なのでとにかく観てください。

  

青・春・終・盤【仮面ライダーフォーゼ】

 この作品は高校が舞台になっていますが、実際は宇宙規模のお話となっています。私がこの作品を観た最初の印象は「ブレザーの青が明る!」でした。
 フォーゼはデザインをはじめ、挑戦的な部分が多い作品の印象です。まず、2期に入ってから何かしらの影がある主人公たちが続いていましたが、弦太朗は底抜けに明るいですよね。そして見た目に関しては10年以上前の作品とはいえ、リーゼントの主人公ってなかなか時代に逆行しているのではないのでしょうか。(とか言っていますが、後にこの令和の時代にヤンマ・ガストというリーゼントのイケメンがSHTに現れました)何なら、私は弦太朗でリーゼントを知ったのではないのでしょうか。おかげで我が家は福士蒼汰さんがイケメンだと気づくのに時間がかかりました。そして、作品内に吉沢亮さんが現れるとその美しさに戦慄が走りました。
 そしてこの頃から私自身に大きな変化が起きました。特撮から離れ始めたのです。まあ、一言でいうと私が年齢に沿ってませてきました。フォーゼは劇場版が公開されるよりも前に離脱しました。そして、ウィザードに微塵も触れなかったことをのちに悔やむことになりました。
 仮面ライダーに関わる人達の集まりが「部活」となっているのがとてもいいですよね。学校ならではである程度自由度もある感じがしますよね。

いったんまとめ

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 思ったよりも長くなりましたので、分けて投稿することにしました。行き当たりばったりで申し訳ないです。
 Part2ではリアタイをせずに観た作品について語っていきます。よろしくお願いいたします。

 写真は仮面ライダー展にて撮ったものです。


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