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祝日のバナナクリームパイ

お休みにふさわしい優しく食べやすいアメリカンスタイルのバナナクリームパイを作りました

最近めっきりタルト作る事が少なくなって、気楽なショートクラストペストリーばかり
…似てるけどね。

ショートクラスと

パイ皿を使うので敷き込みは楽ちん
生地はパイ皿より2cmくらい大きめにしておいて、縁を外側に折り返すように敷き込みます
ショートクラストペストリー、パイ生地(フィユタージュ)、パートブリゼなどは焼き縮む生地なので縁を高めに取っておくと良いです

ショートクラスと-2

パイ皿より1cm程度高くして、親指と人差し指で挟むように土手を作ります

ショートクラスと-3

縁は自由でいいけど焼き縮むことを想定して縁飾りも強弱強めにします

ショートクラスと-4

重石はフチまでしっかりたっぷり乗せます。
お菓子用の重石にさくらんぼのタネを4割くらい混ぜてます
クラフティを作る時にさくらんぼの種をとっておいて乾燥させて重石に混ぜるだけ。だんだん年季が出て真っ黒になります
アルザスで働いていた時のお店がさくらんぼの種を混ぜていたので真似してます
重石だけだと、パートシュクレ(クッキー生地)の時に重すぎてタルトがボコボコになっちゃうので、重さの分散にちょうど良いです。
さくらんぼを食べる言い訳にもなるからオススメ☺︎

ショートクラスと-2-2

重石外すのが早すぎると、再度焼く時に生地がまだ膨らんだり縮んだりするのである程度焼いてから。
この後果物を入れて焼く時は浅め、これで仕上げの時はしっかり目に焼きます

ショートクラスと-3-2

このショートクラストペストリー生地は水分が少ない生地なので、サクサクで美味しいけど生地が脆く、伸ばす時や焼く時に割れやすい
空焼きした時に割れそうな部分にちょっと残りの生地を貼り付けて穴埋めしてます
そして、この上に直接クリームを乗せるので生地が水分を吸うのを少し抑えるために卵を塗って再度軽く焼きます。
卵塗るのは気休め。そんなに効果はないけど三つ子の魂百までってやつ。うん

バナナクリームパイ

下にカスタードクリーム(+10%生クリーム)その上にバナナ


バナナクリームパイ-2

食感のために大きめに焼いたシュトロイゼル(クランブル)
スポンジを挟むかシュトロイゼルにするか迷ったけどバナナもクリームももったり滑らかな感じなのでサクサクした食感を足すためにシュトロイゼルにしました
シナモン加えたシュトロイゼルだったら味深みが出ます
(今回は友人がシナモンダメなので…)
ココアのシュトロイゼルでも良いし、カスタードにラム酒しっかり入れたら大人っぽくなる。キャラメルソース挟んでも良い。
今回は一番ベーシックだけど、アレンジ自由のバナナクリームパイ。バナナって万能!

バナナクリームパイ-3

生クリームもたっぷり乗せて、上にもシュトロイゼルを飾ります

パイは土台をしっかり作れるようになっておけば簡単で自由
季節の果物を乗せて焼くもよし、クリームを絞ってもいいし、チョコレートでもナッツでも
生地も冷凍しておけるから、数日に分けて作る感じになるけど慣れたら時間もかかりません

バナナクリームパイ-5

タルト型じゃなくパイ皿を使う時は、パイ皿から出さずに切り分ける方が綺麗に切れます。
パイ皿は傾斜があるので、型から出して切ると縁が全部倒れてしまいますよー

happy holiday☺︎

美味しいお菓子を作るぞ☺︎