「リメンバー・ミー」でシンプルだけど案外使える英語の言い回しをいろいろ取り上げてみました。
ミゲルが弾くギターを手に入れるために、ヘクターとミゲルがギターの持ち主チャチャロンの所に行くシーン。おばさんたちがお酒を飲んでるテーブルにヘクターは近よっていきます。
今回も太文字の箇所について見ていきたいと思います。
① Save some for me!「俺にもくれよ」
食べ物などを自分の分も残しておいて欲しい時に使えます。「僕の分も残しておいてね」です。
このシーンでは、ヘクターがこのセリフを言ってすぐにおばさんたちのお酒を取り上げて飲もうとしたので、save ではありませんが、ジョークっぽく言ったのでしょう。
全部食べずに残しておいて欲しいという場面に使える表現です。
② Is 〇〇 around? (チチャロンは?)
シンプルな表現ですが、サッと中々口から出てこないのではないでしょうか。
around は「周りに」なので、「この辺に〇〇はいますか?」とたずねる表現です。
Is he here? (彼ここにいる?)はまさしく「ここ」ですが、around を使うと「この辺、この辺り」になります。
Did you see him around? は「彼を(この辺で)見かけましたか?」で around の雰囲気がよく出ています。
③ be in the mood for...「...したい気分だ」
これを取り上げたのは、「…したい気持ちだ」は I feel like ...ing で表すことが多いのではと思ったからです。
そういう私も feel like ...ing ばかりを使っていました。やっぱり表現のレパートリーを増やすのは大切だと思います。
この be in the mood for... っていい表現ですよね。でもあまり使ってなかったです。
I’m in the mood for pizza. (ピザ食べたいなあ)
I’m not in the mood for a movie now. (今映画見る気が起こらない)
セリフでは visitors なので「訪問者の気分じゃない」⇨「訪問者を受け入れる気分じゃない」となります。
この表現は汎用性が高いのでぜひ覚えておきたいですね。
④ I would.「そうしたいけど(できない)」
I would の次にget out of here が省略されています。友人のチャチャロンから「うせろ」と言われたヘクターは、I would ( get out of here). と応酬したのです。
これは仮定法ですが、I would だけでとてもシンプルですが、すぐに意味をとるにはとても難しい言い回しだと思います。
Get out of here! のように命令形で言われたら I would でサラッと流すと次の会話に結びつきやすいですね。
That’s all for today. Thanks.
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