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世の中にはどうすることもできないタイミングがある

タイミング

リーマンショックにより頑張っていい大学を卒業できたにもかかわらず、就活が困難になってしまった若者。

甲子園目指して頑張ってきたのにコロナの出現により、夢を叶えることができなかった球児たち。

羽生結弦と同じ時代に生まれてしまったがために、圧倒的な実力を持っていながら注目が薄くなってしまった宇野昌磨。

兄より遅く産まれてしまったがために、服や靴はいつもお下がりだった弟。


タイミングというのは偶然なのか必然なのか、どっちにしたって、自分ではどうすることもできないことだと思っている。


僕にもどう頑張って足掻いても、変わることのないタイミングがある。

それは、毎朝おとずれる「排出」の時間だ。

排出とは、身体にある不要なものが茶色の固まりになって出てくるあれのことだ。

排出のタイミングがとにかく悪い。

理想は朝食を済ませたあと、出勤の準備をし、家を出る直前くらいにトイレに駆け込む。身も心もスッキリした状態で家を出るのが理想だ。

いつからだろう。現実が変わったのは。昔は理想の朝を過ごしていた。腹の調子がよくない限り、外で排出の時間をとることはなかった。

いつからか、排出のサイクルが変わり、会社について業務開始のタイミングで排出の時間が訪れる。

これから気持ちを入れて仕事を始めようというのに、一度作った気持ちが切れてしまう。業務妨害だ。

タイミングを変えたくて毎日家を出るまえにトイレにこもったことがある。効果はない。


どう足掻いても変わらないのなら諦めるしかない。

そう。諦めるしかないのだ。タイミングとはそういうものだ。


なにかいいたいことがあるわけではない。

ただ、世の中にはどうすることもできないことが山のようにある。山のように。以上。終わり。






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