見出し画像

サバゲーやったことない超初心者が2ケ月やりこんでみた感想(Apex Legends)

およそ2ヶ月前、初めてオンラインゲームなるものをやってみた感想を以下の記事で書きました。

今読んでみるとその時の思いが切実に書かれていて、自分の記事なのですが妙に初々しい気分になった。まあ、その時の思いをこうやって書いていくことは重要だと実感しましたね。

で、上の記事の最後にも書いてあるとおり、この後「Apex Legends」というオンラインのサバゲ―にどっぷりとはまること2ヶ月。今に至る。

1.「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」とは何か

私が現在はまっているサバゲーは「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」というオンラインゲームで略して「エペ」と呼ばれているものです。

簡単に説明すると、基本3人1組の60部隊で戦い最後の1部隊を目指していくというサバゲ―です。2019年2月に発売してからスピード感と美しいグラフィックで瞬く間に広がり、全世界でピーク時には9万人のプレイヤーに迫ったという人気のバトルゲームです。

グラフィックは確かにかなり凝っていて美しいと思う。

画像1

サバゲ―というと戦場で泥臭く戦うイメージがあると思いますが、エペの場合は見た目かなりかっこいい。これに魅了されてはまる人もけっこう多い。

特徴的なのは、そのスピード感。FPS(=First-person shooter)という1人称視点のタイプなので、まるで自分が戦っているような疾走感でバトルを進めることができるのですね。うまくいった時はそのヒーロー感が半端ない。さらに仲間と戦い抜いたという高揚感。これにハマってやめられなくなるというわけです。

2.戦闘の一歩が踏み出せない

というわけで「疾走感あふれる美しいグラフィック」のバトルゲーム。

ぜひともやってみたくなったわけですが、案の定・・・

周りでやっている人皆無や!!

いつもの通り、そういうことになるのですな。

やってみたくてもやってる人が周囲に誰もいない・・。

10代であれば少し探せばいると思いますよ。しかし、それ以上の年代になるとプレイヤー数がだんだん少なくなる。PS4バージョンもありますが、このFPSというジャンルはそもそもやる人が限定されるうえ、やってみて実感するのですが「死にゲー」と言われるくらい難易度が高い。

しかも、リーグオブレジェンド(lol)と違って、AIとの戦いは無いので一人で粛々とコンピューターとの練習試合をすることができない。ランダムに組み合わされるとはいえ、いきなり人間同士の戦い。突然実戦に投げ込まれるのですな・・。

さらにハードル高いやん!!

そもそもFPSとかやったことないのにいきなり実践て・・・

ということで、またまた必死にネット上の情報をあさりまくりましたが、lolと違ってひとり練習できないということが、たった一人で始めることの最大のネックと思われ・・・。

なんとかならんのか!!と考えた末にたどり着いたのがこれ・・

先生と一緒に行ってもらう

ゲーマーであれば当たり前に知ってることなんですが、こういうゲームの先生を紹介してくれるサイトがあるのです。初心者向けから上級者向けで幅広くニーズに合わせて親切に教えてくれる。

で、さっそくここのサイトに登録していた超初心者でも親切に同行してくれそうな先生を探し出し、このサイト経由で依頼。快く引き受けてくれました。もちろんオンラインですべて完了。便利だ。

料金はピンキリですが、だいたい時間単位で設定されていて、頼んだ先生の場合は1時間1000円で1回あたり2時間を2回やってもらいました。だからかかったお金は4000円。ちょっと飲みに行くくらいのお金でデビューできるんだったらいいかな、と。その辺は大人の論理だな。

で、何をやってもらったかというと、まずはエペ内に設定されている射撃練習場に先生と二人で入り(当然オンライン。念のため)、そこで基本的な動作と武器の選び方と射撃の方法。基本的なことですね。実際に撃ったり動作をしてみたりしてみる。これで30分程度。

それが終わったらお願いしていた実戦デビュー。基本的には3人1チームなのですが、デュオという2人でも参加できる実戦タイプもあるので、先生にリードして指導してもらい従ってついていく・・・。これで1.5時間程度であっという間に2時間が経ってしまいました。

いやいや、めちゃくちゃ満足度高かったですよ!!

いきなりやってみることに躊躇する大人はおすすめ。正しくデビューすることが重要だと思います。なんていうか今まで在来線乗っていた感じだったのが、急に新幹線のぞみレベルの速さで進んだ感じというか・・。

ちなみに先生とのやりとりはボイスチャットです。FPSやるならボイスチャットはあった方がいい。もちろんテキストベースでもやりとりできるけど、フレンドができて一緒に戦闘行く時、アナログだけど声の方が仲良くなるしスムーズにいく。

この先生は声の感じからすると、20代くらいの男性か?仕事してるのか学生なのか分からないけど、けっこうきちんとした話し方で理系ぽい印象だった。こういう人が多いのかもしれない。

3.いざ一人で実践に行くが・・

華々しく(?)デビューしたのち、なんとか一人で先生に教えられた通り戦場に行ったのですが・・・

秒殺・・ ※「瞬殺」と言った方がいいかもしれぬ

多くのFPSがそうであるように、エペは最初飛行機から部隊丸ごと降下するところから始まるのですね。武器も装備も何もないままで飛び降りて、降りた場所で武器と装備をあさって身に着け、それから戦うという手順なんですよ。

で、もちろん敵も降りるから、同じ場所に降下することもフツーにある。慣れているプレイヤーであれば、武器や装備がある場所をすぐに探し出して(どこにでもあるわけではない)、瞬時に身に着けて戦いにいける状態がばっちりつくれるわけですが

超初心者の場合、まずはどこに武器や装備があるのかわかってないからオロオロとあちこちさがしまわる。そこでばっちり装備完了した敵が現われさっそく撃ちまくられて死亡・・。

戦場に降りただけで死亡ってさ・・(汗)

もうね、ずっとそれの繰り返し。

「死にゲー」と言われる所以を理解した瞬間。しかもこのエペの場合は、課金して装備とか豪華にして強くなる、というシステムではないんですね。技術と練習あるのみ。お金だして解決できないのじゃ!!

こういう超平等主義がいいよねという評価ではありますが、すぐお金払って楽したがる大人にはキツイ。萎える人多いと思う。統計があるわけじゃないけど、この即死の繰り返しで離れる人は半分くらいはいるんじゃないか?特に私のようなFPS初心者のハードルは特に高いと思う。

4.なんとか700試合やった

まったくもってハードルが高すぎるゲームなのですが、いつもいつも先生にお金払ってついていってもらうこともできないので、どっかコミュニティがあればいいなと思って調べたら、いろいろとそういうコミュニティやツイッターを通じてつながりができることが判明。

で、とあるコミュニティに入ったらそこでエペやっていた上級者とつながることに成功・・・

その人らのレベルって「プラチナ」とか「ゴールド」だったりするのですが、最初は当然それがどんなにすごいもんなのかは全く分からなかったので、「どれくらい試合してるんですか」と聞いたら、フツーに2000回は越えてるね、とか言われるのですよ。

ええっ? 2000回て・・・・??

最初聞き間違いかと思ったら、それはスタンダードらしい。私はその時点で100回超えたくらいだったと記憶しているけど、それは当然ながら「フッ・・・」と鼻で笑われるレベルだった。

「だから100回くらいで死ぬのは当たり前」とか言われて、今ならそれは理解できるけど、その時は「ゲッ・・・」と面食らった。だってゲームですよ?ゲーム2000回やって普通ってさあ・・

そんなこんなもあって、ある程度やりこまないとできないと理解し、2ヶ月頑張ってみてなんとか700回は超えただろうか。でも実際少しはうまくなったかなあ、というレベル。他と比べると「まだまだだなあ・・・」と思ってしまう。おそらくこういう思考だとますますめりこむのだろう。

今や毎日戦闘に行ったりコミュニケーションを頻繁にとるほど、フレンドらとは仲良くなってしまった(当たり前か・・)。その後もいろんなつながりができて現在も広がり中。だからますます相談したり新たな仲間を受け入れたりしてはまってゆく・・・。最初に必死で調べていた頃とは雲泥の差である。

よほどストイックに練習する人は別として、こういう難易度の高いFPSはどれだけ一緒にやる人がいるのか、ということに案外かかっている気がする。コミュニティやプレイヤーについては、いろいろと思うところもあるので別途あらためて書きたいとは思っているが、「人のつながりが継続を左右する」ということは、リアルと変わらないと思う。

というわけで、気が付いたら2ヶ月間怒涛のように戦場を走り続け、気づいたら戦場から抜けられなくなっている自分がいる・・・・。まだまだ抜けられないぽいよ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?