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地域の老舗喫茶店で教訓をもらうの巻

今日は空き時間に地域の人への挨拶を兼ねて喫茶店にお邪魔してきた。

店主の考えに
感銘を受けたので記そうと思う。

もうじき50年を迎える老舗。
店主は饒舌に『こだわり』を話してくれた。

・見えない所こそこだわれ。それが雰囲気になる。

内装のデザインを自分でしたらしい。
壁と床は天然の木と大理石なのだ。
その大理石をくり抜いて大きなスピーカーを入れている。

めちゃお金と手間がかかったとのこと。
もっと軽い材質を業者から勧められたらしいが
大理石にこだわった。

結果、それが重厚な雰囲気を出している。
それは、足を踏み入れた時から感じていたが
こだわりを聞いて納得した。

『そんなに見られないから、レベル下げていいか〜』
となっていたら
こんな雰囲気は出せなかっただろう。

・ギャップこそ、その人の魅力となる

孔子や歴史の本ばかり読むのだそう。
その中にプレイボーイを挟んでいるそうな。
そこがグッとくるだろうと笑

堅物のお局が風ではだけて下着が見えたらグッとくるよねと。

この「教え」は、よう分からんやったが記しておく。
魅力・・・?

・その道の歴史を教えられるようになれ。

これは言われたわけではないが
この店にまた来たいと思った要因の1つ。

コーヒーの歴史の話が楽しかった。
ルーツはアラビア地方の山火事だそうな。

知的好奇心が刺激される。
この年になっても知るって楽しい!
また聞きたいというワクワク感になる。

・何かを成し遂げたければ覚悟を持って挑め

店主が和歌や詩が好きで
書き出してコレクションしている。

その中に18歳で散った特攻隊の句があった。

意味は
自分は南の海で果てるだろう。
だが、その後の日本の発展を思えば・・・

というもの。
胸が痛い。
若い青年の覚悟がこんなに自分に響くとは。

正直、これは店主の教えではないが
こういった句を手帳に記しているらしい。
そして、自分は
驕ってないか?初心を忘れてないか?
と戒めているとのこと。

50年を迎える老舗の店主がこんなに謙虚なんだ。
1年ちょっとしか経ってない自分が
驕っていたり、いじけていたりしていてはダメだ。







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