ぽっぺのひとりごと(57)再び、真夏のシクラメン
去年の7月、真夏にシクラメンが咲いたという投稿をしました。
前年の12月から咲き始め、春を過ぎ、盛夏を迎えても咲いていました。そして、翌年の3月まで、何と1年4か月も咲き続けていたのです。鉢植えなのに。
そんな奇跡的なことはもう無いだろうと思っていました。が・・・。
淡いピンクのガーデンシクラメンは可愛い花を次々と咲かせていました。
3月末には葉っぱだけになったので、「今年のシクラちゃんは去年の驚異的なシクラちゃんとは違う。普通でいいのよ、普通で。ゆっくり冬までお休み。」と、話しかけていました。
ところが、7月の終り頃、とても小さな蕾を発見したのです。
「いいよ、いいよ、頑張らなくて。また12月に咲いてくれれば、それで十分嬉しいのだから。」と、語りかけました。
連日の猛暑。熱中症警戒アラート33日連続。1滴の雨も降らない、苛酷な環境の中、シクラメンはついに開花しました。
8月16日の朝、見つけた時は喜びというより心配の方が大きかったです。
真夏に咲いて消耗しないのかしら。だいじょうぶ?
毎日の水やりはキツイけれど、生きているものを育てているのだから、欠かすことはできません。
私は平屋のアパートに住んでいます。庭はありません。外に蛇口もありません。どうやって水やりをしているかというと、ペットボトルに台所で水を入れて、外まで往復しているのです。
1ℓ のペットボトル7本、プラス、0・5ℓ の霧吹き1個。
水を撒き終わったら、翌日のために、容器に水を満たします。
1日寝かせるとカルキが抜けていいかな・・・という漠然とした理由です。
この古いアパートに越してきて13年、1日も休まず水をやり、雑草を取っています。
8月20日。最高気温37・6℃。体温より高いなんて、もうグッタリ。
それなのにシクラメンは次の蕾もほころんでいます。
あなた達、冬の花だよね。
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