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食の絵日記

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「食という視点で定点観測する、私の人生の選択のひとコマ」をコンセプトとしたイラストレーション&コラム「食の絵日記」です。
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#食事

食の絵日記|2024.9.8 香川県高松市、「東信」にて。フグの唐揚げを頂く。外はカリッと、中はふんわり。幸せの味!子どもの頃はフグを食べたことが無い。フグ料理は西日本の食文化で、全国に広がったのは戦後だという。完全に関東の食文化で育った私は、フグの楽しみを大人になって知った。

「食」という視点で、人生を定点観測する|食の絵日記

 「食の絵日記」を、ここしばらく続けている。文字通り、わたしが日々食べるものを水彩画で淡々と描き、感じたことを文章にしたものだ。  最初は単なる記録として始まったが、最近では色々なことを気づかせてくれるようになった。食は本能に直結している。それだから、本能的で直感的な自分の選択が、正直に現れてくる。  食の絵日記は、食という視点で定点観測する、わたしの人生の選択のひとコマ。  主観的には一個人の絵日記だが、客観的に見れば、21世紀を生きたひとりの存在の記録となっていくだ

福建のチマキを台湾ビールと共に食べた翌日、クリームチーズのおやつを食べている。前者は第二次世界大戦後の日本にもたらされた食べ物、後者は7世紀にシルクロードを通じてもたらされた「蘇」と同じ起源だ。21世紀日本を生きるひとりの食卓は、これほどまでに様々な時空とつながっていた。

食の絵日記|2024.8.22 兵庫県神戸市、三ノ宮「梅春園」さんにて。肉厚の椎茸、ゴロッとした豚角煮の入った熱々のチマキをいただく。モチモチの食感がたまらない。戦後復興期、福建の家族が始めたお店の活気は、いまますます華やかだ。

食の絵日記|2024.8.21 鳥取県鳥取市にて 思い立って白兎海岸、そして砂丘へ。帰りに末広温泉町の居酒屋「しゃんしゃん亭」さんにて、大きな岩牡蠣を頂く。驚きの美味しさに加え、ほぼ原価で提供されていて、安さにもびっくり!

食の絵日記|2024.8.16 兵庫県神戸市にて 久しぶりに麩チャンプルーを食べた。プルプルでとても美味しかった。

食の絵日記|2024.8.15 香川県丸亀市にて 夏の昼食。酢飯はサッパリとして美味しい。