媒体と意味と概念と。
いくらそのもののことを大切にしていようとも、意味が分からない、理解できない人にとっては、価値を測ることは難しいし、周りがどう伝えても響かせるのは難しいことだって有るのだ。
わたしはNPOのお手伝いを定期的にやっている。
其処は知的障害や発達障害の人が通っていて、時間を有意義に過ごしている。スタッフはそのサポートを行っていて、わたしはその末席を汚している。
本職がほかにあるので、どうしても数少なくはなってしまうのが心苦しいのだが、そのNPOの勤務日はとても楽しいし、わくわくする。
今一つの仕事だけをずっとやるような時代でもなくなっているし、わたし自身が忙しいのが好きなので、全く苦ではない。
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破き癖のある方がいる。
本でもなんでも、とにかく破く。
やはり、壊していいものと悪いものは把握していただかねばならない。周りは伝える。
そうか、と思った。
本を破いてはいけないと、決められてるわけではないもんなあと。
でも不思議なもので、やっぱり書籍が無抵抗にびりびり と破かれている様子を見ると、なんだかどきどきしてしまうのだ。制止したくなるのだ。
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埒外に出る力を秘めていると思う。
常識にとらわれない感覚。
そういうのはやはり芸術などの自由な世界に強いのだろうと。
最近障害者アートがより注目されるようになっているように思う。
わたしもとても好きだ。
社会福祉法人さんの雑貨作品を買って日常的に使用していたりする。
味があるんだよなあ。
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