会社を辞めて見えてきた色んな生き方の形
会社を辞めてからというもの、色んなことに気づかされる日々を送っている。
ただ普通に生活できることがこんなにも幸せなことだったのかとか、会社を辞めても死にはしないってこととか。
そして、今回書きたいと思うのが、"世の中には色んな生き方の形がある"ということ。
僕にとって、社会で生きるとは、会社員として生きることと同義だった。でも、会社を辞めて、今まで見ることができなかった"平日の街の営み"というものを見て、自分の視野の狭さに気づかされた。
世の中には色んな働き方をしている人がいる
世の中には、色んな働き方をしている人がいる。
自分のお店を持っている花屋さんや八百屋さん、カフェで自由に仕事をしているフリーランス、大好きな趣味が高じてカフェを開いたオーナー。
会社員時代には、平日の日中に出歩くことなんて、まずできなかった。だから、平日の街の営みなんて、僕にはあって無いようなものだ。そこにはどんな人たちがいて、どんな生活をしているのか、知りようもなかった。
もちろん、そういう人たちもいると、頭では分かっていた。けれど、実際にこの目で見ることができたのは、とても大きかったように思う。
「こんな生き方もあるんだ」
「こういう生き方をしてもいいんだ」
なんというか、肩の力を抜くことができた気がした。もう少し気楽に生きてみてもいいのかもと思えた。
沖縄旅で見た色んな人たち
6月の中頃、僕は1週間ほど沖縄に行ってきた。宿泊したのは、本部町にある瀬底島という場所。那覇からは高速バスで2時間半くらいかかる。ぶっちゃけ、田舎だ。
でも、これがまた良かった。都会では見られない仕事や働き方を見られたからだ。
夕方には仕事を終えるマリンレジャーのインストラクターたち。午前中だけしか開かないカフェ。自分のキッチンカーを開いている青年。
そして、何より、平日ど真ん中でも沢山の日本人観光客が遊びに来ていた。
正直な話、僕は日本人観光客なんてほとんどいないと思っていた。学生はまだ夏休みではないし、社会人も夏季休暇の時期ではない。でも、実際に沖縄に行ってみると、海外観光客と同じくらい、日本人観光客もいた。
「え?日本ってこんな自由な国だったんだ」と僕は驚いた。
今生きられているなら何してたっていいじゃないか
「大人なら真っ当で安定した仕事をすべき」
「生きていくためには会社員にならないと」
「会社に勤めていないと社会的に良くない」
以前の僕は、本気でこんなふうに思っていた。会社員以外の選択肢を、全く知らなかったからだ。
でも、会社を辞めたことで、世の中には本当に色んな生き方を選んでいる人がいると分かった。
「今生きられているなら何してたっていいんじゃないか?」
大切なのは、自分の生活に責任を持つこと。最低限の衣食住を切り盛りすることだ。社会的にどうだとか、周りの人にどう思われるかなんてものは、生きていく上で何の価値もない。
言いたい奴には言わせておけばいい。そんな奴とは縁を切ればいい。
「自分を食わせることできているなら、何をするのも自由なんだ」
会社を辞めて1ヶ月半。僕はこんな風に思うようになっている。生き方は自分で決めるものであって、他人に決められるものじゃない。
おわりに|好きなように生きればいい
会社を辞めたことで、僕の視野は大きく広がったように思う。挑戦して努力さえすれば、人生には色んな道が拓けてくる。
会社員という生き方だって、別に悪いことではない。でも、たぶん、僕には合っていない。
そう遠くないうち、僕は大きな選択を迫られることになると思う。その時、安易に"再就職"という道を選ばないようにしたい。
そのためにも、今できること、やりたいことを全力で積み上げておこうと思う。
オツカレサン
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