【米国経済】ISM/JOLTS/雇用統計強そうよな～

ふぁじお

2024年10月1日 00:10

✅米国経済

🔴ISM先行指標

2024年10月01日発表の9月ISM製造業の事前予想は47.6（前回47.2）で改善予想です。
直近のNY連銀・フィラデルフィア連銀の製造業指数は、ともに上昇していることから９月分のISMも上昇すると思われる。

2004年以降の地区連銀データで重回帰分析すると、9月ISM予測値は47.4とのこと。市場予想47.6に近い予測値となっています。

各地区連銀の結果を単回帰分析で算出した予測値は以下の通り。
平均をとると49.72という結果になりました。単回帰分析では、市場予想よりも上振れ予想です。

台湾輸出受注の結果からは、改善予想です。

銅金レシオは、9月に上昇にしているので、ISMは前回よりも改善を示唆。

総じて、重回帰分析以外は、市場予想より高い結果が出そうなデータでした。前回よりも改善は市場予測と同じであり、どれだけの改善かに注目です。
個人的には、重要視されるNY連銀とフィラデルフィア連銀のPMI結果がともに前回よりも高いこともあり、市場予想よりやや上ブレでみてみたい。

🔴JOLTS

2024年10月01日の8月分の事前予想は7.640M（前回7.673M）で前回よりやや悪化予想である一方、indeed求人指数からは上振れ予想です。
JOLTS単体であれば、割といい指標エントリーできそうと思いましたが、同時刻にISM結果発表もあり、ミックスされてやや触り辛い。

🔴新規失業保険申請件数

最近、initial claimの結果が改善しており、新規失業者が減ってきており失業率も悪い結果が出にくいとも見える。
カンファレンスボードでは、雇用悪化示唆アンケートもあり、何ともいえないですが。。。

引き続き解雇は抑制された米労働市場ですが、新たな職探しは結構難しくなっているのが良く分かったCB消費者信頼感です。まだヤバくはないが、賃金が上がり辛そうだという前提は崩れず、失業保険は耐えているものの、結局は悪化に達するまで延命したイメージで見ている。 FEDの利下げが間に合えば別だが、利下げ幅次第かと。

【経済指標速報】
🇺🇸米国経済指標の結果です✍️

21:30発表📣
🇺🇸新規失業保険申請件数
結果：21.8万件
予想：22.5万件
前回：21.9万件

🇺🇸四半期GDP(確定値、前期比年率)
結果：3.0%
予想：+3.0%
前回：+3.0%

🇺🇸🇯🇵ドル円は144.20円付近から上昇中
— みんなのFX｜トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) September 26, 2024

🔴貯蓄率

過剰貯蓄は上方修正されましたと。。貯蓄率が上方修正なら過剰貯蓄も枯渇してないかもしれず、まだまだ金余り感が凄いです。
クレカ残高がずっと増え続けている背景に、この過剰貯蓄も2022年に枯渇して以降2023年・2024年で延滞率が伸びています。

https://x.com/dailychartbook/status/1839994715669659863/photo/1

🔴金利織り込み

FF金利は半々くらいの確立で割れてましたが、10/1正午0時時点でやや25bp利下げに傾いています。ISMや雇用統計を受けて、どちらかというと25bps側に多少傾く場面があるかと思っています。今週の指標では週間で悪くなる未来が見えないんですよね。。。なので、米ドル買い優勢になる気がしています。

✅日銀政策・新総裁

CFCT投機筋の円ポジションは、円ロングが5.7→6.6万枚に増えました。火曜日時点のデータですが、歴史的にかなりの高水準なので、利食いが入って過熱気味もあり一旦は円高も良い所まで来たように見えます。
石破ショックとも言われていますけど、円高余地は限定的なんじゃないかと思っています。高市氏の優勢が一時的に織り込んで円安が進んだ分が剥がれたのも相まって、大きく下落しただけかと。
金融課税で投資家人気は低そうですが、石破さんであれ日本株の暴落は考えなくていいかと思っています。これだけ円高になったら日銀は利上げする理由ないですし、株も大きく下落したのでしばらく利上げはなさそうというのが自然かと。

https://jp.investing.com/economic-calendar/cftc-jpy-speculative-positions-1614

https://x.com/OreGaNinjaX/status/1840213495834669338/photo/1

金融政策：早期利上げを後押しするということはない
増税：貯蓄から投資の流れを止めない＝金融所得課税増税も当面ない
財政政策：需要不足なら財政出動に言及

https://www.dlri.co.jp/files/macro/378063.pdf

✅欧州経済

欧州PMIが一気に悪い結果になりました。今年は欧州経済の悪化とずっと長いこと思っていましたが、やっと終わりの始まりのような結果です。
これまで、なかなかEUR通貨が弱くなかったのは、FED利下げによって米ドルの受け皿にもなってますので落ち切らないという感じでした。今後、FED・ECBの利下げレース開始したので、ユーロが落ちる場面も増えそうです。直近10月利下げは濃厚で利下げ織り込み7割超えとのこと。
米国が利下げサイクルに入ることで、ECBなどの他の中央銀行も利下げをしやすくなります。

✅各国の政策金利

🔴スイス

スイス政策金利は世界でも最低水準であるため、中銀が為替市場と長期にわたって対峙しながら金利を引き下げる余地は限られている。

✅為替ペア選び

個人的には、ドル円142円割れで買いで持ってます。
オジ円は、98円近くで買いで持っています。
ユロルも1.2あたりでショートで、いいとこでエントリーできた感♬
ユロオジはずっとショート狙ったたけど、押し目逃して下落中、目線はばっちりでした( ;∀;)

一旦、米ドル買い、ユーロ下落、オジ買い、円安（巻き戻し）目線かな～
時間軸のイメージちがったら、ポジション解消します。

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