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12/21(月)アウトプット2日目
今日は授業で「低血糖」について学んだのでアウトプットします!
1.低血糖と高血糖
〈低血糖〉…血液の中の血糖が異常に低くなること
・血糖値70以下の状態
・薬物療法を受けている人が起こりやすい
〈高血糖〉…血液の中の血糖が異常に高くなること
・インスリン(血糖値を下げてくれるもの)の作用
不足
・合併症を起こす
※初期は自覚症状がない
2.低血糖の原因
①食事量の不足、食事の時間が遅くなった時
②決められた時間に補食ができなかった時
③食事の前の空腹時に運動や労働をした時
④いつもより運動や労働をした時
⑤自己判断で薬の量を変更してしまった時
⑥お酒を飲んだ時
※アルコールを分解する時に肝臓で糖が使われるから
3.低血糖の症状
低血糖の症状には段階がある。
①冷や汗、手足の震え、体のほてり、動悸、不安感、吐き気、空腹感
(気づかないまたは何もしないと…)
↓
②集中力の低下、取り乱す、脱力、眠気、めまい、疲労感、呂律がまわらない、物が二重に見える、空腹感
↓
③意識障害
※無自覚低血糖に注意!
過去1〜2ヶ月以内に低血糖を経験したり、合併症の神経障害があるとなんの低血糖症状もなく、急に意識障害を起こす。
↓
④低血糖昏睡となる
※低血糖は、人により症状の現れ方が違うので、一度体験したらその症状を覚えておくと安心です!
4.低血糖時の対処方法
◯◯ていけ糖分を補給しましょう!
例)ブドウ糖、スティックシュガー、グルコレスキュー
※できればブドウ糖が1番い
ブドウ糖(なければ砂糖)を10-15g飲み、しばらく安静にする。
ブドウ糖が砂糖よりもいい理由は、
このグラフを見てわかるように、ブドウ糖の方が速く血糖値が上昇するからです!
もしブドウ糖がなかったら、市販のジュースでも良い。
例)コカコーラ350ml(ブドウ糖13g含まれている)
※この場合、カロリーオフ(コカコーラゼロなどの)のものではなく、普通のコカコーラにしましょう!
◯低血糖症状が落ち着いたら、すぐに食事をしましょう!
※糖分を補給したからと言って、食事を遅らせてしまうと低血糖がどんどん進んでしまう。
⚠️低血糖が起こった日は、最低でも半日は再び低血糖を起こす可能性がある。
運動は控えめに行い、血糖自己測定を行っている人はいつもよりマメに行うようにする。
5.予防策
◯バランスの良い食事、運動、薬物療法を行う
◯規則正しい生活をし、決まった時間にし指示カロリーの食事、指示時刻に薬を飲み、インスリン注射をし、一定の運動をすればインスリン量のバランスが崩れることも少なくなる。
◯食事の間隔が空くときは、通常の食事時間に軽く1単位程度の炭水化物をとっておき、次の食事を減らすなど工夫する。
※1単位程度とは、1単位=80kcal
例)コンビニのおにぎり一個(約120kcal)なので、コンビニのおにぎりの3分の2くらいを食べる。
又は、一気におにぎりを全部食べたら、次の食事を調節するなど工夫する。
◯低血糖が起きたときは原因を考える
◯いつでも対応できるように準備をしておく
(ブドウ糖を持って歩くなど)
6.シックデイルール(シックデイの時の対処方法)
シックデイルールとは、糖尿病の患者が他の病気になった時のことです。(インフルエンザなどの感染症、下痢などの消化器系の病気)
〈基本的な対処〉
①温かくして、安静にしましょう
体力消耗を防ぎ、抵抗力を高める
②水分、食事を摂りましょう
発熱や下痢があると脱水を起こしやすくなるため。
こまめな水分補給や、お粥やスープの食べやすいものを食べる。
※1日1000ml(コップ5杯)以上の水分を取る。
一回の食事量を少なくし、回数を増やすなどして、普段と同じカロリー数を食べるようにする。
食事が全く摂れないときは、スポーツドリンクや果汁などで水分補給をしましょう!
※ただし、食事が摂れるときは、血糖が上昇してしまうので、スポーツドリンクなどは控えましょう。
③内服・インスリンの調節をしましょう
④次の状態の時は主治医に早めに連絡をとり、受診しましょう
・全く食事が摂れない
・下痢や嘔吐が続く
・38℃以上の熱が続く
・腹痛が強い
・症状の改善がない
・インスリン注射量や内服量がわからない
・高い血糖値が続く(250mg/dl 以上)
6.糖尿病と歯の関係
一見、糖尿病と歯は関係ないように思えますが、実は密接な関係があるんです!
次のような流れになります。
①高血糖状態が続くと血流が悪くなる。
口腔内は血管が密集しているため、影響を受けやすくなる。
↓
②血流が悪くなる・唾液量が少なくなると歯垢が作られやすく、最近に対する抵抗力も低下するため、歯周病や虫歯を起こしやすくする。
↓
③歯周病や虫歯があると(細菌感染している状態)インスリンの効きが弱くなりやすいため、血糖コントロールが悪くなる。
↓
④血糖コントロールが悪いと傷の治りも悪くなる。
↓
⑤歯の治療がすぐにできないときがある。
⇒虫歯や歯周病にならないためのケアが大切!
例)歯間ブラシ、糸ようじなどを使う。
・看護師がおすすめの歯ブラシは歯ブラシのヘッドが2cm以下が良いそうです!
・塩入りの歯磨き粉は歯茎を傷つけ、そこからバイ菌が入ってしまうのでおすすめしません。
・一本ずつ丁寧に磨くことを心がける。
※歯磨き粉のスースーってする感じで磨けた気分になることがありますが、細かいところを磨くことを心がけることが大切です。
-END-
今日のアウトプットはこんな感じでおしまいにします!
また明日も学校がんばります!
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