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【コーチング】ポジティブ日記のススメ

IT企業で人事の仕事をしながら、副業でコーチングのプロコーチをしています。また、ノンプロ研(ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会)でGoogle Apps Scriptの勉強をしています。

私は2020年の終わり頃にコーチングの資格を取得して、約1年強コーチとして活動してきた。有料セッションのご提供時間は100時間を超えたくらい。

資格を取るために勉強していた頃は「資格を取ることがゴール」だったけれど、実際に対価をいただきコーチングを提供する中で、その奥深さとパワーについて底知れない可能性を感じて、ますますコーチングの沼にハマっている。

コーチングをもっと極めたいという強い想いがあり、コーチングだけでなくいわゆる心理学や脳科学的な本もいろいろ読み始めた。
今年は毎月の読書記録をnoteに上げていくのでぜひそちらも見てください^^

本を読み漁る中で、人間の心のメカニズムを少し知ることができて、ほんのちょっとだけコーチングの本質に触れられたような気がする。(とはいえ感覚的にはやっと3%掴めたぐらいかな。この先にどんな世界が待っているのか。。沼すぎる)

幸せとは何なのか

いきなり哲学的な話になってしまうけれど、幸せって何なのか、と考えると、何か大きな夢や目標を達成することだけではないと思う。

大きな夢や目標があって、それを実現できることはもちろん素敵だけれど、「今この瞬間が幸せなのか」という問いに対して、「目標や夢が実現するまでは幸せではない」という答えになってしまうのは寂しすぎる。

人生が幸せかどうかを決めるのは、結末ではなくそのプロセスや時間。

マイコーチとのセッションでそんな気づきを得て、ポジティブ日記をつけ始めた。

仕事とか育児とか家事とか、どうせ同じことをするなら、幸せに感じられる時間として過ごしたい。

自信がない人にオススメ 「ポジティブ日記」

ポジティブ日記の書き方は超簡単で、日々の暮らしの中で頑張ったこと・成長したこと・前進したことなどを、小さなことでもいいので日記に書いていくだけ。

私はスマホに↓のアプリを入れて書いてます。

大事なことは、書く内容のハードルをとにかく下げること。
「日記に書けるほど、毎日すごいことできていない」と思ってしまいがちだが、自分しか見ない自分のためのものなので、ちょっとしたことでいい。

例えば私は、以下のようないわば日常で当たり前にやっていることもポジティブ日記に書くようにしている。

  • 掃除をした

  • ごはんを作った

  • 洗濯物をたたんだ

  • 子供と遊んだ

  • ちゃんと仕事した

  • 仕事で落ちているボールを自ら拾った

  • 運動した

  • 整体に行って体を労った

  • 本を読んだ

  • 美味しいものを食べて自分にご褒美をあげた

  • 社内の(ちょっと苦手な)エライ人と、臆せずに話せた

  • 夫にイラッとしても、優しく対処した

ポジティブ日記のメカニズム

本で学んだところによると、悲観的な考え方をする傾向がある人はそのように脳みそがプログラムされているので、すぐに楽観的に考えられるように切り替えるのは難しい。

自己効力感という言葉はあまり好きではないけれど、「どうすれば自己効力感を高められるのか」と考えること自体がナンセンスなのだ。だって脳みそがプログラムされてしまっているから。

なので、プログラム自体を楽観的に考えるように書き換える必要がある。
脳みそは膨大な情報を処理するために、「フォーカスする機能」がある。
楽観的な人はポジティブなことに、悲観的な人はネガティブなことに、脳みそが勝手にフォーカスしてしまうのだ。

だから、ポジティブ日記をつけることで、ポジティブなことにフォーカスするように脳みそのプログラムを変えていく

私は元来自分に自信がなく、人の顔色を伺い、自分の失敗をいつまでもくよくよと悩みやすい性格。(まぁこれ自体も脳みその思い込みではあるのだけれど)

一朝一夕では自信のなさには打ち勝てないけれど、ポジティブ日記をつけ始めて、以前の私だったらきっとくよくよと悩んでいただろう小さな失敗にフォーカスしすぎずに、フラットに対処できるようになってきた。

ポジティブ日記の良い副作用

ポジティブ日記を続けていく中で、さらに思いもよらぬ良い副作用が出てきたのでご紹介したい。

「ポジティブ日記に書けること」=良いこと・嬉しいこと、と脳が錯覚するようになってきたのか、これまでは「面倒」「やりたくない」「嫌い」と思っていたこと(=私の場合は主に家事)をやろうという意欲が自然と湧くようになってきた。す、す、すごくないですか。

脳みその中でネガティブなものからポジティブなものに変換されたのかなーという気がしている。

「家事をする」ということ自体には何の意味もなく、いわば無味無臭で、そこに対してネガティブなラベルをつけるか、ポジティブなラベルをつけるか、は自分の捉え方次第。もっというと、脳みそが過去の経験から勝手にイメージをつけているだけ。

ポジティブ日記をつけることで、苦手なことをポジティブに(ポジティブまではいかなくともフラットに)できるということを身を持って体感した。

ポジティブ日記、ぜひ書いてみてください^^






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