彼女が『9』に拘る理由

ある方から質問があった。

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9000万円返せ！・NPOで集まった金額は90万円・インスタのアカウントにある「star9」など、『9』が多いのは偶然なのか？
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もちろん偶然じゃない。
麻奈が数字の9に固執するのは、数秘術で自分の数字が9だから。

1979年7月12日の数字を全て足すと36、3+6=9。

再婚した日付けの2022年6月24日も9となり、大切なイベントを9の日付けに合わせているのが分かる。麻奈のお気に入りの数字が入った9000万円という数字は、そういう面からも信ぴょう性が薄まる。

因みに、マコトは11で特別な数字となり、麻奈との相性は抜群だそうだ。結婚相手の選択に数秘が関係したのならとんだお笑い草だ。「幸せ数秘」が聞いて呆れる。

「宿命数・運命数・天命数」などの用語から、麻奈が学んだのは『はづき数秘術』と思われる。鶴岡理保子さんに学んだとの本人の証言もあるが、こちらは数秘術ウェブサイトのアドバイザーだったから名前出しただけ。

この数秘術のサイトは、ギャラの件で麻奈と運営会社がモメてすぐに閉鎖した。それで始めたのがnoteで、サイト名にその名残りがある。信者の鑑定をしたり、6000円/30分で電話でアドバイスなどをしていた。

もう飽きたのか数秘術の話は鳴りを潜めているから、数秘術はただの趣味であり単なる金儲けの手段でしかない。スピリチュアルや数秘に頼った結果の現状なら、そろそろ変なモンに頼る愚行に気付いてもよさそうなもんだが。

数秘術はピタゴラスが体系化したものと伝えられており、「宇宙は数字で支配されている」と考えていたようだ。おそらく自分の研究する数学分野の啓蒙という目的もあったのだろう。数秘術が通用したのは、科学で解明できないことを心霊現象としていたような古代の話。現代では通用しない。

別に占いでポジティブになるなら否定はしないし、僕も血液型を信用したり願掛けしたりもする。科学を盲信し過ぎて身を滅ぼす人もいる。宗教も含めて誰しも何かを信じているのだから、結局は程度の問題でしかない。数秘で稼ぐのも大いに結構だ。

問題となるのは霊感商法。
信用しないと不幸になるとか、数秘で人を決めつけて他人に混乱を招くのは頂けない。狭い世界でしか生きられないアンポンタンが、数秘やイタコにかこつけて何でも分かったように妄言を吐くのも反吐が出る。

せいぜい数秘術で人生を好転させてみてほしい。それでこそ信者も増えるというものだ。