中国語の勉強法について
はじめに
中国で働いている日本人は多いですが、中国語を話せる日本人は少ないと感じます。ここでいう話せるというのはネイティブ並みに、という意味ではなくビジネスレベル、日常会話レベルでの話です。
①拼音(ピンイン)を覚えよう
これ、基本中の基本ですがやっていない人が多いです。スマホでも日本語入力で漢字を探したり手書きで入力している人をよく見かけます。(例: 「明天」と入力する時にmingtianと打つのではなく明と天を日本語で入力する、とか)
ピンインを覚えるとメッセージアプリでのコミュニケーションも捗るし、発音のざっくりとした確認もできるようになります。※四声の違いには注意。
簡体字とピンインを結びつけて覚えれば、読める中国語がグッと増えるのでおすすめです。
②スマホの言語設定は中国語にしよう
これも手軽にできて効果のある施策です。言語学習の際によく言われるのは外国語と接する機会を増やすことです。毎日使うスマホが中国語であれば強制的に触れる機会が増えますね。
最初はわからない言葉も多いと思いますが、調べながら使える単語を増やしていきましょう。アイコンから推察できる言葉も多いので、意外とハードルは低いと思いますよ。
蓝牙って何だ?
蓝=青? 牙=キバ?歯?
Bluetoothや!
③wechatのスタンプは多用しよう
これは声を大にしてお勧めしたい。
LINEをあまり使わない人、スタンプをあまり好きではない人もいると思いますが、勉強だと思って積極的に使って欲しいです。
経験に基づく言葉は覚えやすい、とよく言われます。記憶の映像と言葉が結びつくから意味や使うシチュエーションが容易に身につくわけです。
wechatのスタンプを使うことは映像と言葉を結びつける、という事を擬似的に量産します。「马上到」という言葉はもうすぐ着く、という意味ですが下記スタンプと一緒に覚えたら簡単そうではないですか?
ちなみに②でスマホの設定を中国語にしておかないとスタンプの名前が変わってしまう可能性があるので注意です
終わりに
中国語だけでなく、日本人は外国語が苦手な人が多いと思います。私自身、留学の経験もなく、四苦八苦しながら地道に学習を続けてきました。
しかし中国語は方言も多く、普通語(マンダリン)の発音も出身地、年代によってかなり違います。その状態で14億人くらいの人が生活しているわけですから、かなり大らかな言語であることは確かです。
ですので失敗を恐れずどんどん話をしていくべきかと思います。中国語の理解が深まれば生活の質も仕事の質も上がること間違いなしです!
失敗を繰り返す過程で話し方の工夫や単語の工夫などが生まれてきます。この辺りの話はまた今度書きたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?