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原始の光

最近、僕のnoteをフォローしてくださった、ひよこのるるさんのnoteには、外国の素敵な詩が飾られている。

外国の詩となると、僕は、KALEVALAということになるが、ひよこのるるさんのドイツ語に触発されて、ドイツ語の詩を。

ということで、マーラーの交響曲第2番の第4楽章「原始の光」を。

昔、DTMで2度演奏したことのある、若い頃の僕にとっては、心に響く音楽だった。

内容は、キリスト教的なものだが、現代のスピリチュアルな理解で解けるものだ。

僕も帰りたい!。帰りたいが、そうさせてくれない。だから、帰ることが許されるまでのしばらくの間、僕にできることをしよう、と思う。

楽曲はこちら

https://youtu.be/aAQQSs4P2Rs

原文と訳は、wagnerianchanさんのブログから引用させていただく。

https://wagnerianchan.hatenadiary.org/entry/20110517/1305637122


O Röschen rot,
Der Mensch liegt in größter Not,
Der Mensch liegt in größter Pein,
Je lieber möcht' ich im Himmel sein.
Da kam ich auf einen breiten Weg,
Da kam ein Engelein und wollt' mich abweisen. Ach nein, ich ließ mich nicht abweisen!
Ich bin von Gott und will wieder zu Gott,
Der liebe Gott wird mir ein Lichtchen geben, Wird leuchten mir bis in das ewig selig' Leben!
(Des Knaben Wunderhorn)

ああ・・・小さな赤いバラよ!
人はこの上なく大きな苦難の中にいます!
人はこの上なく大きな痛みの中にいます!
だから私はむしろ天国にいたいのです。
私は広い道にたどりつきました・・・
ところが天使がやって来て、私を追い払おうとするのです。
やめてください!追い払われたりするものですか!
私は神のもとから来たのですから、神のみもとに帰りたいのです!
愛する神様は、きっと私に光を授け、
私を照らして永遠の幸せな生へと導いてくださるでしょう!
(詩:『子供の不思議な角笛』より)

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