09)「読みたい」人に向けて書く
私は知りたいことのためなら読む人間なので、人は知りたいことが書いてあれば読んでくれると思ってた。
でも、どうもそうでもなくて、知りたいときには人に聞く、とか、なんだろうと思っても放置する、とか、とにかく読むのは苦痛、とか、そういう人も少なくないのだとやっと分かってきた。
note を始めてみて、ここは文章を読みたい人が集まりやすい場だと感じている。
ツイッターは反射的な反応を求められている感じ。フェイスブックは内容より先に関係性が気になる。ブログは、本文の文字以外の要素に気が散る、広告があると特に。
noteは、読みたい人が立ち読みしにくる場所みたい。読みたい人は中身を読んでくれる。読みたい人は気持ちよく読むことそのものを楽しむ。読みたい人は自分で読むものを選ぶから、おもしろくなければ読まない、つまらないからと八つ当たりをしないだろう。
「読みたい」人しかこない場所で書く、安心感。これならいくらでも書けるんじゃない。これ、楽しいかも。
2019/07/12
「投げ銭」で応援いただけると励みになります。