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イースターのホットクロスバンズ

今年のイースターは4月4日です
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」がイースター
キリストが復活した日を祝う日で、キリスト教圏の国では重要なイベントです

イースターのお菓子は国によって多様で多彩、私もまだ知らないお菓子がいっぱいあります
どのお菓子も贅沢に作られていてさすが特別な日のとっておきのお菓子という感じ
どの国のお菓子も大好きです

ホットクロスバンズはイギリスの聖金曜日(今年は昨日)に食べられる菓子パンで
ドライフルーツ入りのパンの上に十字を描いて焼き上げられたお菓子
表面の十字はイエス・キリストの受難を表していると言われています
Wikipediaではイースターに食べるホットクロスバンズには乳製品と卵は入らないと書いてありました。精進料理的な??イメージなんでしょうか
私がつくるホットクロスバンズは乳製品も卵もたっぷりです

ホットクロスバンズ

にょーん
なぜかパン作りの時は「ふわふわに作りたい」という強迫観念みたいなものがあって、ついつい柔らかーい生地にしてしまいます。バターも卵もいっぱいでリッチよ!!

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私は生地にはシナモンがベースのスパイスを入れて、くるみ、レーズン、クランベリーを入れています

くるみ-2

 よく「くるみを刻む」とお菓子の本にありますが、くるみを包丁で刻むと
半分パウダーになったような中途半端で不揃いな刻みくるみになること多くないですか?
私がシェフに教わったのは、「くるみは手で割る」です
くるみを買うと半分とか細かいのが混ざってますが、空焼きした後(冷めてから)手でポキポキっと割ったり、写真のように親指でグイッと押さえると程よく割れて
粉っぽいぼろぼろなくるみにならず食感も活きるのでおすすめです。まな板もいらないしね

ホットクロスバンズ-2

ホットクロスバンズ-3

ホットクロスバンズは映像で見る限り「ちぎりパン」みたいな感じで、丸いパン同士が繋がってるようです
イメージとしてはぷよぷよみたいな感じなんだけど、私はつい生地を柔らかくしてしまうのと、生地を型に入れすぎちゃうのでぎゅーぎゅーのちぎりパンになっちゃいます。
いまだに分からないのは、表面の十字のレシピで、水溶き小麦粉って書いてるのを見かけるんですが、そこだけカッチカチになっちゃうのよね。
できれば十字も美味しく食べたいんだけど…
以前クリームチーズで十字を描いたら綺麗な十字が残らずに広がってしまいました。どうしたもんかな
今回の十字は小麦粉、牛乳、砂糖でした。やっぱりカチカチになった(なんせつくるのが年に一度だもんで…)

ホットクロスバンズ-5

もう少し水分少なく作っても良かったかもですが、おかげでフワッフワなホットクロスバンズになりました

ふわふわリッチなホットクロスバンズにさらにバターたっぷり塗って美味しいイースターをお過ごしください☺︎


美味しいお菓子を作るぞ☺︎