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「お金の価値観」を考えていこう
休日にサウナにいくことがほぼ習慣になっている。心も身体もととのってゆっくり考えごとができる。パッとnoteのくだらないネタが思いつくから大切な時間だと思っている。なので今回もサウナにいくことにした。
サウナ施設には家から車で10分ほどでつく。市が運営している公共施設だ。その前にサウナ施設の横にあるマツキヨで、水を買いに立ちよるのがいつものパターンだ。
いつもどおり水を買おうと思ったそのとき、ふと、あることに気づく。
タオル、忘れた。
今からとりに行けば往復で20分はかかる。文字にすれば大した時間に感じないが20分あればそこそこの距離を走ることができる。体感でもかなり長く感じるはずだ。
じゃあ、マツキヨでタオルを買おうか。タオルをみてみる。
248円。た、たかい。肌さわりの良い上質なタオルだ。サウナの使用にそこまでのものを求めていない。一枚100円くらいでないものか。3枚セット520円。1枚当たり170円。ギリ買ってもいい値段だが3枚もいらない。
結局、買うことはあきらめて家までとりに行くことにした。
そして、本題はここから。
果たして、この選択は正解だったのか。
思い切って248円のタオルを買ってしまえば、貴重な20分を失うことはなかったのではないだろうか。
整理しよう。タオル248円。家までの時間10分。往復で20分。
つまり、20分を248円で買うかの選択に迫られている。
もっというなら20分の運転で248円得する。つまり、20分で248円儲けるという考えにもなるのでは。
そうすると、長野県の最低賃金が948円。20分で316円。
つまり、家までわざわざとりに行くという労働は最低賃金を下回っている。てことは買う選択のほうが正しかったのか。正直ここまでで自分の考え方が合っているのかよくわかっていない。
ただひとついえるのは、これは時間とお金の関係だけではないということだ。タオルという物の価値の問題ではないかとも思っている。
タオルをバカにするつもりはない。色んなことに使えるとても優れた代物だ。ただ、家にタオルはぎょうさんある。タオルだったから買わなかったという部分もあるだろう。
これが水ならどうだろうか。
もし、サウナ上がりに飲む水を持参していた場合、わざわざとりにいくのだろうか。マツキヨで水が248円で売られていたらどうする。間違いなく家にとりに戻る。んー、水では弱いか。
248円……。あっプロテインならどうだろうか。
今回は筋トレをするためにジムにきているとする。いつもは家からプロテインを持参しているが、今回はたまたま忘れてしまった。という設定。
うん、プロテインなら買っちゃうかもしれない。
つまり、なにが言いたいか。20分248円安い。タオル248円高い。水248円鬼高い。プロテイン248円安い。
当たり前だけど、時間とお金と物の価値は人それぞれってこと。自分の価値観を再確認できた。強引なまとめ。もういい。以上。終わり。
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