リサイクルって何?

1990年代に環境に配慮もし最終処分場の残存年数の減少から各リサイクル法が整備されました。その当時はまだ小学生だったし、リサイクルって何?親がゴミの分別をしなければ捨てられないと言っていたのを思い出した。

※下記は環境省より抜粋

無題

当時は子供だったし知識も無く何が問題なのかわからなかった。

ある日いつもの様にゴミ箱にゴミを捨てると親から、

『これはコッチ』『これはあっち』という様に分別を伝えられそれが定着して今に至ります。親からのしつけで子供ながらにこれはしなければならない事なんだと感じた。リサイクル先進国ドイツでは、親から子供へゴミの分別をしっかり伝えしつけをするそうです。

工業高校に通っていた時に環境の授業があり、授業聞いているだけでテストが良い点数が取れる様になったりとゴミから始まった環境についての勉強は苦ではなくなっていた。唯一の好きな授業と言ってもいいぐらい。地元の食品トレーをリサイクルしている会社に、企業訪問をした際に部長さんが『一度使用したものは、また同じ物に作り替えないと使用してもらえない』と熱く語っていた。これには共感できた。

それからリサイクル事業を行う会社に勤め現場を目の当たりにして、労働環境は決して良いとは言えないが社会に必要な仕事だと思えた。100%リサイクル出来ているものだと思っていたら、約10%は廃棄物になり焼却処分される、作り出した原料からクルマの輪留めや公園に使う柵などの樹脂製品に使用されているという。

僕が務めた会社は半分官の助成で成り立っており、民間企業とは考え方が違う事を学んだし、これ作って本当に大丈夫という疑問があった。

日本のリサイクルは主に『マテリアルリサイクル』と『サーマルリサイクル』を行っており、前者は物→物へ再資源化、後者は石油製品などを細かくし燃料として燃焼させ、燃焼して出来たエネルギーを使うというものです。

食品トレーについては良く理解できたし共感もできた。別のものに変換されてしまうと物の利用価値が変わり、使用用途も変わる。この辺りは良く考えないといけないと思った。

興味関心は常に持ち続けたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?