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ポルトガルのオムツ事情2

だいぶ前にポルトガルのオムツ事情について書いたのですが、だいぶそこから私の情報がアップデートされたので、誰にも求められていないと思いつつも2回目を書きます。前回のオムツ事情に関するnoteはこちら。

上記の記事を書いた頃はエアビー(AirBnB)で転々としていた頃で、ポルトガルのスーパー事情もよく分かっていなかったのですが、今はもう少し分かるようになりました。

ポルトガルのスーパー

どこでオムツを買うかというと、やはりスーパーです。ちなみに薬局でも買えますがちょっと割高。薬局ではスーパーでは見かけることのないパンパースなどもありました。

ちょっと話はズレるのですが、ポルトガルのスーパーは数の多さ順(私の今のところの体感なので多分実態とはズレがある)で紹介するとこんな感じです。

  • continente

  • pingo doce

  • minipreço

  • Lidl

  • Auchan

  • Aldi

上3つはポルトガル発祥らしいです。continenteは至る所で見かけます。そして基本的な店のサイズが大きい。大型店はもうスーパーの域を出ている大きさと品揃え。お店の中にホームセンター的な場所や洋服屋さんみたいなところとありました。

pingo doceはmy favorite super marketです。プライベートブランドの食べ物も結構美味しいし、店員さんも良い人が多い気がする。油断するとテーマ曲が自然と頭の中を流れます。♪ pingo doce pingo doce     pingo doce♪(ドンキが、際たるものかと思いますが、店内ソングって恐ろしいほど頭に残ります)pingoについてはいつか別途書きたいなと思ってしまうくらい、好きです。家から少し離れたところにしかないのですが、時々わざわざ向かうほどです。そんなpingoのオムツについては後ほど…

minipreçoは、実はちゃんと使ったことがないのでよくわからないのですが、小さな店舗なのであちこちで見かけます。ちょっと割高らしいので、日本でいうとコンビニ的な存在なのかな。

そして、前にも触れたLidlはドイツ発祥のスーパー。Auchanはフランス系。そしてAldiもドイツ系のスーパーらしいです。

minipreçoとAldiでオムツを買ったことはないのですが、continenteと pingo doceでは買ったのでその話を書いていこうと思います。

しかし、なぜ皆どこのスーパーでもプライベートブランドのオムツがあるのだろう。日本だとどうやらイオンはオリジナルを出しているようなのだけれど、マルエツとかヤオコーとかは出していないのでは?知らないだけかしら。

continenteのオムツ

continenteのオムツ。パッケージはかわいいのです。ですが、ダメでした…漏れやすく、破きにくい。(パンツタイプを替える時の話)。何となくゴワゴワ感も強くて、私の中ではダメでした。

最寄りのスーパーがcontinenteなだけにショックを受けました。(写真撮っておいたつもりだったのですが撮ってなかった)

ちなみに、continenteのおしり拭きは、最初にLidlで買ったものほど薬品臭くはなかったけれど、やはり独特の匂いが強い。でも、蓋がしっかりしているのが便利でした。(オリジナルのおしり拭きだけでも何種類かあった)

このcontinenteオリジナルシリーズに描かれている動物のイラストは結構可愛い。


pingo doceのオムツ

pingo doceのオムツはなかなか良かったです。パンツタイプでも割としっかりと漏れを防止してくれるし、破きやすさもまずまずでした。(日本のものには全く敵いませんが)デザインもかわいいので気に入っています。今でもお出かけ時はこのpingo doceのパンツタイプを愛用中。

モデルの子の目の大きさよ…
なぜか、折り紙のデザイン。

なのですが、一度だけ見たこのタイプ(下の写真)が本当はベストで、この「パンツタイプかつ長時間用で性能が良い」というこの商品を見かけたら是非買いたいと思うものの、一度買って以来どこの店舗でも見かけられず…廃盤にでもなったのだろうか。

ポルトガル語がわからないので、買う時に「本当にこれで合っているか?」と悩むのですが、右下の「Até 12h SECO!」という表記や時計のイラストなどから想像して「長時間用だ!」と判断して買ったりしています。そう考えるとこういう表記(文字+イラスト)って大事なのですね…デザイナーとかはついついこういうの取ってスッキリさせたくなってしまうかと思うのですが。

「売り上げNo.1」とかより、こういう情報をきちんと伝えてほしいと。そんなことを思ってしまいました。

DODOTのオムツ

pingoのオムツが良いけれど、オムツは近場で買いたいという思いがありました。(車なし生活なので…)continenteにはオリジナルオムツの他に、どこにでも売っているメーカーのオムツが売っていたのでそこに着目してみることにしました。

エアビー生活の間にスーパーのオリジナル以外に手を出さなかったのは、少量売りがなかったためで、ようやく定住地に辿り着けたので、それを試してみることに。

それがこのDODOTのオムツ。

もう一つ躊躇していた理由が「テープタイプ」であるということ。おむつ替えシートレスなポルトガルに於いて、歩けるようになった子供にテープタイプのおむつを履かせるのは至難の業。なので基本的に家用として導入してみました。「12h」の表記も効いてます。

中身はこんな感じ。イラストも可愛い。

結果、ベストでした。気になって調べてみたらDODOTはP&Gのブランドでした。流石です。世界のProcter&Gamble…凄い安心感。

歩ける一歳児にテープタイプは大変だと思っていたのですが、テープタイプって、体にフィットさせられるから漏れにくいのですね(二人目の子育てなのに。今更…)

前にもチラッと書いた「フィンランドでオムツを買った」経験の時にもやはりそれはテープタイプでした。

その時「安心のパンパースだし良かった!でも何故テープタイプ…」と思った記憶があるのですが、テープタイプの意味がここでわかってしまった。遅い。でも気づけて良かった!人生何事も遅すぎるということはない。

街角でこのオムツを買って歩いている人をたまに見かけていたので気になっていたのですが、やはりそういうのが一番信用できる情報源なのかも。

結果

勝手にランキングを付けるとすると、以下のような感じになりました。なんて無駄なランキング…(便利さ、吸水量、漏れなさ、質感などが評価軸で値段はあまり考慮されていません。枚数とか色々条件が違いすぎてよく分からんので、高すぎる!と思うものは買わないようにしています)

  1. DODOT(長時間用、テープタイプ)

  2. pingo doce(長時間用、パンツタイプ)

  3. pingo doce(普通、パンツタイプ)

  4. Lidl (普通、パンツタイプ)

  5. Auchan (普通、パンツタイプ)

  6. continente (普通、パンツタイプ)

結局、テープタイプなのにDODOTが一位に。決めてはやはり吸水量、漏れにくさ。私が長時間安心して眠れるか…という観点になってしまいました。

お知らせマークなど、無い

ふと気づいたのですがポルトガルで買ったオムツのどれにも「オムツの替え時を知らせるマーク」(尿に反応して色が変わるラインなど)はありませんでした。替える時は親が見て、触って判断せよということなのかな。新生児用とかだと違うのだろうか?そこは分かりませんが…

でも、パンツタイプの使用後にクルッと丸めた時に止められるシールは付いていました。あれが無いと辛いですよね。

大人用オムツ

最後にオマケですが大人用オムツの話を少し。ポルトガルは日本以上に少子高齢化が進んでいるという話も聞いたことがあるし、体感としてもとてもおじいちゃんおばあちゃんが多い国です。

それだからか、赤ちゃん用オムツ売り場に行くと、その隣に大量の大人用オムツが売っていることが多いです。男性用とか、長時間用とか色んな種類があります。日本の大人向けオムツも草彅さんのCMなどでイメージが刷新されつつあると思いのですが、こちらの大人向けオムツのパッケージは全然「老人向け」感が出ておらず、クールなイメージのものばかりで、初めて見た時に結構驚いたことを思い出しました。

「世界のオムツ展」とかやったら割と盛り上がるんじゃないかなと思ったり。そんなことないか…

2回にもわたってわざわざオムツのことを書いてしまいました。今度は違う育児ネタも書きたいと思います。

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