見出し画像

〈前編〉初めてのことだらけで高カロリーな毎日

人も集まり本格的に昆布干しが始まりました!!!

とはいかなく昆布干しという行事は繊細なのです。
まず昆布干しが決行されるのは晴れで湿度が低く、風向も....etc.
と、実行する際のベストな条件が多い。
私が来てからはしばらく生憎の天気が続いており昆布干しができませんでした。

昆布干しが出来ない間私自身たくさん観光や未知の体験をして来たのでそれらを綴っていくとしよう。
利尻島で私を何をやっているのか、利尻島でこの時期何をやっているのかを目次を使って気になるトピックだけ読んで欲しい。

・人生で初めてのほぼ10人前の料理を作る。謎に給食のおばちゃんずの尊敬度爆上がりな私。

今回男9人で暮らすということで料理もそれなりの規模になる。私自身自炊は過去に経験があったがこんな大人数の料理を作ったことが無いためあくまで経験するという意味で挑戦した。ずっと料理担当が私だと心が折れそうなので今回だけ。

挑戦する料理は鶏ももとキャベツのコンソメバター。とりあえずこってりしとけば喜ぶやろ!男だし!
そんな訳で使った食材は、キャベツひと玉。
キャベツひと玉!?!?そうなんです、ひと玉使うんです1回で。ちなみにひと玉使ったがペロりと食べてしまう。大人数っておそろしい...。
他はにんじん三本、鶏もも肉。
食材は至ってシンプルで、そこに調味料を入れて炒めるだけ。給食のおばちゃん達はそれ以上の量を毎日作り込んでいるって考えると偉大だなあと。

私が作ったのは上記の物で、他にもトドの味噌煮がありました。

右の料理があとひと皿ある。大きな中華鍋を使用したが溢れ出て2回に分けて料理した。


私はトドを食べる事が初めてであり、少しイカれた方向の好奇心がある私はトド肉を生で食べたらどういう害が生じるのかが気になり現代の講師Google先生に聞いてみたところ何も記載がない。
どなたか生で食べたことがある経験がある人は是非とも教えて欲しい。

トド肉は弾力があり癖になるような味。もし調理する機会があるのであれば気絶する程の臭さがあるのでそこだけ注意していただきたい。
どちらも美味しかった!

・利尻の先輩ピヨちゃんたち。

私が利尻に来る前に先に到着していた知人がアヒルを持ってきたよと連絡があった。

は??

どういう経緯かわからないが京都から利尻までアヒルを持ってきたので世話して欲しいとのこと。
まだ右も左もお互いわからないが、この大自然の中で共に暮らしていこうと思う。

君たちいつも一緒にいるね。仲良し!

・軽トラの荷台に乗っていいの?恐る恐る乗車してみると...。

みなさん軽トラの荷台に乗ったことありますか?
私はないです。そもそも乗る用事って滅多にないですよね。
どのような用事で私は乗ったのか...。
それは荷物を守るためです!
そう、荷物を守るため!法律上何でもかんでも荷台に乗って良い訳ではなく、荷物を看守する為であれば最小限の人数なら乗車可能だそうです。

友人が1人利尻島から帰ってしまう。大きな荷物。そうだ、荷物を守らなければ!
てなわけで軽トラの荷台に荷物を置き、それを私が看守する。そのような形で初めて後ろに乗りました。
その日は曇り時々晴れで丁度私が乗車した時は晴れていました。後方を向くような姿勢でしたので風を後ろや横から感じながら揺られていく。
最高に気持ち良かったが故また積極的に荷物を守ろうと思った。

昼寝したくなるような気持ち良さ。

・あえてアナログで挑戦する鶏舎作り。頭を悩ませながら試行錯誤を重ねる。

鶏舎。それはニワトリ小屋。
8月にニワトリが20羽程来るらしくそれまでに鶏舎を建てたいとのこと。私は鶏舎作ったことがないのでいつもの様にやってみよう精神でお手伝いすることにした。
私がお手伝いするのは鶏舎の土台となる枠組みを決めること。正方形に全ての辺が同じ長さに糸を張る作業なのだがまあ難しい。
「そんなん90度測って終わりじゃん」って思うかもしれませんが私がそうだった現実はそうはいかない。
90度がわかったとしても糸を直線上に張る事が難しい。なんせ微妙に角度が違ったり直線が歪んできたら正方形にはならないのです。
今回はアナログ縛りなのでそこら辺に落ちてた板(直角は取れていてそこそこ長さがある)を使った。
結果、板と直角にしたい所のそれぞれの角を合わせ、辺に合わせて糸を張る力技。最後は目視で微調整。
色々試行錯誤したがその戦法に落ち着いたのだ。
やってる事地味だけどすっごく大変。
そんなこんなで多少誤差はあるけどもある程度満足できる仕上がりになったのです。

木材の内側にある糸を張った。四隅に石を置き鶏舎の土台となる。

・利尻島のみんなが言う(私調べ)美味しいラーメン屋さん。らーめん味楽。

私はラーメンがだいのすきで、新しい地に来たらとりあえずGoogleマップでラーメンと検索をしてしまうほど。
1人ならレビューや口コミをよく見て選別するのだが今回は利尻島に詳しい知人が多数いるため、みんなに聞いてまわることにした。
そしたら口を揃えて、らーめん味楽がうまいと言う。

いくしかねぇえええ!!!

私のラーメン魂に火が灯った矢先、翌日には出向いていた。
沓形(くつがた)という利尻島の西側に位置するらーめん味楽。

沓形は利尻島内でも栄えている。

私が食べたのは焼き醤油らーめん。焼きってのはどこからきているのかわからなかったが、もしかしたら今後らーめん味楽で働ける可能性があるのでその時聞こうと思う。
味はまとまっていて万人受けと言う形か。うん、めちゃくちゃうまい。ひたすらに麺を啜ってしまう。
他にも坦々麺やつけ麺もある。読者も利尻島に来たら是非寄って見てほしい。

焼き醤油らーめん。私はメンマ大好き人間なので追加でトッピングしてしまった。ラーメンは幸せの具現化である。


・今年開業の民宿「Rishiri Antique Inn」の網戸作り。そして様々な人と出会う。

昆布干しバイトとは別に今回の目的は民宿のお手伝いもある。今年から新しく始める民宿の名前は「Rishiri Antique Inn」。そう、世界各国のアンティーク品が集まる宿なのだ。
昔ながらの家を買ったため所々不備があったり壊れているとオーナーから事前に承っていた。その為必然的に修理屋チックな事を多々している。
今回の依頼は網戸を作って欲しいとの事。

うん、作ったことないよ。

ただ今回はガチガチの一軒家の網戸ってより、「手作り感満載でいいから作ってくれ。要は虫が入らなきゃいい」とオーナーは言っていた(?)ので、早速図工とやらをしていくぞ!!

やり方は簡単
網戸をはめ込む長さを測り、それに沿って網を切り取り両面テープや超強力テープで留める。ただそれだけ。
久しぶりの物作りで非日常を味わっている気分。それがめちゃくちゃ楽しい!!

ここに網戸を貼り付ける。1階は外から貼る人と内から貼る人で役割分担をして貼り付けられるが、2階の作業となると中々に苦労した。結果屋根に登った。

9月までこちらの民宿はオープン予定なので是非遊びに来て欲しい。世界中の旅人が集まる宿。


※利尻島でやれる事の多さやちょっくら礼文島にも行っていて自分の文章力と気力ではnoteを書くことの同時並行が難しいのでのんびりやっていきますね...!
毎日充実してて幸せ🤭
この幸せをそのまま読者に伝えられるようにがんばりますね😙


最近感じたこと
・無我夢中になると自分らしくなれる
・利尻島来て新しい目標が見つかった。また道筋が見えてきた。
・海を見ているとアイデアが湧いてくる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?