自分で決断することの大切さ

数年前の🖤の部屋探し。
厳選した部屋を契約前に母親とマネージャーに見せたら、コインパーキングからおおきな窓が丸見えだった。母親とマネージャーは反対した。


🖤は有名人だ。コインパーキングがあると人の往来が増え、不特定多数が🖤の部屋を知る可能性が高まる。母親とマネージャーは妥当な判断をした。

🖤は2人のアドバイス通り契約をやめ、別の部屋を契約した。その場では同調したように振る舞ったが、心から納得はしていなかった。

誰の言うことも聞かない🖤が、なぜアドバイスを求めたのか？それは自分の判断を後押しして欲しかった。「よく見つけたわね」と褒めて欲しかった。

小心者で優柔不断な🖤の性格が見て取れる。

🖤は初対面の人でもグイグイ話せて、誰とでも仲良くなれる。が、誰にも心は開かない。小心者だから話さないと不安になる。

なぜ興味のない人と率先して喋るのかというと、ファンになって欲しいから。自分のことを知って欲しいから。他人に興味があるから話すのではなく、自分以外の事には興味がないってのが本当のところだ。

そんな優柔不断で小心者だから、子宮系なんてものにハマった。「決断」というのは脳のリソースを奪われ、それゆえ疲れる。だから人生の選択や決断を、子宮系に委ねた。

これはそっくりそのままカルト宗教にハマる人にも言える。カルト宗教はすぐに答えをくれるから楽だ。依存して楽をしたい人、それがカルト宗教にハマっている人の本質。占いにハマるのも同じメカニズムだろう。

依存して思考停止にしてしまえば、教義の矛盾にも気付かない。ATMの出来上がりとなる。

宗教が悪いのではなく、悪いのは依存やカルト宗教。ハマってしまう人はもともと自分で解決できないような人だから、周りを巻き込んで迷惑をかけてしまう。

学生時代は何から何まで大人が決めてくれた。社会が複雑化したがゆえ、答えが見つかり辛くなった。日本だけじゃなく世界的に宗教問題が再燃したのは、そんな複雑な社会システムにも問題がある。富が一極集中して、大多数の余裕がなくなったことも要因としてある。

精神的、肉体的、経済的な苦境に陥ると考える力も失われ、適切に判断できなくなる。🖤へのアドバイス的なものとして「規則正しい生活」を推奨したのは、こういうことに繋がる。

疲れると依存しやすい。
そして依存するのは楽をするため。
つまり面倒臭がりで怠惰な、🖤のような人間が依存しやすい。

🖤は妹さんの代わりに子宮系を見つけ、依存した。自分がハマったからこそ信者もハマるだろうと、自ら宗教を作り出した。その教義は「愛」などではなく「命令と支配」。信者が依存しているものを「愛なし」と断定し、自分たちに依存させて金銭を奪う霊感商法。