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妊娠中の腹帯と骨盤ベルトどうする?

先日、妊娠5ヶ月目でやってくる初イベント戌の日のお参りについて記載しましたが、戌の日のお参りで持参する腹帯ってなんや?と思った方いると思います。
また、なんか、骨盤ベルトとか腹帯とか聞いたことあるけど、結局何が違って、何買えばいいのさ…と困っている人もいると思います。

わかります!!私も完全に迷子になっていた一人です。
調べても面倒だし、ネットにも情報多すぎて、試着もできないし。。。

そこで、私の調査と体験から勝手な腹帯・骨盤ベルトのまとめを発表します!

そもそもなんで、腹帯と骨盤ベルトが妊娠中いるのか
それは、妊娠中はホルモンの変化やおなかの成長によって骨盤が緩みやすくなったり、お腹の成長に伴う負担で腰痛が出現しやすい状態だからです。
「え?出産するんだから、骨盤は緩んだほうが安産できそうじゃない?」
と思うかもしれませんが、残念ながら、この緩み、安産に都合いいようなきれいな緩み方をしてくれないんです…
変に緩むと、腰痛につながったり、姿勢が悪化したりとこれは産後の体にも響いてきます。
なので、昔から、お腹が大きくなってくる妊娠5ヶ月の戌の日に腹帯を巻くというのが風習となって伝わっています。


では早速、骨盤ベルトと腹帯の違いです。
簡単にまとめると、

腹帯:おなかに適切な圧力をかけることで負担を軽減。腰痛やおなかの痛みを緩和し、姿勢をサポートする。
骨盤ベルト:骨盤の緩みを補正、サポートと姿勢の改善。骨盤が緩むことで引き起こされる腰痛や坐骨神経痛の緩和。姿勢をサポートすることで妊娠中の快適さを向上させる。

です。

じゃあ腹帯と骨盤ベルトどっちをつけたらいいの?
腹帯はお腹を支えてくれ、骨盤ベルトは骨盤を支えることで結果としてお腹を支えるので、個人的には根本を解決してくれる骨盤ベルトがおすすめです。
ただ、2重使いもできるので、両方つけても大丈夫です。

では、骨盤ベルトは何を買えばよいか…、おすすめは「トコちゃんベルト」です。
トコちゃんベルトの回し者ではないので、もちろん他の骨盤ベルトでも良いのですが、おすすめする理由は2点です。

  1. 骨盤ベルトは、装着方法が重要で、使用方法を間違えると逆効果になります。その点トコちゃんベルトは使用方法が明らかで、使用方法の動画や購入後のサポートが充実していて正しく使用できる環境が整っているからです。

  2. トコちゃんベルトは普及率も高く、多くの産院で助産師が対応に慣れているので出産前・直後から、装着対応してくれるところがほとんどだからです。

使用している人が多いのは、トコちゃんベルトⅡと、トコちゃんアンダーベルト(就寝時に使える優しい布タイプ)ですが、自分にあった具体的な製品や使用方法は公式HPで確認しましょう。

では、腹帯は何を買えばよいか
マジックテープタイプのものであればどれでも大丈夫です。インターネット以外でも、西松屋やアカチャンホンポ等、妊産婦の品を扱うお店なら販売しています。
昔のさらしタイプ(ガーゼ)のものは、巻くのがかなり難しく、時間がかかるので避けましょう。戌の日のお参りの際にこちらが渡されることもありますが、儀式的に一瞬巻いてご利益をいただいて、ありがたく飾るだけにしましょう。

使用期間の違いですが、
骨盤ベルト:妊娠初期〜産後までずっと
腹帯:お腹が大きくなってきた妊娠中期(5ヶ月)〜出産まで
です。

えー!知らなかったー!骨盤ベルトは初期からなの!?もう妊娠5ヶ月だよ!という人も大丈夫。初期からでなくても効果があるのでこれから着用検討しましょう。

私も、ずぼらなので面倒なものはできるだけ避けたいところですが、こちらはつけた方が断然楽になって効果があったのでおすすめします。
ただし、立ったり座ったりを何度も繰り返すことが多い仕事の場合、骨盤ベルトはズレやすいので自身の仕事や生活スタイルにあっているか確認しましょう。

腹帯も骨盤ベルトも装着しないままで出産となっても問題ありませんが、妊娠に伴う腰痛や体型の歪みを予防し、少しでも快適な妊娠生活を過ごすためのサポートアイテムをぜひ検討してみてください。

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