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脊髄損傷? 病気?ケガ?状態?         【01】

【この記事はおよそ650字】

今回はなかなか理解しづらいであろう
脊髄損傷せきずいそんしょう
について簡単に書いてみます。


脊髄損傷せきずいそんしょう」ってなに?



簡単に解剖学的なお話をします。

背骨の構造 <フリーイラストより>

背骨せぼねのことを医学的に脊椎せきついと表現します。
脊椎椎骨ついこつという個々の骨が積み重なって
グループを作っています。


グループ名を上から順番に、
椎骨が7個重なった部分を「頸椎けいつい
椎骨が12個重なった部分を「胸椎きょうつい
椎骨が5個重なった部分を「腰椎ようつい
その下に仙骨せんこつが5個、
最後に肛門の少し上あたりで体表から触れるのが尾骨びこつです。

この脊椎の中はトンネル状になっていて、
トンネルの中に脊髄せきずいという神経の束
が通っています。


この脊髄からカラダの隅々まで神経が通います。
つまり、

脊椎の中には神経の大きな道
=脊髄が通っていて、
脊髄から腕や脚などへ神経が繋がっている。


というイメージです。



この脊髄が傷ついたり
途切れたりしてしまうと、
それよりも先の部分が、
脳との情報のやり取りに
問題が起きます。


これが、痛みや麻痺マヒとして現われたりします。


これが脊髄損傷という状態です。



最後までお読みいただきありがとうございます。
元医療従事者が簡単にご説明しました。
ご意見、ご質問はコメントにどうぞ。

これからもよろしくお願いします。


#脊髄損傷 #脊髄 #背骨 #からだのしくみ #椎骨 #椎体 #麻痺



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