今年も桜がきれいだった
毎年、冬が終わるのを待つよりも、桜の花が咲くことを今か今かと待っているような気がします。
色づきはじめて膨らんだ蕾を目にすると、ささやかなわくわくが心の内に咲いていきます。
淡く柔らかい光を纏ったような花がそこかしこに咲き誇れば、人は自然と上を向いて歩くようになります。
桜の花によって街の景色はトーンアップされて、春の訪れを実感します。
三日見ぬ間の桜。咲いている時間はあっという間ですが、風に吹かれ散る姿までも美しい花の魅力は計り知れません。
満開から散り際にかけての桜を見て思うのは、今年も春に咲くために1年を過ごしてくれてありがとう、ということ。
今年は会社のお花見もしましたが、多くの人にとって、桜のおかげで生まれた時間や空間、そして笑顔は、きっと数えきれません。
一見か弱く見えるけれど、寒い冬を耐えて、乗り越えて、自ら咲く強さがある。そんな生き方に惹かれるものがあるのかもしれません。
陽の光と馴染む姿は可愛らしくて、夜の空に映える姿はどこか神秘的で。毎年、何度見ても、桜が咲いて嬉しいなと思います。
今年も、桜がきれいでした。
この記事が参加している募集
じっくり読んでいただけて、何か感じるものがあったのなら嬉しいです^^