こんにちは。
ポプラ社一般書通信の管理人こと、文芸編集部の森です。
僕が所属する一般書のメンバー(ポプラ社で大人向けの本を出しているグループ)では、年末になると「文庫交換会」を行っています。
ルールは簡単。
こんなことを毎年やっています。
「本を選ぶ」というのはその人の性格や趣味が透けて見えてくるところがあって、そのチョイスに「あの人らしいな~」と感じたり、意外な一面が見えたりして、知らない本に出会える以外に同僚の知らない面も楽しめるイベントなのです。
これまでは年末の忘年会にて、くじ引きで本をリアル交換していました。
しかし2020年は新型コロナウイルスの影響で忘年会などもってのほか。対面でなくとも文庫を交換できる便利箱「ブクブク交換BOX」を開発して、有志で文庫交換を行いました。
本を交換できる素敵BOX「ブクブク交換BOX」を社内に設置。
任意参加者が出社したタイミングで文庫を入れ、締め切り後に各々が本を取り出すというシステム。
自分調べでなかなか好評だったので、まだまだコロナおさまらぬ2021年も、「ブクブク交換BOX」を使って、文庫交換を行うことにしたのでした。
(※「ブクブク交換BOX」開発の経緯と、一昨年の交換の様子はこちら▼)
なんだかんだとたくさんの人が参加してくれて、気づけばBOXは満杯に!
バラエティ豊かな楽しい本が集まったので、どんな本が集まったのかゆるゆる紹介していこうと思います。
こんな本を交換しました
ここからは交換した本の一覧です。
情報の見方はこちら
※それぞれもらった本を社内のチャットで報告しており、そちらのチャットコメントを掲載しています。
それでは、どんな本を贈り合ったのか、お楽しみください!
※※※
営業部:畦地さん⇒吉田さん
松田青子『女が死ぬ』(中公文庫)
吉田さん⇒企画編集部:倉澤さん
A・C・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』(光文社文庫)
企画編集部:倉澤さん⇒文芸編集部:小原さん
和田誠/安西水丸『青豆とうふ』(中公文庫)
文芸編集部:三枝さん⇒文芸編集部:森
吉田修一『国宝』上・下(朝日文庫)
文芸編集部:森⇒文芸編集部:吉川さん
角幡唯介『雪男は向こうからやって来た』(集英社文庫)
文芸編集部:吉川さん⇒文芸編集部:三枝さん
向田邦子『寺内貫太郎一家』(新潮文庫)
営業部:神代さん⇒営業部:宮澤さん
幸田文「台所のおと 新装版」(講談社文庫)
営業部:宮澤さん⇒営業部:瀬野さん
澤宮優『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』(角川ソフィア文庫)
営業部:瀬野さん⇒営業部:宇田川さん
岡本太郎『自分の中に毒を持て』(青春文庫)
営業部:宇田川さん⇒営業部:畦地さん
西原理恵子『できるかな』(角川文庫)
※※※
以上です!
自分がもらった本だけでなく、どの本も面白そうですね。こうして読みたい本がどんどん増えていきます……。
人に本を贈ったり贈られたりすることは多くないと思いますが、ときにはこんな交換をしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
今年もポプラ社一般書通信では、本への愛が詰まったnote記事を更新してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。