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今思うこと。

色々と世間をざわつかせてますが

僕の気持ちをそのまま届けるには

文字数が少し足りないのと

まだなんかモヤモヤするので

こちらに書いておきます

まず判定については昨日も書きましたけど

皆さんと同じでゴールであることは間違いありません

僕はボールだけを目で追いながらプレーしていたので

ゴールとの距離感がいまいち掴めていませんでした

感覚的にはゴールの上に弾き出したつもりだったんですが

距離感が掴めてなかった分

ボールがゴールの中に飛んでました

咄嗟に片側の手でもう一度掻き出しましたが

その時は自分の身体がゴールのどこにあるかは分からなかったです

掻き出したボールがゴールの中から外に転がっていくのを見てラインを割ってたことに気付きました

その瞬間に一瞬諦めたんですが

かなり距離があるロングシュートということもあって

主審や副審が絶対に間に合ってないことが頭にありました

もしかしたら見えてないかもと思い

あたかも入ってないような立ち振る舞いをしました

平然としてましたが内心は少し諦めてました

何事も無くプレー続行となった時は

今日は運が良かった。と自分に言い聞かせてました

ハーフタイムになり

相手の選手やスタッフ

審判団には入ってたと伝えました

それがどのくらい入ってたのかは

映像を観てないので正直わかりませんでした

とはいえ入っていたことは紛れもない事実だったので

モヤモヤというか

いつもとは違う

不思議な気持ちの中プレーを終えました

試合後に初めて映像で確認して

これはヤバいなと思ったのが素直な気持ちです

自分が想像してたよりだいぶゴールに入ってましたし

ゴールに戻りながら後ろ向きでプレーしてたが故に

自分の正確な位置がわかりませんでした




もしかしたら見る人によっては

フェアプレーじゃないとか

スポーツマンシップじゃないとか

色々な意見があると思いますけど

それでも僕からしたら当たり前のことをしただけです

プロスポーツを履き違えてる方々が

沢山いて正直ビックリしました

僕が生きてる世界は皆さんが思ってるよりも

厳しく残酷な世界です

美化されすぎてるだけで

実際は違います

弱肉強食の世界なんです

勝負の世界で良い人になる必要はありません

その優しさが隙となります

優しくて良い人達が

若くしてクビになり

サッカー界からいなくなったのを沢山見てきました

子供に夢を。とか

実際そんな甘い世界じゃないんです

負けて職を失うのは僕たち選手ですから

毎日みんな必死にやってるんです

いや、そうじゃないって言うなら

僕が仮に来年クビになったとしても

同じ年俸で雇ってください

そうしてくれるなら認めます

僕は勝つ為に必死だし

勝つ為にやることやる

それが僕が思うスポーツマンシップです。


そして僕はGKです

僕が入れられたらチームは負けるんです

僕には責任があります

もしまた同じことがあっても僕は同じことをします

だからこそ

させないで欲しいんです

させない仕組みを作ることはできますから

僕やレフェリーの方を守るには

テクノロジーの力を借りるしか方法はないんです

主審の山本雄大さんには試合後謝りました

湘南戦での出来事を知っていたので

そこの面だけを見たら

入ってましたと僕がすぐに認めることで

山本さんを守ることに繋がったかもしれません

ただ僕が最優先に守るべきなのは

ゴールや勝敗やチームであり、チームメイトです

残酷ですが、両方を守ることはできません

審判団を守ること

それはJリーグがやるべきことです

何かしらの対策をしないといけません

審判が人間である以上限界があって

あの事象は人間の限界を超えてしまってただけです

誰も責められるべきではありません

システム上起きても仕方ないことが起きただけです

それを変えることができるのは

僕ら選手や審判団では無くて

Jリーグ側ですから。


僕はこれまでの試合中に

相手選手を意図的に怪我をさせようとしたり

侮辱的な発言をしたこともありません

これがフェアプレーやスポーツマンシップであり

この事象は全く持って別物です

サッカーでいうマリーシアというモノです

この件についてはこれで最後にしますので

もう色々と言ってこなくて大丈夫です🙋‍♂️

引き続き僕は変わらず頑張っていきます

ありがとうございました!!


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