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里帰り出産のメリット・デメリット

里帰り出産への懸念

里帰り出産、実は最初はしぶっていました。

親は近くに住んでいて(電車で1時間)里帰り受け入れ態勢だけれど、果たして別々に暮らしていた両親と一緒に暮らして居心地よくいられるのだろうか?

ケンカしないだろうか? 本当に楽になるのだろうか?むしろストレスにならないか?

夫と2人で頑張った方が良いのではないだろうか?

決断

結局、里帰り出産にしました。

上記の懸念があったものの、せっかく近くに住んでいるのだし(そしてこの近さなのに里帰り出産をしないと両親に伝えたら可哀そうな気もしてしまい)、初めての出産で分からない事だらけなので、育児の先輩である母に助けてもらった方が良いだろう!と、決断しました。

夫の「今後の人生で親とこんなに密な時間を過ごす機会はない」というアドバイスも大きかったです。


里帰りの期間

私は、予定日より1か月+1週間前から実家に帰りました。そして1ヶ月検診後の週末に夫に迎えに来てもらって、ポポちゃんを連れて帰りました。

結果としては、とても助かりました!

そしてこの期間はちょうど良かった様に思います。これ以上長かったらお互いストレスだったかもです。

ちなみにその間、夫は週1ペースで会いに来てくれました。

良かった点

1. 家事をやってもらって助かった!

実家に滞在中は、料理、洗濯、掃除すべてを母父がやってくれました。特に出産後の1ヶ月は寝不足だし生活リズムが崩れまくりだったので、本当に助かりました!

2. 沐浴(もくよく)は一人じゃ無理だった!

赤ちゃんの沐浴は一人ではとっても無理・・(私には)

母と協力しての沐浴はとっても頼もしかったし、楽しい時間となりました。

3. 母に相談できる安心感

人生の先輩、育児の先輩である母がそばに居てくれる事で、安心感がありました。

赤ちゃんが生まれたての頃は、いろんな事を心配しすぎてしまって育児ノイローゼに陥りましたが、母の「赤ちゃんが泣いているのは元気な証拠!ちょっと泣かせておいても大丈夫!」などのアドバイスが私の心を楽にしてくれました。

4. 両親と(おそらく最初で最後であろう)大人になってからの”蜜な時間”を過ごすことができた。

成人して家をでてから、こんなに長く一緒に過ごす機会はおそらくもう無いでしょう。コロナ禍という事もあって、両親もずっと家にこもって人と会わずにいたので、私が里帰りした事で話し相手ができ、楽しんでくれていました。もちろん赤ちゃんが生まれてからは、赤ちゃんとの時間もとっても楽しんでいました。親孝行にもなったのではないかと思います。

悪かった点

1. 家の使い勝手が違う

ベッドでなく布団だったり、椅子が固かったり、部屋の空調であったり、日当たりであったり、いろんな事の使い勝手が悪かったけれど、もちろん文句は言えません。

2. 父がいるので、家の中でも授乳場所を選ぶ

父の前でも乳を出して授乳してもいいのかもしれませんが(笑)、一応気になるので、毎回自分の部屋に戻って授乳していました。

父が出かけている時は、テレビの部屋でそのまま授乳などできるのにな~と思ったりしましたが、もちろん文句は言えません。笑

3. 生活リズムを合わせる必要がある

夫は朝9時10時まで寝ている生活なので、私もそんなでしたが、実家では朝7時起き、7時半から朝ごはん・・という生活リズムでした。

眠くても、両親との触れ合いの時間でもあるし、頑張ってその時間に起きる様にしていました。

4. 夜の赤ちゃんのぐずりの対応は、両親には相談できない

夜は両親の睡眠を邪魔してはいけない、と赤ちゃんが2~3時間泣き止まなくても相談には行けませんでした。

実は一番ぐずる時間だったりするのに、この時間を赤ちゃんと一対一で自分の部屋の中でのみ対応しなくてはなからなかったのは、ちょっと病みました><

夫と一緒に住んでいたら、一緒に悩んでもうちょっと楽になれるのかな?と思いました。

お互い気持ちよく過ごすために大切な事

1. ”郷に入っては郷に従え”精神

ゲストではなく、成人前の子供の頃の自分ではなく、「成人しているけど、お世話してもらいにきている」ので、この家にいる間は、この家のルールに従う! という精神で暮らしていました。

両親も気を遣ってくれているだろうし、あまりわがまま言わない様にしていました。親であっても甘えすぎない、何をやってもらっても当たり前と思わない様にしました。

2. 挨拶する

当たり前なことですが、「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみ」などの挨拶をして、気持ち良く過ごしました。

3. 感謝を伝える

「ありがとう」は何度伝えても気持ちが良いものなので、何度でも言っていました。

毎日料理や洗濯をしてももらっていて慣れてきてしまっても、それを当たり前と思わず毎日「ありがとう」を伝えていました。

ご飯も「美味しい」と言って食べていたら、どんどん腕をふるってくれました(笑)

4. 親との時間、精一杯一緒に楽しく過ごす

ご飯の時間は一緒に食べる以外にも、一緒に散歩したりスーパーに行ったり、テレビを見たり、会話する時間を積極的にとりました。

5. 頼れるところは頼る

最初、私は赤ちゃんの夜のぐずりの悩みを親に相談できずにいました。

夜の寝つきぐずりの2~3時間がいつも一番大変で、赤ちゃんが泣き止まなくて私も一緒に泣いて悩む・・といった事が何度かありました。しかし、夜は親を起こしてまで相談できないし、母はサバサバ系でこんな事で悩んでいるなんて相談しづらいし、翌朝には私のメンタルも戻っているので、特に相談しないでいました。

ある日、私のメンタルがヤバくなってきて大泣きしていた夜、母に見られてしまいました。その翌日、私がノイローゼ気味な事を相談したら母は自ら色々な提案をしてくれる様になりました。

お風呂の間だけでなく、1時間くらい毎日母が赤ちゃんを見ていてくれ、その間私は自由に自分の時間を使っていいよ、と提案してくれました。外に気晴らしに散歩に行く様になり、だいぶストレスが減りました。相談できた事で気持ちもとっても軽くなりました。

その他にも、ミルク作ってもらう&飲ませてもらったり、げっぷさせてくれたり、あやしてくれたり・・お願いできる事を増やして私も楽になったし、母も協力できて嬉しそうにしていました。

こんな事だったら、もっと早く相談しておけば良かった!と思いました。

全部自分で赤ちゃんの世話はしなくてはいけない・・と思っていたけれど、そんな事はないですね。手伝えるところは手伝ってもらっちゃいましょう。

6. 赤ちゃんと親(ばあば・じいじ)の触れ合いの時間をできるだけとる

新生児の可愛い時期、里帰り中は毎日赤ちゃんと暮らせますが、その後はこんな頻度で赤ちゃんと会うことはできなくなります。

赤ちゃんのお世話も少しずつ頼んだり、触れ合いの時間をとって、写真もたくさん残しておくと良いと思います。月一で子供を連れてきたい

7. 家に戻った後も、定期的に赤ちゃんを連れて会いに行く

濃い時間を過ごした後、じいじとばあばは絶対に寂しくなります!(楽になる、というのもあるだろうけど)

母はとっても寂しそうにしていたので、今後も月に1度とか、できる限り会いに行こうと思っています。


里帰りに持っていった物をまとめたので、気になる方は”里帰り出産に持っていってよかった物リスト”もお読みください^^


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