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運転。


わたしは車を運転できない。
そもそもで、免許を持っていない。

原付の免許は持っている。
ドペーパーだけど。
この間、誰もが知ってる府中に行き、更新したばかり。
勿論原付は運転一切してないので、ピカピカの0点。点数なし。
ビデオの遺族のお話がつらくて目頭を熱くしながら講習を受けてきた。

そもそもいい歳こいて、車の一つ運転もできないというのは、なかなかディスアドバンテージなのかもしれない。
原付の免許取る時に、交通法規のペーパーテストは受けたので、一般道の表示とかは、理解できるくらい。

理由は二つあって。

まず、自分が首都圏に住んでて、バス網電車網が不便ないくらい張り巡らされてるので、車を使う必要がない。
個人的に公共交通機関をつかうのが好きなので、全く苦じゃない。

もう一つ。
自転車の運転が下手だから、四輪なんて運転した日には大変なことになるだろなあと思い、怖くて取る気になれない。
自転車さえあれば、大体どこでも行けるので、よくいろんなところに行っている。
ただ、周りのあらゆるものに気を取られてしまう。
鳥、コウモリ、くものながれ、野菜の無人販売所。
何度も転けたし、用水路に落ちかけた。
車を運転した日には、恐ろしい未来が待ち構えてるに違いない。

ただ、便利なんだろうなあ。あるに越したことはないのだろうなあ。と常々考えてはいるので、せめて挑戦はしてみようかな、と考えてはいる。
やってみれば、案外に、自分に合うのかもしれない。
びびって足踏みするくらいなら、踏み出して盛大にずっこける方がいい。教習所できっと本当の自分の適性が、見えてくるはず。

これって色んなことに言えるよなあ。
苦手だから、できなそうだからって、謙遜して、手を出さない、出せないって。
そんな自分の態度がもどかしくなりそうだから、気になったものにはどんどん挑戦するようにしてきた。
でも唯一、車の免許はなかなか、チャレンジできていなかった。

時間とお金を、少し蓄えて、トライしてみよう。

合わなそうと思ったら、やっぱり自分はやらない方がいいと思ったら、中止すればいいんだ。

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