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なぜ人は誹謗中傷や不快なコメントを送ってくるのか?

「人は優しく理性的で思いやりがある」

そう思ってる人は、このnoteを最後まで読んてほしい。





残念ながら間違ってる。
人は卑怯で、嘘つきで、傲慢で、バカで、マヌケで、クズで、醜悪で、攻撃的で…そこらの動物と変わりない生き物だ。


「人間は優しくて思いやりがある」と勘違いしてるから、誹謗中傷や批判コメントにイライラしてしまう。「なんでそんなことするの」と思い悩む。まずはその思い込みを捨てた方が良い。「人間は本来クズだもんね」と気楽に構えることができれば、「まぁ、そーゆーことする人もいるよね」とスルーできるようになる。

人間が残虐で醜悪な生き物だということは、歴史と科学が証明してしまった。

ヒトがマンモス追ってた約60万年前の話だ。我々の祖先は必死で生き抜いてきたが、助け合う以上に殺し合ってきた。他の人種や動物を虐殺し、他人を犠牲にして生き延びてきた。

戦争では勇敢な者の陰に隠れ、逃げ隠れて命を繋いできた。どんなに綺麗ごとで飾ろうとも、しょせん今生きている人間なんて、卑怯なことをして生き延びてきた者の末裔でしかない。

世界では毎年、50万人近くが殺人で命を落とす。非文明的なアフリカのある部族は、村民の約2割が殺人で命を落とす。日本における殺人の発生件数は、人口10万人あたりたった0.2件と少ないが、殺人事件の過半数は親族間で発生する。殺人事件ってのは「親殺し・子殺し」がスタンダードなのだから、市川猿之助さんの所業だって別に驚くようなことではない。

昔むかし、日本にも大型肉食獣がいた。ヒョウ、トラ、オオカミ、本州にはヒグマなどが住んでいたが、我々の祖先が安全に生活するために虐殺し、遂には絶滅させた。明治時代には懸賞金をかけてまでオオカミを駆逐した。現在、我々が何も考えずに外をウロつけるのは、そんな血生臭い大虐殺の賜物だ。

約60万年前に私たちの祖先は、類人猿から別れてホモサピエンスへの歩みをはじめた。それから20種前後の新たな人種が登場しては消えてゆき、今では地球上には我々ホモサピエンスしか残っていない。

他のデニソワ人やネアンデルタール人はどうしたのか?大半は我々の祖先であるホモサピエンスが虐殺してしまった。我々の全ゲノムの1~4%が、ネアンデルタール人に由来するものだという。ホモサピエンスと共生して交配した者もいたのだろうが、そのほとんどがレイプによるものだろうことは想像に難くない。

ホモサピエンスは集団でネアンデルタール人の集落を襲い、男性と乳飲み子を殺して女性を連れ帰り交配した。つまりレイプした。耳を覆いたくなる話だが、これは現在の定説であり事実なのだから、決して目を背けてはならない。

今生きてる人類は例外なく、そんな残虐なことを繰り返して生き延びた者の末裔だ。古来よりヒトは異質で危険となるモノを排除し、自分たちの住みやすい世界に変えてきた。性善説・性悪説を語るまでもなく、我々が今生きていられるのは、他の動物・人種を殺してきたからにすぎない。

我々はそんな野蛮人の末裔であり、ホモサピエンスはとても残虐で醜悪な人種。


そう考えればヒドい事件の発生やクズな人間がいることも、少しは理解できるのではないか。過去に大虐殺やレイプしてきた者の末裔なのだ、いじめや誹謗中傷くらい平気でする。

【なぜ?と悩む意味が分からない。あって然るべきもの】

  • なぜ殺人事件が起きるんだ!…いや、なぜ起きないと思えるのか?

  • なぜ誹謗中傷や批判コメントしてくるんだ!…いや、それくらいするやろ。むしろ誹謗中傷で済んで「ありがとう」とすら思える

  • なぜいじめがなくならないんだ!…人種差別・リンチ・殺人よりマシやろ。あんたの遠い祖先もいじめて殺してきたんだが?

  • なぜあいつはあんなヒドいことができるんだ!…なぜならもっとヒドいことしてきた者の末裔だから

  • なぜ戦争はなくならないんだ!…いや、ヒトの歴史=戦争だから。現在、先進国が経済戦争してるのは、殺し合ったり国土を奪い合うより、通貨を奪った方が合理的だからにすぎない


「人間は清らかで美しい」と思い込んでいるから、クズやバカの言動にいちいちイラつくことになる。世の中が平和であればあるほど、ちょっとしたことが許せなくなる。なぜなぜ嘆いてないであるものとして受け入れ、人間の業として諦めるしかない。

人間はもともと残虐で醜悪な生き物だ、、、だからこそ清らかに生きるように努めたい。元来が醜悪なホモサピエンスだからこそ、人を思いやり感謝を忘れないようにしたい。


あなたが誹謗中傷した人の祖先が、あなたの祖先の命を救ったかもしれない。あなたがいじめた人の奥さんは、あなたが食べた野菜を作ってくれた人かもしれない。あなたが煽り運転した相手は、あなたのスマホを作ってくれた人かもしれない。

いや、知らない。可能性の話。辿っていけばどこかで必ず繋がるよ、という話。

このような人の繋がりを仏教では『人間(じんかん)』という。その輪の中でしか生きられないから、我々は自らを『人間(にんげん)』と呼称する。

バカ・アホにイラつくこともたくさんあるだろうが、相手に怒りをぶつけるのは少し待ってほしい。「この人の祖先は私の祖先の命の恩人だ!つまりこの人は私の命の恩人だ!」と考えられれば、イライラも少しは収まらないだろうか?

無理ですか。
そうですか。

僕の基準としては、「娘に言えないようなことはしない」と決めている。

子供でなく親でも恋人でも、親戚縁者でもお天道様でもいい。貧乏でも損してでもいいから、娘に言えないようなことだけはせずに胸を張って生きてゆきたい。

昔は平均寿命が短く、親がいない子供も多かった。だから神という存在を作ったのかもしれない。「神様は常に見ている」という宗教を作ることで、道徳的に生きることを奨励したのかもしれない。

「宗教は戦争のために作られた」とも言われる。神のために命を捧げよ!ということだ。要するに宗教は国民をコントロールして、死を恐れない兵士を作るためのものだと。昔は仏教徒も戦ったし宗教戦争もあった。今でもある。昨今の宗教は金の話ばかりだが、歴史で習う宗教は殺し合いばかりだ。

ホモサピエンスの歴史ってのはつまり殺し合いの歴史だ。

そう考えれば今の日本には感謝しかできない。多少の不満くらい屁でもない。ダラダラとベッドに寝転がり、創造主と愛の革命戦士がすったもんだしている新興宗教を眺めていられるのは、とても幸せなことに思える。

もちろん新興宗教のすったもんだを記事にしていることだって、僕は胸を張って娘に話せる。

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