見出し画像

#4初めての営業回りが失敗!僕に欠けていた3つの視点。

ちょっと恥ずかしいですが、僕自身の赤裸々な体験をつづります。

先週1週間、ラプターライナーの商品紹介のため、整備工場さんを回らせて頂きました。
結果は、ダメダメでした。
正直、かなり落ち込んだりもしたんですが、そんな中でも、自分なりに色々な気づきや学びがありました。
そのことを少しつづっておきたいなと思います。

まず大前提として、メインで販売して頂く部品商様にしっかりと商品説明をする前に、その先の整備工場・販売店さんに営業回りをしてしまったというのが、大大大失敗でした。
むしろ、僕がでしゃばる必要はなかったという感じです。

その上で、今回行った営業に関してだけを切り取って、改めて考えてみました。

結論、今回の営業では、3つの視点が欠けていたなと、自分の中では思っています。
その3つの視点とは、
①これは、誰の痛みを解消するビジネスなのか
②ユーザーさんのメリット
③販売店さんのメリット

の3つです。
ひとつずつ説明させて頂きますね。

①これは誰の痛みを解消するビジネスなのか

ビジネスは、先にあるものではありません。
誰かが困っていて、その困り事を解消するために、商品だったりサービスだったりが開発されて、それがビジネスになります。
ビジネスは、常にこの流れ。

でも、今回の僕は、ラプターライナーという塗料が先にありました。
この塗料が、どういう人たちにとって最適なものなのか、どういう人たちの困りごとを解消しているものなのかを、僕自身がしっかりと理解して説明できていなかったんです。
ただ僕自身がこの塗料を使って、「あ、すごくいいな」と満足し、それを伝えたいという気持ちだけで動いてしまっていたんですよね。
誰の困り事、何の痛みを解消しているのかという部分が、僕自身の中でしっかりと固まっていなかった。
それがこのビジネスそのものの最も根幹であるにも関わらず、すっぽりと抜け落ちてしまっていました。
そりゃ、誰にも刺さらないってわけです。

どんなビジネスでも一緒だと思いますが、まず最初にあるのは、解消すべき『問題』で、それを解決する手段が『ビジネス』であるという、この大原則を忘れないようにしなければと、改めて深く思いました。

②ユーザーさんのメリット

次に、ユーザーさんのメリットです。
正直、ユーザーさんからしてみたら、わざわざ正規品を利用するメリットって、ないんですよね。
僕自身、いちユーザーだったのでよくわかるのですが、ネット見れば、並行輸入品が安く売られているんです。
であれば、ユーザーさんが正規品を買うべき理由、つまり正規品を利用するメリットをしっかりと作ってあげる必要があります
しかし、今回、僕はこれもしっかりとお伝え出来ませんでした。
ユーザーさんにメリットがないんであれば、それはうまくいくはずがないです。
この点も先に気が付いて、提案できるようにすべきだったと思います。

③販売店さんのメリット

最後に、販売店さんのメリットです。
結局、最終的に販売するのは、販売店さんです。
その販売店さんが、積極的に売りたい!と思えるものがなかったら、そもそもビジネスになりません。
売れるかどうかも分からない、売ったところで利益がない、しかも今までに取り扱ったこともないから、面倒くさい。
そんな感じだったら、はじめから売れないです。
この塗料を取り扱うことによって、販売店さんにどんな良いことがあるのか、そのメリットをしっかりと伝えなければいけませんでした
「ふーん、そうなんだ。まあ・・・ねぇ。」という反応になるのは、当然です。
悪く勘ぐってしまえば、「これ売っても、お前が儲かるだけだろ。なんで俺たちが売らなきゃいけないんだよ。」ってなりますよね。
そうなっちゃいますよね、どうしても。
ここは、本当に至らなかったなーと思っています。

ということで、今回は、以上の3つ視点が、今回圧倒的に足りていなかったなーと感じています。
もちろん、多少手ごたえのあったお客様もいましたが、今回の営業回りは、僕の中では『失敗』という結論です。
実は、これを途中で気づかせてくれたお客様がいて、その方は、いち営業の僕に、本当にたくさんの時間を使って、本音でズバズバお話ししてくれました。
直接的に、この3つのような事を教えてくれたわけではなかったのですが、僕自身の甘さなどを指摘して頂き、とても感謝しています。
少し落ち込みもしましたが^^

今回の営業は、ビジネス的にはうまくありませんでしたが、僕の経験値的にはよかったなと思っています。
また少し考えて、ビジネスそのものを見直し、頑張っていきたいと思います!
また経過などは、このnoteでも随時報告していきますので、よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?