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ポップインサイト創業記

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会社創業の悪戦苦闘について、経験・学びの言語化もかねて創業記として振り返っていきます。起業を考えている人に参考になるよう、できる限り具体的な内容を伝えていきます。
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#副業

全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(7)~テーマは、こうすればいいのにという理想と現実のギャップから見えてくる

会社で売上を上げて行くためには、“テーマ”を持つことが大切だと思います。大きなビジョンや志があればあるに越したことはないですが、それよりも“テーマ”をしっかり持つことで、収益が上がりブレの無い事業展開をすることができます。前回に続き、今回は私が起業した際にどのようにテーマを持って行ったのかという体験談を書かせていただきます。 最初のテーマ私が最初に起業した時のテーマは、分かりやすく言うと“エンドユーザーをリサーチするウエブコンサルティング”というニュアンスのものでした。顧客

全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(8)〜目前の仕事を頑張ることで道が開ける

もう1つの大切な点は、真面目に仕事に取り組むことが大切だと思います。そもそも、真面目に仕事に取り組まないと、使命感を持ったりテーマを生み出すことはできないと思います。 なんとなくお金のために時給で働いてるとか、絶対に定時で帰りたいという感じでやってる人は、多分どんな会社に入っても仕事への思い入れや使命感など生まれてこないと思います。 私自身、就職して1年目2年目の時は、毎日深夜終電まで仕事して、時には徹夜も辞さず、みたいな感じでした。特段最初から使命感があったわけでもあり

全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(6)~大志でなくても、テーマを持つことが大切

私は、起業は、頑張ることさえできたら誰でも上手くいくものなのかなと思っています。勿論簡単にできるものではありませんが、そんな特別に難しくはないかなと思います。 起業に大切なことは、人として当たり前に大切な、油断しないとか、誠実にやるとか、真面目にやるとか、嘘つかないとか、試行錯誤をちゃんと繰り返すとかです。逆にそういうことが面倒くさくなったり、人に任せにしてしまうとか、熱意がなくなってしまったら、多分失敗すると思います。つまり当たり前のことを当たり前に大切にして頑張ることが

全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(5)~副業としての起業のメリット

私が行った、主業(現業)を持ちながら副業として会社経営を始めたことは、上手く行っても行かなくても、どちらに転んでもリスクが少ない形でしたので、本当に良い形を採れたと思います。頑張れれば起業につながるし、頑張れなかったら現状の主業に残ったらいいだけでしたので、とてもリスクを少なく起業することができました。 副業として起業を行えば、本格起業ができるかどうかの検証ができる副業として起業を行うということは、これまでに比べて少し稼働量が増えるわけですが、それでも、主業があるので収益が

全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(4)~副業として起業スタート

私が起業するに当たって、このルートを辿って本当に良かった、という点がいくつかあります。その内の1点目、それは“副業として起業を始めた”ということでした。私は、「これから頑張って会社をスタートしよう」という感じで会社を起業したのではなく、最初は前職就業中に副業として会社経営を始めたのです。 自信がないので副業から始めた起業当時ビービットに就業していた私は、(副業をするには会社の許可が必要でしたので)会社の許可を取り、ビービットでの仕事を正業としながら、副業として会社経営をスタ