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コンテンツビジネスって何?コンテンツビジネスで副業をするメリットとやり方

「何か副業で始めたい」「起業して新しい事業を行いたい」そう考えている方におすすめなのが、「コンテンツビジネス」です。一般的に会社を起こすには多額の資金や準備が必要となりますが、コンテンツビジネスは自分が今持っている経験やスキルを使ってより少ない資金でビジネスを作ることができるので、取り組みやすい副業としても人気です。今回はこの「コンテンツビジネス」について理解を深めていきましょう。

コンテンツビジネスって何?

コンテンツビジネスとは一言で言うと「コンテンツを販売するビジネス」のことです。

「コンテンツビジネス」における「コンテンツ」とは一般的に、販売者の知識や経験・スキルをもとにしたテキストや動画、コミュニティ等を指します。

近年、著名人によるオンラインサロンが増えてきました。最も知名度の高いオンラインサロンと言えば、ホリエモンの名で親しまれる堀江貴文氏のものでしょうか。メディアアーティストや情報学者として有名な落合陽一氏や、お笑いタレントであるキングコング西野亮廣氏もオンラインサロンを主宰しています。

オンラインサロンに登録するとメールマガジンが届くシステムのものもありますが、メールマガジンもコンテンツビジネスの一つです。

2004年に施行された「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(通称:コンテンツ促進法)」によると、「コンテンツ」は下記のように定義されています。

この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)であって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう。(コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(平成一六年法律第八一号))

動画配信や音声配信などさまざまなプラットフォームが存在する現代においては、「誰でも始めやすい」「収益を上げやすい」という点が注目されています。

コンテンツビジネスが副業に最適な理由

副業を始めるにあたって、さまざまな選択肢がある中でコンテンツビジネスを選んだ人たちがこのビジネスを選んだ理由はどのようなものなのでしょうか。

費用がかからず始めやすい

商品を販売するにあたっては製造や仕入れなど、一般的にさまざまな費用がかかりますが、今あるスキルや知識をコンテンツとして販売するコンテンツビジネスはコストを最小限にスタートできるビジネスと言えます。

よく「原価がかからない」という言い方をされますが、コンテンツビジネスを始めるまでにその人が得てきた知識やスキルは無料で得たものではありません。多くの経験や勉強の積み重ねによって生まれたものです。だからこそ、それを購入しようという顧客も現れるのです。

コンテンツビジネスを行うための無料のプラットフォームも多く存在するため、現在はコンテンツビジネスを行うハードルがどんどん低くなっており、とても始めやすくなっています。

在庫を抱える必要がなく利益率が高い

デジタルコンテンツには在庫切れの心配がありません。在庫を抱えておく倉庫なども不要です。

作成する際のコスト以外は維持費もかかりませんし、売上の大半が利益となります。

ビジネスとして利益率が高いというのはとても魅力的ですよね。

好きなことで収入を得ることができる

世の中にはさまざまなコンテンツが溢れています。例えばInstagramで人気のインスタグラマーたちを見ても、全員がファッションで人気なわけではありませんし、得意とするファッションのテイストもさまざまです。ファッション一つ取っても、古着に特化したインスタグラマーや、80年代ファッションに特化したインスタグラマー、コスプレに特化したインスタグラマーなど、本当にいろんな人がいますよね。漫画で人気を得る人もいれば、クスッと笑える家族写真で人気を得る人もいます。

インターネットで容易に多くの人とつながることが可能となった現代においては、ファンがついて顧客になってくれれば、ニッチなジャンルであっても収益を得ることができます。自分の得意なこと、好きなことを発信してみたら意外と受けた、というのはSNSではよくあることですよね。

好きなことや得意なことを仕事にするのはなかなか難しいものですが、自分の好きなことや得意なことをコンテンツにすることができて、それを収益にできれば「好きなことでお金を稼ぐこと」は実現できます。

最初は収益にならなくても、好きなことなら実際に収益を生み出すまでの期間も楽しみながら行うことができるでしょうし、売れた時の喜びもより一層大きいものとなります。

場所や時間を選ばない

近年、スマホの進化によってコンテンツ作りはいつでもどこでも行うことができるものになりました。スマホからコンテンツを作成できるプラットフォームもあるので、スマホだけでコンテンツを作るということも可能です。

本業が忙しくてもスマホが1台あれば、ちょっとした空き時間や通勤時間をアイディア出しや制作にあてることができるため、場所と時間を選ばずコンテンツを作成することができます。

安定した収入を生み出すことができる

コンテンツビジネスは在庫管理も維持費もいらないことは先述した通りですが、一度コンテンツを作って自動販売の仕組みを作れば、その商材がずっと売れ続けることで安定した収入を生み出すことも可能です。

また、オンラインサロンのように月額制のコンテンツであれば、会員に対して魅力的なコンテンツを発信し続けることによってこちらも収入が安定します。

顔を晒す必要がない

コンテンツビジネスを行っている方の中には、顔を出していないという方も多くいます。もちろん顔や名前がわかった方が信頼度は高くなりますが、顔や名前が明かされていなくても情報に価値があることを伝えることができれば、商品は売れます。

本業の会社や周りの人にバレずに副業をしたいという方には、そのような点がとても魅力的なのではないでしょうか。

コンテンツビジネスの始め方

では、実際にコンテンツビジネスを始めるには何をすればよいでしょうか。

自分が作成するジャンルや内容を決める

コンテンツビジネスを始めるためには、どのようなコンテンツを作成するかを決めなければなりません。まずはどういったジャンルで勝負をするか決めるとコンテンツも作りやすくなります。

ジャンルを決めるには、まずは自分が「得意なことやもの」「好きなことやもの」「これなら継続できると思えることやもの」をリストアップしてみましょう。その中から、もっとも社会的に需要があると感じるものを選択します。

あまりにも需要が高すぎるジャンルはレッドオーシャンとなっている可能性が高いので、ある程度ニッチでありながらも需要があるものを選ぶのが、より利益を出すコツです。

とは言え、需要の高いジャンルでも切り口や組み合わせによってじゅうぶん戦えることもあります。内容を作るにあたっては、さまざまな切り口や組み合わせを考えてみましょう。

コンテンツの形と販売方法を決める

コンテンツ販売に便利なプラットフォームにはさまざまなものがあります。何を利用して販売するのかを考えましょう。

テキスト・動画・音声など、どんな形でコンテンツを販売したいのかによって利用するプラットフォームが変わります。1つに絞らずに複数のコンテンツで販売するのも一つの戦略ですが、まずは基軸となる1つを決めましょう。

実際にコンテンツを作成する

実際にコンテンツの制作を始める時には、自分のやり方だけにこだわらず、他のやり方や経験も調べて取り入れると、より充実したコンテンツを作成することができます。人気コンテンツの人気の秘密を自分なりに分析してみるといいでしょう。

いざコンテンツを作ってみると、それなりに時間がかかるものですが、作らないと何の反応ももらえず改善することもできないので、まずは一度完成させてみることが重要です。

プラットフォームに登録する

完成したらいよいよ販売です。コンテンツをプラットフォームに登録します。最初はなかなか売れない、ということもあるでしょうから、キャンペーン料金などを設定して安価な金額を設定してみるのもいいでしょう。キャンペーン料金を設定しておけば、ファンが増えてきた段階で値上げもしやすくなります。

コンテンツビジネスを始めてみよう

自分のスキルや知識が直接収益に結びつくコンテンツビジネスは、プラットフォームなどの充実によって以前よりもずっと始めやすくなりました。

まずは副業として始めてみて、収益が安定してきたら独立することも可能です。ぜひこの機会にコンテンツビジネスを始めてみてはいかがでしょうか?

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