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12/18(金)アウトプット1日目

今日は、がんの時にできる「腫瘍の発生の原因」について授業で学んだのでアウトプットします。

腫瘍の発生には外因と内因がある。

まずは腫瘍発生の外因として、化学的因子のタールとアスベストが挙げられる。

◯タール…道路を固める時に使ったりするもの。
このタールが原因で皮膚癌になってしまう。

◯アスベスト(石綿)…鉱山にある。アスベストはいろんな性能があるため1973年までは大量に使われていた。でも、体に害があるとして、今では使われていない。
アスベストが原因で肺がん、悪性中皮腫になる。


(秩父みたいに鉱山の多いところでは、このアスベストによる癌が見つかることが多いらしい。)

◯アニリン
アニリンは膀胱癌を引き起こす

◯ベンゼン
ベンゼンは白血病を引き起こす

次に、生物化学的因子として

◯ウイルス
・HCV(hepatitis C virus)C型肝炎ウイルス
・HBV(hepatitis B virus)B型肝炎ウイルス

〈このウイルスが原因で起こる癌の流れ〉

ウイルス感染

急性B型肝炎、急性C型肝炎慢性肝炎
(この時点であればほぼ治る。)
そのうちの約10%が

慢性肝炎となる
(現在は薬でこれ以上進むことはない)

肝硬変症を起こす
そのうちの10%が

肝細胞癌となる

よってこのHCVとHBVのウイルスにより肝細胞癌となる。

◯HPV(human popilloma virus)
このウイルスにより子宮頸癌となる。
子宮頸癌は、約92%は1度の感染で抗体をつくる。
      約8%は持続して感染する。
→感染後5-10年で子宮頸癌を発生。

※子宮頸癌は一年で約5000人亡くなる。

HPVワクチン接種は(私の学年は強制的に中学生の時に受けた)
だけど、副作用が出たと大騒ぎになり、現在は希望者だけがワクチン接種をしている。(日本だけ)

でも副作用のないワクチンはないです!仕方のないことなのですね、、

◯HTLV-1(human Tcell leukemic virus)※頻度は低い
これは簡単に言うと、
体の中の細菌とかウイルスとかを食べたり殺してくれるT細胞というものにウイルスが感染して、T細胞がウイルスや細菌と戦えなくなるということです
=免疫がない

このウイルスは母から子に感染するもの=垂直感染

◯HIV(human immunodeficient virus)
これもさっきのHTLV-1と似ていて、T細胞にHIVが感染するもの。

〈流れ〉

T細胞に感染

T細胞破壊
(細胞性免疫、液性免疫が障害される)

カポジ肉腫発生
(血管の腫瘍)

◯EBV(Epstein-Barr virus)
悪性リンパ腫であるバーキットリンパ腫となる。
最近では胃がんを発生させる。

ウイルスの他の外因として、
◯塩分過剰摂取→胃がん
◯喫煙→肺がん(扁平上皮癌)
◯高濃度アルコール→食道癌

※塩分取りすぎや、タバコ、酒は癌になる可能性が上がってしまうということです

次に、内因として遺伝子によって起こるものを挙げます。

◯家族性大腸ポリポージス→大腸癌
これは遺伝子が原因でなっているので、
もし、家族の誰かが大腸癌が30代後半で見つかったら、家族全員大腸癌の検査にいきましょう!

◯レックリングハウゼン病(神経鞘腫)

◯慢性骨髄性白血病(フィラデルフィア染色体が存在している)

若者に発生する。
小児で悪性リンパ腫の神経芽腫や白血病やウイルス病を発症してしまう。

神経芽腫は生まれながらにしてもち、2.3歳で発生。
このため、生まれたらすぐ尿検査で調べる。

-END-

とこんな感じでアウトプット1日目やりました!
アウトプットすると復習になって頭に入るし理解が深まるからめっちゃいい!

これからも続けていきます!

#看護学生 #アウトプット

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