見出し画像

IT企業で人事の仕事をしながら、副業でコーチングのプロコーチをしています。また、ノンプロ研(ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会)でGoogle Apps Scriptの勉強をしています。

ノンプロ研には読書部があり、glideで作られた読書アプリから読んだ本の書評が投稿できるようになっている。読書記録を見返すのにも便利。

今年はインプットを多くして、自分の知見をもっと広げたいという目標があるので、読書記録もnoteに残していこうと思う。

1月に読んだ本は6冊。5日で1冊と考えるとなかなか良いペース。
職種は人事だけれど、事業のこともできるだけ深く知りたいし、人事という枠を越境して事業に貢献したいと思っているので、1月は事業戦略系の本を中心に読んだ。

筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」

会社の人が勧めていたのでポチった本。問題解決の一連の流れがケーススタディも交えて平易に解説されている。問題解決・仮説思考の入門書的な書籍。

思考系のフレームワークについて、どのようなシーンで活用すればいいのか、というのが解像度高く理解できる。

オススメ度:★★★★

「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論

上司が勧めていたのでポチった本。めちゃくちゃ良書。経営や人事の人に限らず、全ての働く人に読んでほしいと思った1冊。

自分の市場価値をいかにして上げるかという点で、大きな気づきを得られる。

毒舌で断定的な書き方なので好みは分かれるかもしれないが、私は非常に共感した。

オススメ度:★★★★★

プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

プラットフォームビジネスの本質とは何なのかを体系的に知りたくてポチった本。豊富な実例とともに、プラットフォームの成功と失敗を分けるポイントが詳細に解説されている。

GAFA・Uber・Airbnbなどのプラットフォームが成長し続けている理由が非常に腹落ちした。

事例としては中国のバイドゥとアリババのマーケットシェアをめぐる争いとその結末を初めて知ったので、個人的にはそこが非常に興味深かった。

オススメ度:★★★★★

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

戦略のフレームワークや考え方についてその歴史から体系的に理解したくてポチった本。100年の産業の歴史と、各年代ごとに提唱された経営事業戦略が時系列で解説されている。

大きな流れとしてはポジショニング戦略→ケイパビリティ戦略→アダプティブ戦略ときていることが分かった。

かなりのボリュームだけれど、ストーリー形式で読みやすい。ググればいろんな戦略やフレームワークが出てくるけれど、その背景にある産業構造とセットで理解しておくことは非常に有意だと感じた。

オススメ度:★★★★

一瞬で自分を変える法

世界的に有名なコーチであるアンソニーロビンズの書籍。人生で悩んだときや迷ったときに何度も読み返したくなるすごく良い本だった。(語彙力)

特に刺さった言葉たち。

  • 成功とは、到達すべき目的地ではなく、前進し続けるプロセスそのものである

  • 成功を手にするためには行動が不可欠であり、行動が結果を生む

  • 失敗はない、単なる結果である

  • 日々の出来事には、本来何の意味もない。災難と思うか、千載一遇のチャンスととらえるかは、見る人の見方次第。

オススメ度:★★★★★

経営者は黒字に逃げてはいけない(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

Twitterでちょこっと話題になっていたのでポチってみた本。本というか論文らしいけれど、実際はインタビュー形式。サイバーエージェントの藤田さんが語っている。

気軽に買える雑誌並みの価格で、15分くらいで読み切れる。内容は藤田さんの経営哲学が凝縮されている。

事業がうまくいっているときこそ次の種を仕込んでおくべき、というのがきっと正しいのだろうけれど、難しい決断なんだろうなぁと感じた。

オススメ度:★★★★


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?