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YAMAHA NeEMOレポート#7:ゆっくり走るモビリティ

先日、メイカーたちの祭典「Maker Faire Tokyo 2022」に行ってきました。
おみやげにメイキーの軍手を買ってきたので、NeEMO用のグローブとして愛用しています。

Makeの公式キャラ、メイキー君
手のひらに滑り止めびっしり

今年は栗が豊作で、台風のたびに道路が栗だらけです。びっしりと障害物のようにいがいがが落ちていて避けられず、どうしようかと思ったのですが、そのままえいっと進んだところ、あまり振動もせず、今は気にせずぶちぶちと踏んでいます。

試乗した方が、ぐいぐいハンドルを揺らしながら
「おっ、サスペンションがしっかりしているね」
とおっしゃっていたので、
そういうのかもしれません。

振動が少ないので、日曜はマルシェで買ったネギを前のトレイにのせて帰りました。

ただのせてるだけ。抜群の安定感

モニター仲間もぼちぼち増えてきまして。
道で出会ったりします。
最初は移動手段としてモニター参加されたのに、1度乗ると楽しくなって、くるくると近所の散策に使ってるそうです。

歩く速度と変わらないから、風景がのんびり眺められるんですよね。
長く乗ってても疲れないから、ふだん行かないほうにも足をのばしたり。
クルマは急にとまれないけど、NeEMOは手を放せばとまるから、道で出会った人ともおしゃべりできる。

利便性を考えたとき、現行の速度6キロ制限の解除にばかり目が行きがちですが、あえてゆっくりだからこその魅力もあるように思います。
星新一のショートショートにも、お金持ち向けに超ラグジュアリーな車を作ったら、もっともっと遅くしてくれ、と要望された話がありましたよね。

母がパトカーのお世話になった話

茅野市の交通イベントで展示されていたパトカー

母が高齢で足腰が弱くなりまして。
室内では歩行補助杖などを使えば、自力で立ち上がり、ゆっくり歩けるのですが、通院もデイサービスへの送迎もクルマで、外を歩くことがめっきりなくなってしまいました。
買い物も以前は一緒に行っていたのが、スーパーの中も広くて体力がもたなくなってきたので、ほとんどお留守番か、たまに一緒に行っても店内は見て回らずに休憩コーナーのベンチで待機です。

そんなある日のこと。
私が不在のとき、アイスがほしくなり、ひとりでコンビニに向かったもののお店の前で力尽き、帰りは近くの交番のおまわりさんがパトカーで送ってくれました。

クルマでぴゅっと目的地に移動するのは効率がよく、買い物も不自由はしないけれど、母としては自分でふらりと出かけられず、退屈だったのかもしれません。
そこで、都内ではクルマをやめて、車いすをレンタルして、通院や買い物は徒歩と電車でのんびりでかけることにしました。

母の場合は介助型の車いすですが、シニアカーや電動車いすもいろいろおしゃれなのが種類でてきてるので、まだしっかりとした健康なうちから楽をするために、楽しむために使うのが流行るといいなと思います、

WHILLのシニアカーは家族に位置情報や転倒アラートなどがスマホに届いたりして便利そうです。


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