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1/8(金)のアウトプット
あけましておめでとうございます!
年始最初の授業が始まったのでアウトプット再開します。
今回は「高齢者の食事療法」について学んだのでアウトプットします。
〈高齢者の水分量〉
まず、高齢者が体にどのくらい水分があるかというと、
この図のように50〜55%しかない。
この数値は脱水になるかならいかのぎりぎりなんです!
だから高齢者の患者さんは脱水にならないように気をつけないといけない。
高齢者の患者さんで
「夜中にトイレに行きたくなってしまうから、寝る前に水を飲まない。」
と言って水分を摂らない患者さんが多いみたいです。
高齢者の患者さんは感覚が鈍ってしまい、自分では水分は欲しくないと思っていても体は水分を必要としている。
だから、水分補給をこまめに勧めることも看護師の役割である。
〈高齢者の食事で気をつけること〉
高齢者の方は痩せている人が多い。
そのような人には太って欲しいから、食事の際に高カロリーのものから食べてもらうようにする。
これは子供で低体重の子もこの方法を取ると良い。
⇒これでも体重が増えない時は…
食事量を普段の2分の1に減らし、食事+栄養補助食品(少量で高カロリー)を加えてあげるとよい。
また、制限食(塩分控えめな食事など)をとっている患者さんにおいて、患者さんがどうしても制限食が食べられないという場合には、普通の食事に戻すこともできる。
※食事の量が少ない患者さんの場合
〈摂食、嚥下障害について〉
咀嚼…噛むこと
嚥下…飲み込むこと
人間が食べ物を見て口に入れて飲み込むという行動を段階で分けると次の6段階になる。
①先行期
…食べ物を認識して食べ物だ!食べたい!と思う。
②準備期(捕食)
…食べ物の大きさを見てどのくらい口を開ければ食べられるか考える。
③準備期(咀嚼)
…噛んで一つの塊にする。(飲み込みやすいように)
④口腔期
…口を閉じ、歯の部分にあった食べ物を喉にごっくんする。
⑤咽頭期
…のどに送られたものを食堂近くまで送る。
⑥食道期
…さらに奥の胃の入り口付近まで送る。
この6つのうちの1つでもできなくなれば誤嚥(正常に飲み込めず、気管とかに入ること。)を引き起こす。
誤嚥すると、肺に入り、肺が炎症を起こし、誤嚥性肺炎になってしまう恐れがある。
〈嚥下が弱まっている場合の食事〉
嚥下が弱まっている場合に確認することは2つ。
1.噛むことができるか(咀嚼)
2.ごっくんできるか(嚥下)
この二つのどちらが原因で食事が正常に摂れていないのかを確認する。
1.噛むことが困難な場合
この場合、歯が弱いことや虫歯や噛む筋肉の衰えなどによって噛むことが難しい。
だから、食事をきざんで噛むことを減らす「きざみ食」を食べさせてあげる。
それ以上に噛むことが難しい患者さんには、ほぼ液体の「ミキサー食」を食べさせてあげると良い。
2.ごっくんすることが困難な場合(食べ物が気管に入ってしまう)
この場合、食べ物を飲み込んだうちのいくつかの食べ物が気管に入ってしまい、嚥下が困難となっている。
だから、つるんと飲み込めるように餡(あんかけとかに使われる)で食べ物にとろみをつけた「ゼリー食」を食べさせてあげると良い。
また、稀に介護などで寝ているときに食べさせてしまって誤嚥させてしまったということがあるそうですが、
どんな人でも寝ている時など意識がない時に食べさせると必ず誤嚥するため、寝ている時は絶対に口に物を入れないようにする。
-END-
今回のアウトプットは以上です。
冬休みが明け、また学校が始まり、1-3月はテストがめちゃめちゃあって実習も少しだけありますが頑張っていきます!!
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