【詩】静けさが幸せ

静かな日曜日の朝にゆっくりと起きる
あぁ幸せ

たまには髪を綺麗に巻いてみる
少しだけ変化をもたせてみる
あぁ幸せ

1人分のお洗濯物ネットに入れて
洗剤は切らしているから柔軟剤だけ
優しい香りになったらベランダに干して
あぁ幸せ

コーヒーをグラスに注いで氷を入れて
甘いクッキーを食べてながら
読みかけだった好きな本を読む
あぁ幸せ

音のない静かなワンルーム六畳のお部屋
模様替えをして気分転換
あぁ幸せ

すこし横の方に葉を伸ばした
青々としたガジュマルを、眺めて
あぁ幸せ

自分の心が喜んでいる
心地よい静けさに包まれて

他の人から言わせればなんて
地味でつまらない休日かも知れない

私にとっては
極上のひととき

あなたにとっての極上のひとときが
おとずれるように

私はゆっくりと
優しい気持ちで生きていく