大学受験って今こんな感じ。その1

2020年4月から長男が関東方面の国立大学へ進学することになりました㊗ ここまでいろんな手続きがありましたが終わりに近づいてきたので、いろいろ備忘録的に書いておきます。何本かに分けて雑多な記録になるので興味のある部分だけ読んで頂ければ幸いです。


自己紹介

私と息子および家族の環境:私、長男、次男(新中3)、長女(新小6)の4人家族で関東に近い地方在住。長男は地元の公立高校(地域の進学校、全県でも4~5番目くらい?)を先日卒業し、目下4月からの新生活にわくわく感を隠さず浮かれ中。私は地元企業で会社員としてのらりくらりと働きつつより良い環境を求め転職を模索中。次男、長女は毎日楽しくそれぞれの好きなこと(Fortnite無限プレイ、ブレイブボードではしゃぐ等)に邁進中。

なぬ⁈2年次から文系理系に分かれるって

長男の通った高校では、高1の秋に希望調査を経て高2の4月からは文系理系の類に分かれそれぞれが選択した科目を履修しました。(注:高2の秋に再調査はありますが、受験科目を絞るための調査でした。)

はっきり言ってこの選択、「早すぎない⁈」って思いました。中学を卒業して7~8か月くらいじゃ自分に合った選択なんて大抵の子どもには雲を掴むような話だし、実際理系選択したけどいわゆる「文転(文系に鞍替えして自力でがんばる!)」する子が少なからずいたので。

これって結局高校では「(主に)大学受験のためだけの勉強」をしていくってことなんだね。
『星見るのが好きで地学を選択したかったけど、受験する予定の学部の試験科目にないから履修を諦めた』なんて話を聞いて、これがほんとに高等教育かい…?と悲しくなったりしました。

世の中、文系理系ごっちゃまぜ

あとそもそもこの「文系理系に分ける」っていうのが疑問です。私自身ハイパー文系を自負しているので高校生の頃は苦手科目(数学・化学・物理等)を減らした授業にしてラッキー♪なんて思ってました。でも実際のところ、生きていく上で必要な勉強ってそんな単純に「文系と理系」に分けられるものではないし、それに途中で気づいてたとしても簡単に進路変更出来ないしやり直しするにもハードルが高いのが日本の教育で。

でもってそれはもう何十年も変わってなくてむしろ今のほうが「一度選んだ道からは外れられない」感が強いので無駄にシビアというか。選択肢は限られてるし、チャレンジ出来ない雰囲気がすでに16~17歳くらいで蔓延してるのがなんとも悲しいやらもどかしいやら。都市部のいわゆる一歩先へ進んでる学校だったらまた話は違うと思いますが、地方の公立高校ではこれが現状です。ほんとに。

国公立を目指すと文理満遍なく履修可(ただし受験科目に限る)

「これでアンタほんとにいいのかい?」と思いながら、自分の高校時代よりはるかに出来の良い長男の選択にはあまり口を出さず本人の希望通り進ませました。

結局、国公立大を目指す予定だったので私のような「超☆文系」な選択にはならず文理科目をまんべんなく最後までみっちり履修することになりました。ので、まだよかったのかな…うん…




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