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#02-ストレス関連疾患に対するヨガ利用ガイドを読んで。

おはようございます\^o^/。

本日も『ストレス関連疾患に対するヨガ利用ガイド』を読んでの感想です。今回はヨガを行う時の注意点です。忘れないようにアウトプットしています。


ヨガによって生じる変化

ヨガをすることによって
値が上がるもの
【GABA】【オキシトシン】【心変動】【迷走神経活動】。
値が下がるもの
【不安・抑うつ】【陰性感情】【疲労感】【睡眠改善】【破局的思考】
【交感神経活動】【コルチゾール】【慢性低レベル炎症】【疼痛】
とこのようになっています。

この結果から、精神的には良い効果をもたらします。ただ、練習の仕方により病状を悪化させる場合もあるという事も覚えておかなくてはなりません。

医師はヨガをどう思っているのか

2013年の調査ですが、患者がヨガを習い始めてから良かった点と、心配になった点の両方が記載されています。

【良かった点】うつ病の緩和、減薬、リラックスできるようになった、不眠改善、元気になった、便秘改善、肥満改善、慢性疼痛緩和、発達障害児の集中力増進、体力がついた、身体症状へのとらわれが少なくなった、肩こり改善、めまい改善、高血圧改善、など。

【心配な点】がんばりすぎるのではないか、無理をするのではないか。
ストレス性疾患の治療としてヨガをするときにがんばったり、無理をすることが逆効果だという事です。もともと頑張りすぎて病気になる事が多いので頑張る事で病気を悪化させてしまうのではないかと危惧しています。特に痛みや炎症が悪くなったり、治療を自己中断してしまうのではないかとという事です。

これは自分自身にも心当たりがあり、日本人には多い気がします。

レッスンを行う時に気を付けなければならない点です。習っていた時(今も)によく先生が言っていました。”形にこだわらないで、自分が出来るところでいいです”と”がんばりすぎなーい”とも言っていました。

これは、体を痛めるからだと思っていましたが、精神的な事でもあるのですね。つい、やり過ぎてしまいます。セルフコントロールがなにより大切です。忘れない様にします。

ストレス性疾患を持つ人がヨガを練習する時、知っておいた方が良い点

■座位や立位など日常ではあまりしない姿勢や普段使わない筋肉のストレッチを行うため、正しく行うと筋力がついて体が軽くなり、柔軟性やバランス能力が養われますが、反面、筋肉痛や関節痛が生じやすく、膠原病、整形外科疾患、ステロイドを内服中の患者は主治医に相談
※これはチラシなどにも必ず載せています。

■高血圧、緑内障の人は逆転のポーズ、動脈硬化の強い人は頚(くび)を強く曲げるポーズは控えましょう。めまいを訴える人や高齢者は転倒しないように注意しましょう。
※もし話の中で出てきたら思い出せるようにしたいです。

オンラインでのレッスンの場合、画面オフの方も多く、正直大丈夫だろうか?と思ったりします。心配し過ぎると何もできなくなってしまうので、基本はご本人におまかせとなりますが、途中の声がけが大切だと感じます。

無理にさせない、急がないなど、自分が落ち着いていないとだめですね。時間内に納めないと。とか、今のわかりずらかっただろうか。など意識が自分の思考に向いてしまうと、受けている方への注意がおざなりになってしまいます。

■普段と異なる呼吸を意識的に練習をします。正しく行うと呼吸を通した感情コントロール、腹式呼吸が身に付き副交感神経優位の状態が作れますが、早い呼吸は過換気発作を誘発したり、不安感が強くなることがあります。息止めは高血圧の人には注意が必要です。

■内受容(身体の内側からおきる感覚)に意識を向ける場合、正しく行うとセルフケアが行いやすくなりますが、その反面、心的外傷体験のある人はいやな体験を思い出して精神的につらくなることがあります。

この症状と同じかわかりませんが、私は夜瞑想をすると眠れなくなったり、悪夢を見る事があり、夜はしないようになりました。リラックスするところが逆に覚醒してしまった感じです。(朝は大丈夫!)

そうなった場合は中断して、自分にあった場所・時間・方法を見つける事が大切だと思います。

特にストレス性疾患がある場合は、夜に注意した方が良い気がします。(自分の体験上)夜は良くない事を考えがちです。朝や昼のように活動的になる事が無いからだと思います。気を紛らわせる事がないというか‥。なので出来るだけ朝昼に活動して夜は寝るだけ!と決めてしまった方が良いかと思います。

少し早めに瞑想の事を書いてしまいましたが、次の項目で瞑想についても書いてありました。

■瞑想は正しく行うと静かで平和な穏やかな気持ち、肯定的で前向きな気持ちになれますが、人によっては不安感が増し、幻覚のある人はしない方が良い。

これはそうだと思います。瞑想は合う合わないや、その時の心身の状態も関係すると思います。はじめは慣れていないから悪夢を見るのか?などわからなかったのですが、続ければ続けるほど、ひどくなったので夜は中断しました。

ただ瞑想するだけはせず、呼吸を意識して瞑想状態に入るとかポーズをとりながら瞑想状態に入るなどの方が自分には適していました。

まとめ

身体や心は、人それぞれなのでとても難しいですが、一緒に練習する中でお互いに見つけられれば良いなと思います。

自分に適しているヨガとは、それを一緒に探しながら続けていければ、ヨガ講師として最高かなと思ったりします。

身体の変化も感じてもらえるようになってほしいですが、心の変化も感じてもらいたいです。

幅が広くて、とても大変だなと改めて思いますが、それだけに興味深く、自分も何を一番大切にしてやっていくかを考えながらスキルアップしていきたいと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どなたかのお役に立てます様に。

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